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市村直之直伝!ゲーリーインターナショナル「ハートテール」シーズンごとの使いドコロ。

寄稿:市村 直之
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琵琶湖のバス釣り完全ガイド2020

夏はハートテールのノーシンカー

さて、続いては春のスイムジグシーズンから季節が進み、梅雨も明けて夏本番のサマーパターン。

夏のハートテールパターンで多様するのが、最も基本でハートテールのアクションが100%発揮されるノーシンカーリグ!

 

気温が上がる前や後の朝夕のフィーディングタイムに水面直下を広く探ったり、冷たい水が入るインレットやオーバーハングのシェードを狙ったりと、夏のバスだからこそ一日中投げていけるのが、ハートテールノーシンカーなんです。

なので!夏のハートテールパターンは暑さに負けず投げ続ける事が大前提(笑)夏時期のバスは隙あらばボイルしますからね!

そのボイルを誘発する為のハートテールパターンなので、いかにも!って感じのスポットには何度もキャストしていきます!!

エビモパッチや水面まで伸びたウィード群、先程例にあげたようなスポットなどバスがいそう!と思われるスポットに、どんどんキャストしていきましょう。

 

レンジコントロールが重要

ノーシンカーでのコツは“水面直下の波紋が出るか出ないかギリギリのレンジをトレースする事”です。

これは、使用するリールによっても変わってくるので、一概にこのスピードってのがないのですが、一定のスピードで引くコツは、まず目で見えるカラーを使う事をオススメします!

 

レンジコントロールにはカラーセレクトも重要

ここで使用するカラーは、364N/364や000N/169。

左:364N/364 パールホワイト(ソリッド) 右:000N/169 クリスタルクリアー/チャート/チャート&ライムフレーク

こういった視認性が高いカラーを使えば、自分が今どれぐらいのスピードでどれくらいのレンジを引けているかが一目瞭然で、なおかつバスにアピールする力も強いカラーなので、朝夕のローライトやシェードなどでは外せないカラーとなります。

 

一番のキモはフックセッティング

ハートテールノーシンカーで、1番キモになってくるのがフックのセッティング!

 

僕の場合、ハートテール5インチには5/0サイズのフックを、狙うスポットによって2種類使い分けています。

まず、カバーやウィードなどの障害物が多くてハードなキャストや使い方をしなくてはいけない時には、ホールド力の高いねじ込み式のフック、RYUGIのピアスフック5/0プラスを使用。

一方、オープンなエリアではフッキング率を上げる為にRYUGI スタンダード5/0、がまかつ 316 5/0などを使っています。

また、タックルはスイムジグと同じでも構いませんが、オカッパリなどテクニカルなキャストを要する時にも使い勝手が良いように、7フィート前後のミディアムヘビークラスのロッドにノーマルギアのバンタムをセットしてます。

ラインはノーシンカーでも基本的には16lb。

なぜ16lbなのかというと、5/0サイズのフックをロングディスタンスでもしっかりとフックアップさせるには、伸びの少ない東レエクスレッド16lbという太さがベストというわけ。

 

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