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仕舞寸法53cm。全国のフィールドで楽しめる「レイズ・インテグラル」RZI755S-MLM

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全国各地でネイティブトラウトを楽しみたい。

ちょっとした渓流域だけでなく、中流域から本流域、はては湖なども考えると、フィールドは大自然。ロッドはできれば持ち運びやすい方がイイ。

そんなわけでテンリュウから登場している「レイズ・インテグラル」はパックロッドを軸にしたシリーズであり大変便利。それも高い実釣性能を携えて。

レイズ・インテグラル
RZI755S-MLM

全機種の中から、今回ご紹介したいのは RZI755S-MLM (Variable Traveler)。

レイズ・インテグラルにはショートモデルからロングレングスまで多彩な機種がそろうが、こちらは特に中流域〜本流域や湖などなど、1本で遊べる範囲がとても広い機種。

MODEL TYPE LENGTH
( m [ft])
PCS. ACTION CLOSED LENGTH
(cm)
LURE WT
(g)
LINE
(lb)
PE
(号)
REAR GRIP LENGTH
(mm)
TIP DIA
(mm)
ROD WT
(g)
CARBON/GLASS
(%)
PRICE
RZI755S-MLM S 2.26[7’5″] 5 R 53 MAX 20 MAX 10 MAX 0.8 265 1.6 115 97/3 ¥51,000

仕舞寸法53cmの7’5″

仕舞寸法「53cm」というコンパクトさはフィールドでの持ち運びやすさは当然のこと、機内持ち込みも可能で飛行機での遠征にも。

そして全国の各フィールドで、飛距離や操作性においてとてもバランスがいい7フィート5インチという長さは汎用性が高く、ルアーウエイトもかなり幅広い。

7cm前後(5~10g)のミノープラグから、5~18g程のスプーンを快適に扱えるパワーに設定し、よく使うど真ん中を抑えていることになる。ライン設定は、ナイロンライン(5~8lb)、PEライン(0.6~0.8号)が最も適し、リーダーには10lb(2.5号)までがトラブルなく扱いやすい。

そして、前作のレイズ・インテグラルRZI75MLM-4と近しい設定ではあるのだが、まずトップ部のガイドを#6から#5.5に変更し、さらにシャープなキャストフィールを得ている。またバットガイドは足高になり、スムーズなライン放出も気持ちよい。

ちなみに前作のRZI75MLM-4は「4」が示す通り4ピース。これに対しRZI755S-MLMは5ピースとなって、前作から7cmさらにコンパクトになって53cmという仕舞寸法を実現している。

とにかく汎用性の高い機種

軽量ルアーであっても、ウエイトが乗りつつシャープな振り抜き感を感じさせてくれるソフトティップと大物が掛かった時の想像以上のバットパワーは、まさにサブネーム「Variable Traveler」通り。

余談ではあるが、例えば南国でのリーフフィッシングで小型の根魚(ミーバイ)狙いや、港湾エリアでセイゴやメッキ狙いなどにもイイらしい。

確かにうなづける設定で、トラウトに限らない遊び方も含めると、とにかく1本で遊べる範囲の広いロッドといえそうです。

出典:YouTube「TENRYU CO.,LTD」

テンリュウ公式レイズ・インテグラル詳細ページはこちら

天龍(TENRYU)

1961年、六角竹竿加工業として下伊那郡鼎町下茶屋に塩澤製作所設立。1990年、株式会社 天龍に社名変更及び改組。創業当時、六角竹竿で一世を風靡し、1970年には日本初となるバスロッドを自社ブランドで発売。以降、カーボン素材を主軸に幅広い時代のニーズを先読みしたアイテムを輩出している。ソルトウォーターでは超軽量&高感度のSWライトゲームロッド「ルナキア」、ライトジギングでは「ホライゾン」が有名なほか、バス、トラウト、エリアフィッシング、さらにはテンカラなど、非常に幅広いジャンルでこだわりの強いロッドを生み出している。