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デプス安江勇斗的、メジャーレイクをビッグベイトで攻略する「秋のストロングパターン」のキモ

寄稿:安江 勇斗
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秋のバス釣り特集2020

ストロングパターンを成立させるための“キモ”

釣れるタイミング

ビッグベイトで釣果を伸ばす一番重要なポイントは“釣れるタイミングにしっかりと釣りをしている”ということです。

 

霞水系は元々魚影が濃くないこと。そしてビッグベイトを使用する場合、バスのアベレージが上がるためにビッグベイトに反応するバスの個体数が少ないことをある程度頭に入れておくことが大事だと思います。

個体数が少ないため反応が得られたら、まぐれで反応が得られる可能性は少ないので「何か反応させる要素があった」と考えられます。

1日中ビッグベイトを投げ倒し経験値を積むことも大事ですが、バスのスイッチが入り易いタイミングでビッグベイトで釣りをすることが、何より大事。

そのタイミングで意識すべきは「朝まずめ」「夕まずめ」「雨の降り始め」「風の吹き始め」「水門解放による流れ」です。特に「水門の開閉」は、霞水系で釣りをする上で一番意識するべき重要要素だと思います。

これらの要素が複合するほど好条件になることが多いので、意識してみてください。

 

見切るタイミング

良い方向に作用しやすいタイミングを挙げましたが、逆にエリアを見切ったり避けるべきタイミングもあります。

まずは、秋からの激しい気温の変動に伴う「ターンオーバー」は避けたい要素。

また、雨量が増えて水門解放をするようになると、水門解放による流れの発生は水の中の上層と下層をグシャグシャにするターンオーバーのような現象になるので、水質は常に観察を。

特に水門を閉鎖し流れが止まった後に起こりやすいので、ここは避けるべきタイミングと考えます。

 

水質のチェックは、水面をジャバジャバと掻いて出る泡の立ち具合がひどいエリアは見切るべきだと思います。

浅いレンジを攻めるこの釣りは特に“少し泡立つ”だけでも、これまでの経験上あまり良い釣果には結びついていません。エリアを見切り、より良い条件下で長く釣りをするのも釣果を伸ばすために重要だと思います。

ちなみに、水門解放のタイミングは霞ヶ浦水門操作スケジュールで検索すると確認することができます。

 

タックルセッティング

僕が、ビッグベイトゲームで使用しているタックルはこちら。

GE-68MHRカバーゲームエレメント COVERGAME ELEMENT

Length:6’8” 1piece|Lure Weight:3/16~1oz|Line:8~20lb|Action:Medium Heavy Regular Taper|Grip Length:436mm|Grip脱着可|Price:¥42,000(税抜)

ラインはPEラインの40〜50ポンド、またはフロロカーボン20〜25ポンドを使用しています。

 

冒頭のお話と重複しますが、秋以降の低水温期にかけて強くなるビッグベイトの釣り。しっかりと秋から投げ出して冬、そして春に繋げていってくださいね。

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