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【通う理由はロマンがあるから】北海道・支笏湖ビッグトラウトゲームを紹介

寄稿:永嶋 佑基
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はじめまして! MegabassGreathuntingProstaffの永嶋佑基です。

新型コロナウィルスの影響により、緊急事態宣言が発令される等、全国的に釣りも自粛ムードになっていますので、イメージだけでも膨らませていきましょう!

私は北海道にて小規模河川から海まで、1年を通してトラウトゲームを楽しんでいますが、なかでも、近年ハマっている、湖(止水域)に挑むメソッドについて紹介致します。

永嶋 佑基(Nagashima Yuki) プロフィール

北海道在住、30代前半、北の大地の鱒追人。 道央圏をメインフィールドとしており、季節や狙うターゲットによっては道内各地に足を延ばして釣りを楽しむ。釣り以外には、スノーボードのライダーとして活動、サーフィンやゴルフなど四季を通して北の大地で趣味を満喫しているアウトドア派なサラリーマン。Megabass Great Hunting Pro staff。

 

道央圏に位置する不凍湖

北海道の道央圏に位置する「支笏湖」。大型のブラウンやレインボーが釣れることで有名ですが、難攻不落の湖としても悪名高き湖…。

足繁く通う「支笏湖アングラー」は一定の釣果を残していますが、私を含め大半の人は返り討ちにあい、足が遠のくことが殆ど。 でも一発大逆転のロマンを求めて通ってしまう…そんな魅力あるフィールドです。

 

不凍湖の支笏湖では、年中釣りを楽しむことが出来ますが厳寒期においては、寒さと雪との闘いになりますので、春が近づく3月頃から開幕する方が多いです。

 

使用タックル

・ロッド:7~9f程度
バックの枝が気になるため、ランガン時は取り回しの良いGH77-2MLSを使用。

開けたポイントでは飛距離を稼げるGH84-2MLSGH93-2MSを使用。

・リール:2500~3000番

・ライン:春~秋は、PE0.8~1号(リーダー10~12ポンド)、冬季は、ナイロン10~12ポンド

ルアーはリップレスシンキングミノー、ジグミノー、スプーン、ミノー、シケーダ(セミルアー)といったタイプのルアーを使用。 メガバスルアーなら、X120GENMA110SMARINEGANG90120X80JrSIGLETTになります。

カラーは、基本的に赤金。日が高くなった時など、状況に応じてナチュラルカラーを選択しています。

 

ポイント

基本的には、どこにでも魚はいると考えて良いです。

支笏湖には、テトラからサーフまで海と同じく様々なポイントがありますが、ポイント選びの基準となるのが「風と波」です。経験上、無風・波無しの場合は、魚の警戒心が強いのか釣果が得にくくなり、波がザバザバの状態で良い思いをした機会が多いです。

湖畔のどこかに風が当たっているので、天気予報と現場の状況でポイントを選択。あとは、湖流や濁り等の条件もポイント選びの要素となります。

 

基本的な攻め方

むやみに立ち込まずにシャローエリアから探っていくことをお勧めします。

足元に思わぬ大物がいてガッカリなんてこともしばしばですからね。そのため、手前から始め、徐々に沖へ意識を向けるということを心掛けています。

また、湖底には岩や倒木などストラクチャーがたくさんありますから、私は沈めずに表層~中層までの釣りしかしません。

先行者がいたとしても、後追いで釣れることも多いので諦めずに投げ続けましょう!

 

~秋から春~

リップレスシンキングミノーやフローティングミノーで手前を探り、ジグミノーやスプーンで沖から手前まで探るといった流れです。

基本的にはタダ巻き、ミノーはアクションを加えたりします。 ポイントは足元までチェイスしてくることもあるので、最後まで気を抜かないこと!

 

~春から秋~

春ゼミが出始める頃から、水面を意識する魚が多くなりますのでセミルアーを使用します。

私は、飽きっぽいので着水後数秒放置で回収を繰り返しランガンしますが、忍耐力のある方は、投げて置いておくだけのほっとけメソッドでOK! これは、女性にもお勧めの釣り方ですね。

水面を割ってアタックしてくるので興奮度は高いです!

 

最後に…

支笏湖に限らずですが、挨拶やゴミの持ち帰り、最低限のマナーは守りましょう。
釣り場を綺麗に保ち、気持ちよく過ごしましょう!

なかなか釣果に恵まれないフィールドですが、一回の生命反応があれば何か見えてくるかもしれません。是非、難攻不落の支笏湖に挑戦してみてください!

 

メガバス(Megabass)

1986年8月15日設立、静岡県浜松市を拠点とするルアーメーカー。デストロイヤーをはじめとする各ロッドシリーズ、各種バス、ソルトルアー、リールなど、あらゆるフィッシングタックルを輩出。 同社のCEO伊東由樹氏はアングラー、そしてルアー、ロッドデザイナーとしても有名で、同氏の手掛けるタックル&ルアーは実釣力の高さに加え、優れた機能美、造形美を放ち、国内外で高い評価を受けている。