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市村直之直伝!ゲーリーインターナショナル「ハートテール」シーズンごとの使いドコロ。

寄稿:市村 直之
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琵琶湖のバス釣り完全ガイド2020

秋は春と夏の応用で対応

さて、暑い夏も10月に入ると上着を羽織ろうか、という秋のシーズンに変わってきます。秋と言えば、バスが最も広範囲に散りベイトを追っかけ回すシーズンですね。

この広範囲に散る事が、秋の釣りを難しいと言わせる原因とも言えるのですが…広範囲に散っているからこそ、広くナチュラルに狙っていけるハートテールにはベストなシーズンと言えるのです!

狙い方は簡単!春と夏の応用編と思ってくれればOK!!

 

具体的には、バスがベイトを追っかけてシャローに入っているなら、ノーシンカー!ターンオーバーで水が悪いのであれば、インレットをこれまたノーシンカーで!

一方、放射冷却などで朝夕が寒く感じるような日は、ミドル〜ディープレンジをハートテールをセットしたスイムジグで!

といった風に、春と夏の合わせ技が秋のハートテールテクニックと言えます。

 

カラーセレクトがキモ

この時、大事になってくるのはベイトを強く意識した荒食いシーズンだからこそ、ベイトライクなカラーを選択する事。

左:306N/000 ナチュラルシャッド/レインボー&ゴールド&ブラックフレーク/クリアー 中: 343N/000 ウォーターメロンブルーギル(ノンソルティ)/クリアーラミネート 右:344N/000 シナモンブルーシャッド(ノンソルティ)/クリアーラミネート

 

306N/000・343N/000・344N/000など、ツートン系のベイトカラーをチョイスしてみて下さい。

 

冬はハートテールでリアクション

さて…最後に冬。

冬はバスの活性が低く、どちらかと言うと無理矢理口を使わすようなリアクションの釣りがメインとなります。

ハートテールでリアクション?なかなか想像できないですよね。基本的にはストレートリトリーブを主体としたナチュラルなアクションがハートテールの売りですから…。

そんな時に登場するのが、ハートテールのNEWサイズであるハートテール3.5インチ!

 

ハートテール5インチの弟分としてデビューしたハートテール3.5インチですが、ボディシェイプやアクションはまったくの別物です。

5インチよりも偏平にしたボディシェイプに対して、小さめなテールが安定したスイミング姿勢と超ハイピッチなアクションを起こしてくれます。

で、このハートテール3.5インチをそのまま使うのではなく、ヤバイブランドのチキチキシンカーと合わせて使うのが冬のハートテールメソッド!

チキチキシンカーはアクションレスポンスの高いブレードシンカーで、様々なワームをセットし、ノーマルリトリーブからボトムバンプまで多彩な狙い方ができます。

リトリーブ中のブレード位置

フォール中のブレード位置

それに、4/0のRYUGIスタンダードとハートテール3.5インチをセットして、メタルバイブを使うかの如くに鋭く細かなアクションでボトムバンプさせて狙います!

すると、チキチキシンカーのブレードアクションとハートテール3.5インチのハイピッチなテールアクションが複雑な水流を生み、冬のバスに猛烈アピールしてスイッチをいれてくれるのです!!

 

カラーセレクト

ボートからでもオカッパリからでも狙うのがボトム&ディープレンジとなるので、カラーはナチュラルなものよりかはシルエットがハッキリする
215N/322や986N/986などがオススメ。

左:215N/322 ニューシナモン/スモールブルーフレーク/パールブルー 右:986N/986 ワカサギ

タックルは細くシャクっていくので、7フィートより短いレングスのミディアムヘビークラスのロッドに、SHIMANOのバンタムMGL HGやXGのハイギアリール+エクスレッド14lbというセッティングがベスト。

広範囲に細く狙っていける最近お気に入りの冬のメソッドです。

まぁ冬は信じる事が1番大事って説もありますが…笑

信じて投げ続けてみてくださいね!!

 

春夏秋冬を通して狙っていくハートテールパターン皆さまいかがでしたが?

今回はオールシーズンを通したハートテールパターンを紹介させていただきましたが、ハートテールにはまだまだたくさんの使い方があります!

シーズンに合わせた自分流の使い方を見つけていくのも楽しみの1つですので、型にハマらず楽しいハートテールフィッシングをお楽しみくださいね!!

ゲーリーインターナショナル (Gary International)

トップアングラーとして知られる河辺裕和が代表をつとめる米国・アリゾナ州に本社を置くゲーリーヤマモトカスタムベイツの日本支社。ゲーリーグラブやカットテールワーム、ヤマセンコーなど超ロングラン人気を誇るGaryYAMAMOTOワームなどを中心に扱っているほか、YABIA BRANDなどで独自のアイテムも人気を集めている。
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