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“ルドラで日本一釣る男”人気ガイド「森田 哲広」の琵琶湖アフターデカバス捕獲法

寄稿:森田 哲広
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琵琶湖のバス釣り完全ガイド2020

 

5月から6月にかけてはフローティングミノーがアツイ

ここからは、5月から6月にかけて有効なルアーをご紹介していきます。

5月、6月にかけて、水温が上がってくると1.5~3mのシャロー~ミドルレンジ、浚渫エリアの台地、浚渫ブレイクやエビモなどといったエリアにアフターのバスが多くなります。

そのようなエリアでは、フローティングミノーの「ルドラ130F」や「ヴァルナ110F」が効果的。

サイズ ウエイト タイプ フックサイズ カラー 本体価格
130.0mm 17.0g フローティング #4 28 1,900円(税抜)

O.S.P公式「ルドラ130F」詳細ページはこちら

 

サイズ ウエイト タイプ フックサイズ カラー 本体価格
113mm 14.2g フローティング #6 26 1,800円(税抜)

O.S.P公式「ヴァルナ110F」詳細ページはこちら

 

特に、カナダモの新芽やエビモ・フサモが他のエリアより高く伸びたスポットで使用すると効果的で、メスバス・オスバス問わず狙うことができます。

 

アクション方法

ウィードトップが水面まで1~2mの場合、「ルドラ130F」をロングキャストしリーリングで5、6回巻いてストップ。

この時フローティングミノーなのでユラユラと揺れながら浮上、これが誘いになります。

基本的には、水面近くまで浮上させて、再びリトリーブして浮上させるの繰り返し。この時、バスのコンディションにもよりますが、浮上途中にバイトする時もありますし、水面まで完全に浮上させてポーズを入れた方が有効な時もあります。

基本的にクリアウォーターで行うのでバスのチェイスやバイトシーンが見る事ができ、とても迫力のある釣り方。 その時のバスが好反応を示すアクションをローテーションさせていきます。

 

モチロン、バスの様子を観察するには偏光サングラスが必須。浚渫のブレイクや少し離れた位置にあるエビモの塊を水色の変化で目視する時にも、偏光サングラスは必須アイテムですよ!

 

オススメカラーをご紹介

ルドラ130F」のオススメカラーはルアーを目視しやすい背中に蛍光カラーの入った「TNサイトスペシャル」、「GFビワコシャッドサイトSP」がオススメ。

写真はルドラ130Fです

写真はルドラ130Fです

 

また、「ルドラ130F」、「ヴァルナ110F」共に蛍光カラーが入っていないモノに関しては「インパクト公魚」、「稚ギル」、「テイスティシャッド」、「ゴーストアユ」などに蛍光シールを貼って使用します。

写真はヴァルナ110Fです

ヴァルナ110F

写真はルドラ130Fです

写真はルドラ130Fです

出典:O.S.P公式「ルドラ130F」詳細ページ

 

ルドラ130F」はハイフロート寄り、「ヴァルナ110F」はスローフローティング寄りなのでスローな浮上アクションを好む時は「ヴァルナ110F」をセレクト。

どちらのルアーでも反応がある時は、必ず「ルドラ130F」を使用します。

その理由は「ルドラ130F」には大きめの4番フックが装着されているから。

ウィードエリアに居るバスはバイトした後、ウィード内に潜ろうとするので、多少強引なファイトが必要。なので、同様に反応があるときは大きくて丈夫なフックが装着された「ルドラ130F」にアドバンテージがあります。

 

季節が進むごとにバスは水面付近を意識し始める

また、季節が進むと「ルドラ130F」を、ダイビングペンシル的に使用する時もあります。

ダイビングペンシル的に使用するのは、ウィードがさらに成長し、バスが回復して水面直下のルアーに意識し始める時。

そんな時は、潜らせず水面に浮いた状態から2、3トゥイッチして潜らせます。そして水面まで浮上させてポーズ、再びトゥイッチの繰り返しです。

さらに季節が進んで水面のルアーに反応し始めるとポッパーの「ラウダー60」や「ラウダー70」。またはペンシルポッパーの「YAMATO」が有効になります。

品名 サイズ ウエイト タイプ カラー 本体価格
ラウダー60 60.0mm 8.4g フローティング 22 1,500円(税抜)
ラウダー70 70.0mm 12g フローティング 21 1,600円(税抜)

O.S.P公式「ラウダー60/ラウダー70」詳細ページ

 

品名 サイズ ウエイト フックサイズ カラー 本体価格
YAMATO 118.0mm 28.0g #4 19 1,900円(税抜)※アバロン使用カラーのみ 2,200円(税抜)

O.S.P公式「YAMATO」詳細ページはこちら

 

 

このようにシャロー~ミドルレンジにおいてのアフターバスを攻略するにも季節は進んでいきます。

例年なら7月20日頃の梅雨明け時には、真夏の日差しが注ぐようになり、表水温が上昇。

ローライトコンディション下や、朝夕は「ルドラ130F」や「ラウダー70」といったサーフェイスの釣りが引き続き効果的になります。

一方、日中となるとバスはカナダモ内に入る事があり、ドライブクローラーのパンチショットリグなどの釣りが徐々に始まっていきます。

 

タックルデータ

 

スイムジグ/ウィードライダー5/8、3/4oz

ロッド:7ftクラスMHクラス

リール:ローギアリール

ライン:フロロカーボン16Lb

 

ルドラ130F、ヴァルナ110F

ロッド:6.3ftMHクラス

リール:レギュラースピード6.3など

ライン:フロロカーボン14Lb、ダイビングトゥイッチアクションが本格化している時はナイロン20Lb

 

今は外出しづらい時期ではありますが、琵琶湖に訪れる機会がありましたら、紹介した釣り方を参考にしていただけますと幸いです。

O.S.P(オー・エス・ピー)

2000年6月設立。日本のみならず世界で活躍した並木敏成が代表として自身の経験を活かし、「10 Years Standard(10年基準)」をコンセプトにモノ作りを行う。日々生み出されるルアーは定番となり、多くのバスアングラーから熱く支持されている。
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