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【キモは水位と濁り】レイドジャパン「G.I」琵琶湖で絶好釣!プロガイド近松卓二の使い方とは

寄稿:近松 卓二
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夏の暑さがようやく落ち着きだしたここ最近。

今年はお盆に台風がきて水位が一気に60センチ上昇。それまで30度あった表水温が25度に下がり、旧に秋が訪れたような雰囲気に。一時的に秋の台風後のような状況になり、シャローに魚が一気に入ってきて非常によく釣れたという、ここ数年では珍しいお盆となりました。

8月の終わり頃になると水位と水温が戻ってきましたが、早くも今年の夏が終わったような…秋が早くきたように感じています。

近松 卓二 (Takuji Chikamatsu) プロフィール

レイドジャパンプロスタッフ。琵琶湖の人気プロガイドとして活動しながら、多くのトーナメントにも参戦。TBC(利根川)や琵琶湖のBATNET(バスアングラーズトーナメントネットワーク)のトーナメントで入賞多数。

 

水の中は秋?!秋を意識したパターンが◎

トップでクランクで…「G.I」

台風が多く発生する9月からは、水位が上がり水温が下がることでシャローにベイトが押し寄せ、そのベイトを追ってバスも水深1m未満のシャローのカバー側に入り込むことがあります。

そんなバスの攻略に使用するルアーは…この8月に発売となりましたG.I

 

使い方はシンプルで、水位が上がったタイミングで魚が入るシャローのブッシュやアシ、岩などのストラクチャー周りに落とし、ジャークで潜らせて浮かび上がらせるリアクションで魚を引っ張って食わせるみたいなイメージで使用。

「G.I」は金属リップを搭載しているので、リップの重さで頭が下がり急角度でズボッと深くダイブし、高浮力のずんぐりとしたボディによってしっかり浮いてくるという、緩急のあるアクションを演出できるのがポイント。

また、ジョイントボディとエラストマーテールによって、レスポンスよく体をクネらせる動きが出せるので、軽くトウィッチさせてその場でネチネチ首振りさせてあげてもいいですね!

 

沈ませるのもアリ

もう1つ、リップラップや背の低いウィードがある場所などは、クランキングで上を通してあげるのが良いです!

琵琶湖のバスは、通常のフィールドのように増水してもカバーに入らず周りを回遊するだけのことが多いので、先行者がいても釣りこぼしが多いんです。そこで、特に動きが複雑でパワーのある動きをする「G.I」を入れると、魚を遠くから引っ張れるので非常に有効かと思います!

 

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実釣シーンはこちらでチェックできます

出典:YouTube「チカマッチャンネル」

 

食い渋る日中は”フィネス”な展開へ

どうしても食いの渋る日中の抑えの釣り方は、フィネスティックのダウンショットがオススメです!

 

シェイクしながらスイミングするだけ!

使い方はカンタン!

モロコや小さなハゼが帯状に魚探に移る3〜8mのハードボトムエリアで、シンカーをボトムにコンタクトさせ、シェイクしながらスイミングさせるだけ。

フィネスティックはノンソルトでマテリアルが柔らかく、シェイクするとロールしながらテールがピリピリと動き、頭の良い魚に口を使わせられる複雑な動きを演出することができます。

 

キモはマスバリのダウンショットにして、リーダーを少し長めに取ること。

マスバリをチョン掛けすることで、動きの支点が頭になるのでボディ全体がブルブルとバイブレーションします。強すぎず、弱すぎないアクションですね。そして、リーダーを40㎝ほど取れば、ボトムからやや浮いてる魚にもアピールできるのでオススメです!

 

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是非水位が上がったタイミングにシャローでは「G.I」、日中の渋い状況で深めのエリアにベイトがいる場合は「フィネスティック」を使い分けて貰えれば、これからの秋本番に掛けて良い釣りができると思います!

 

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レイドジャパン(RAID JAPAN)

2011年設立、岡山県を拠点とするタックルメーカー。 ロッド「グラディエーター」シリーズをはじめ、各種バスルアーを輩出。 代表はカリスマアングラーとして知られる金森隆志氏。 「常に釣り人であれ。」という観念のもと、岸釣りのレベルとステイタスを押し上げるべく、現場主体で日々開発・研究を重ねている。