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真冬のリザーバー”シャローのデカバス狙い&激渋時のディープの数釣り”パターン別に徹底解説

寄稿:谷口 真一
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冬のバス釣り特集2019

こんにちは、ガンクラフトフィールドスタッフの谷口 真一(たにぐち・しんいち)です。
木枯らしも吹いて、いよいよ冬が近づいてきたという感じ!

さて、秋が終わり徐々に水温が下がっていくと、シャローからディープへと落ちる魚が多いですよね。

私がホームとしている七川ダム【和歌山県・しちかわだむ】でも、ディープを意識した釣りがメインになってくる時期。

…なんですが、体力のあるデカバスは冬でもシャローでベイトを捕食しているんです。

そこで、冬の貴重なシャローのデカバスを狙うパターン2つと、どうしても魚を触りたい時のディープパターンを1つ紹介させていただきます。

冬のシーズナルパターンとして、シャローとディープが存在するほとんどのリザーバーで同じことが言えると思いますので、ぜひ参考にしていただけると幸いです!

谷口 真一(Shiniti Taniguchi) プロフィール

七川ダムをホームに七色ダム・池原ダム等南紀リザーバーをメインに活躍している凄腕アングラー。NBCチャプタートーナメント・ローカルトーナメント等を中心に活動している。過去にはNBCチャプター和歌山(2010年第3戦)で3尾の合計ウエイト「5910g」という成績を残し、現在も記録ホルダー。

 

ビッグスパイダーマイクロ【ガンクラフト】のシャロー誘い出しパターン

狙うべきシャローエリアとは

七川ダムの上流は全体に水深が浅く、冬になるとジンクリアーな水質になります。

そこで、冬の間は寒波などの急激な気候変化にもバスが対応できる(上下移動しやすい)、水深のある中・下流域のディープに隣接したシャローがメインエリアとなります。
(増水時や減水時、濁りが入ってる時には違うパターンもありますので、あくまで平水時での話しとします)

 

で、その水深のある中・下流域のエリアというのは、最大水深が約8m以上からの下流域、七川ダムで言うと、本流は生コン工事前から下流。黒谷は出入口付近、平井は湯の花橋から下流、添野筋は古座川荘レンタル桟橋から下流域となります。

で、私が狙うポイントは具体的にディープに隣接しているワンドや岩盤、その周辺の立木やスタンプ又はレイダウン等のあるシャローエリアです。

 

ビッグスパイダーマイクロ+ネイルシンカーの組み合わせが効果バツグン

それでは、さっそく1つ目をご紹介。

 

これは、私が「シャロー誘いだし」と呼んでいる、元祖沈み虫「ビックスパイダーマイクロ」+ネイルリグを使ったテクニックです。

ガンクラフトのビッグスパイダーシリーズには、オリジナルのビッグスパイダービッグスパイダーマイクロの2種類あるんですが、私が冬に多用するのは一口サイズのビッグスパイダーマイクロの方!


ガンクラフト公式「ビッグスパイダー」の詳細ページはこちら
ガンクラフト公式「ビッグスパイダーマイクロ」の詳細ページはこちら

 

 

冬なのでクモはいない…はずなのですが、この10本の足がわずかな水流を捉え、微波動アクションを演出し強烈にバスにアピール。

0.3gのネイルシンカーをお腹に差し込み、スローシンキングにしてバスを誘い出します!

 

この「シャロー誘いだし」のテクニック。 シャローには居るのにハードベイトや、ライトリグ等を入れてもなかなか口を使ってくれない魚に効果絶大なんです。

具体的には、ビックスパイダーマイクロ+ネイルリグを目視できる表層付近をシェイクしながら浮かず沈めずで一定層をスイミングすることで、カンタンに食えるエサを演出し口を使わせます。

ディープが隣接したシャローのワンド内にあるスタンプやレイダウン・立木等のストラクチャーに、できるだけタイトにトレース。
そして、できるだけ細かくアクションさせ、リグの移動距離を少なくします。

この「移動距離を少なくアクションさせる」というのが、結構ミソなんですよね!

 

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