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【保存版】GH BAT A FRY(GHバタフライ)完全解説

寄稿:福山 正和
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福山 正和(Fukuyama Masakazu) プロフィール

元プロスノーボーダーで、ファッションモデルとしても活躍していたという異色の経歴の持ち主。 山歩きの経験を活かし10代から渓流釣りに傾倒、現在にいたる。 ファッションブランドMan of Moods(MofM)を設立し、プロデュースするなど多方面で活躍中。

こんにちは。メガバスフィールドスタッフの福山 正和です。

今回は、新しく登場するメガバスのトラウトルアー「GH44バタフライ / GH52バタフライ」について解説していきます。

GHバタフライの誕生のきっかけとは

GH44バタフライ / GH52バタフライ」というウルトラヘビーシンキングミノーの誕生の背景には、「深流の秘境」への「探求心」がありました。これは、鱒釣り愛好者の間で注目を集める次世代のヘビーシンキングミノーであり、0からの考案とその開発には数々の挑戦がありました。

GH44バタフライ / GH52バタフライ【メガバス】

Item Length Weight Type Hook Price(税別)
GH44 BAT A FRY 44mm 6.1g FAST SINKING #12 x 2 1,780 円
GH52 BAT A FRY 52mm 8.5g FAST SINKING #10 x 2 1,800 円

メガバス公式「GH44バタフライ / GH52バタフライ」の詳細ページはコチラ

基本的な使い方や使用するシーンについて

「GHバタフライ」は、もう一段階深い渓流の最奥部に到達し、驚異的な優位性を発揮します。このルアーは、深い層、そしてバイブレーションには無いミノーならではのマニュアル操作での持続アクションが可能であり、強い流れの中、またビックトラウトが潜むその流心直下の層でも効果的に誘うことができます。

GHバタフライの使い分け方

44mm(6.1g)と52mm(8.5g)の2つのタイプがありますが、それぞれの比重特性を活かして、さまざまな状況に対応することができます。

小さいサイズは、通常のヘビーシンキングルアー(50mm / 4g前後)より1つ深い渓流での細かい動きを求められる場面で効果を発揮し、大きいサイズはもう1つ広い川幅、力強い流れの中、そのさらに深い流心直下の層、さらに深い最奥部にアピールが可能です。

ここでこそ出番!

深い淵や強い流れの下の層など、通常のヘビーシンキングルアーでは到達が難しい場所での釣りに最適です。これらの場所において、ウルトラヘビーシンキングミノーならば即座にポイントへ到達。確実にアピールし、その場所に定位する「大物」を誘うことができます。特に渓流レインボーのシーンでは世に無い圧倒的自信作です、更に石の様に低弾道ライナーでぶっ飛びます。

福山的マストカラー3選

特に注目すべきは、追加採用されたLZ シャイニーケイムラヤマメです。その光学的特性から、鱒にとって強力な引き寄せ要素となります。

LZ SHINY KEIMURA YAMAME

深い渓流の最奥部の魚に対するアピール力には特に効果を発揮します。後の2色はあくまでも私好みのピンクバックゴールド&ライムバックゴールドになります。

DD PINK BACK GOLD

DD LIME BACK GOLD OB

タックルデータ

ウルトラヘビーシンキングミノーを効果的に使うためには、適切なタックルの選択と注意が必要です。44mm(6.1g)52mm(8.5g)小ボデイに対しては類を見ない高比重なルアー、適度なロッドパワーが必須です。

ルアーサイズのみからの選択する低弾性5ft以下の上流域ロッドではルアーパワー、水噛アクション抵抗に負けてしまいます。6ft前後、ある程度パワーのあるロッド、ルアー比重と見比べた上でのセレクトをお勧めいたします。

使用リール(PAGANI_P300 . カルカッタ コンクエスト bfs . ABU2500c等)&使用ロッド_megabassプロトタイプ(ビックトラウト5.5ft&6.2ft_カーボン&グラスコンポジット)

少なくともこのミノーにより、私好みの渓流ベイトフィネスタックル下で圧倒的な進化を感じました。小型ミノーで大型鱒を狙うシーンが多く存在するのは私のyoutubeチャンネル鱒釣旅録【Fukuyama Fishing Ch.】」でも数々実証済。

ウルトラヘビーシンキングミノーのような小型ミノーはこれからも進化し続け、新たな釣りの可能性を切り開いていくと思います。特に、大きめの中流、本流、湿原河川での小型ミノーの適用範囲が広がり、新しい釣りのエキサイトメントを提供することでしょう。

皆様、2024年シーズン開幕!鱒釣の楽しみを共有しましょう!

メガバス(Megabass)

1986年8月15日設立、静岡県浜松市を拠点とするルアーメーカー。デストロイヤーをはじめとする各ロッドシリーズ、各種バス、ソルトルアー、リールなど、あらゆるフィッシングタックルを輩出。 同社のCEO伊東由樹氏はアングラー、そしてルアー、ロッドデザイナーとしても有名で、同氏の手掛けるタックル&ルアーは実釣力の高さに加え、優れた機能美、造形美を放ち、国内外で高い評価を受けている。