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“とにかく1本釣りたい時”に試すべき“デコ回避術”

寄稿:岡田 翔生
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岡田翔生の「オカショー的考」

どうも皆さんこんにちは!“岡田 翔生”です。

「オカショー的考」第3回目ということで、今回はSNSにてアンケートを取ってみました。「ものは試しに…」と、思いついたテーマをいくつか挙げ、その中で何のお題に一番票が多く集まるのか? と実施させていただきました。結果的に、私個人的に「面白い!書きたい」と思っていたネタに思いのほか票が集まらず…(笑)。自分本位な面白さの感覚って、案外偏っているものなんだなと感じた次第です。

ただ、僕の連載なので、多少不評でも伝えたいことは書きますし、読んでいただいて「なるほど!」と唸らせられたらな…なんて野望も(笑)。今回の結果は、今後の参考にもさせていただきます! ご協力いただいた方、ありがとうございました!

岡田 翔生(SHOKI OKADA) プロフィール

O.S.P勤務の若手オカッパリアングラー。オカショーという愛称で親しまれ、並木敏成のアシスタントを日々務めながら、毎週末フィールドに出てバスフィッシングを楽しんでいる。地元である千葉県の印旛新川、高滝湖のようなマッディシャローでのオカッパリスタイルを得意とする。

岡田的デコ回避術

さて! 今回のお題は“岡田的デコ回避術”!

アンケートでも1番多くの関心が寄せられたので、今回はこちらとさせていただきます。現状、今からご紹介する考え方は、ボート・陸っぱり問わず極めて有効で、季節も問わない。1年中使えて、極限の対決企画からプライベートの短時間釣行でも「とにかく1本ほしい!」という時に助けられる思考法です。

その思考法とは?

では、その思考法とは? それはズバリ…

ダメなエリアをあえて選び、その中の良いピンスポットだけを狙う”。

です。 抽象的で少々伝わりにくいかもしれませんが、実際の釣り場に落とし込むと、あらゆる状況に通ずるものであり、カナリ汎用性の高い思考であることが分かります。

実際に想定されるシチュエーション

では、具体例を出していきます。

【真冬】遠浅の皿池

岸際がどこも浅い→真冬だとNG

真ん中の最深部→ここだけイイ

コレが一番分かりやすいかなと。

つまり、1番深い所だけを狙うという訳です。

【真夏】リザーバーのワンド

ワンド全体が茹だる→真夏はNG

最奥のインレット→ここだけイイ

インレットの流れが及ぶわずかな範囲だけ撃つ。

濁流の川

濁流→程度によりますが、バスが嫌うほどの濁りはNG

流れを避ける凹み、橋脚の反転流、岩の裏など→必ずここに寄り添うしかなくなる

つまり、目に見えて流れを避けるところを狙い撃つ。

詳しく考えていきます

では、“ダメと良い”の基準は?

となりますが、この考え方にとっては、良いと悪いのギャップがあればあるほど好条件。バスが生きていけないくらいの過酷な“ダメ”の方が、1箇所の良い所が光る。 ここのギャップが少ないと、結局どこでも可能性が出てきてしまうのです。

メリット&デメリット

では、この考え方のメリットとデメリットを解説。

メリット

まずメリットから。

良いエリアというのは、一般的に“メジャー場”と言われ、多くの釣り人が並び、ハイプレッシャーになりガチ。しかし、多くの釣り人が敬遠するくらいのダメなエリアが広がる中のピンであれば、かかるプレッシャーはカナリ低い。 また、例えば一時的な爆風を避ける僅かなピンであれば、バスも刹那的に差す場所であり、これまたプレッシャーは考えなくても良い場合が多いので、居れば落ちパクでくることも多い!

デメリット

そしてデメリット。

それは、相手にするバスが少ないこと。ただでさえ、ダメなエリアに突き進む捨て身的メソッドなので、相手にするバスは極僅か。“ちょっとダメそう”ではなく“極めてダメ!”なエリアに躊躇なく行けるかが鍵です。手堅さがデメリットになります。

また、相手にするバスが少ないということは、湖全体の動きとは全く関係のない釣り方/考えになりガチ。これは5本釣って揃える、という考え方において致命的であり、連発はまずないと考えたほうが良いでしょう。

私は某先輩プロアングラーに、「頭打ちの釣りだ、スグにやめたほうがいい」と言われてしまい…確かにその通りであり、コレを頼りにしすぎると、湖全域が良い状況の時にMAXポテンシャルを知ることなく終わるという最悪な状態にもなりかねません。

あくまで「とりあえずバスを釣りたい」時だけにしています。

ルアーは?

ルアーは迷うことなく、手返し重視のテキサスリグ。

バスが掛かれば、バレることも根掛かりも少ないので、ピンスポットを荒らすことなく釣りができます。 モチロン状況にもよりますが、ピンのピンを釣るゆえ、スナッグレス性能最重視! という考え方が良いかと思います。

根掛かりで場を荒らして食わなくなるバス、想像以上に多いですよ。

タックルはヘビーロッド+フロロカーボンライン(18lb)、何でもタックルでやる場合はミディアムロッドにフロロカーボンライン(14lb)に落としルアーもホッグ系などのテキサスリグや、リーダーレスダウンショットあたりにボリュームダウンして調整。

ここまで紹介してきたのが、私が陸っぱりをしてきた中で、デコを回避する為に、実戦の中で身につけたテクニックです。

カナリの確率で1尾取れる考え方である一方、中々人より沢山釣ることにおいては、劣る諸刃的なところもあり、 あくまでデコ回避! のためだけと念頭におき、ほどほどに実践いただければと思います(笑)。 あまりハマりすぎると釣りがワンパターン化して視野が狭くなってしまうのでご注意をm(_ _)m

O.S.P(オー・エス・ピー)

2000年6月設立。日本のみならず世界で活躍した並木敏成が代表として自身の経験を活かし、「10 Years Standard(10年基準)」をコンセプトにモノ作りを行う。日々生み出されるルアーは定番となり、多くのバスアングラーから熱く支持されている。
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