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激流エリア特化型メバリングロッド!馬上憲太朗さん監修の「フィネッツァ・プロトタイプ S.T.リミテッド」

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春告げ魚と呼ばれる“メバル”。

春は産卵を終えたメバルたちも体力が回復する頃。水温も適水温になり、それでいてベイトフィッシュも豊富なため、良型を狙いやすいタイミングでもあります。

特に4月・5月は、アミやハク(ボラの稚魚)、バチ、イカナゴなどのベイトも豊富で、メバルのポジションもボトムから離れ、潮通しの良い磯などでも狙うことができます。

今回紹介するのは、そんな潮流が激しいポイントを狙うのに最適なロッド、オリムピックの「フィネッツァ・プロトタイプ S.T.リミテッド」。

ライトゲームのエキスパート「馬上憲太朗」さんが監修したメバリングロッドです。

今作は、「15ヌーボフィネッツァ・プロトタイプS.T.リミテッド」よりS.T.limitedを襲名したリニューアルモデルです。

馬上 憲太朗 (Bajo Kentaro) プロフィール

1985 年1月生まれ、広島出身&在住。ホームグラウンドは山陽(山口西部、東部)&山陰(島根西部)。メバリングやアジングをはじめ、あらゆるソルトターゲットをソツなくこなすスゴ腕アングラーの1人。ターゲットを探し求め、ひと晩で異常な距離をランガンすることもある、即行動系メバリスト。趣味は釣り。ほかにモータースポーツにのめりこんだ時も…

激流エリアを征するエキスパートモデル

馬上憲太朗さんがメインで活動する瀬戸内は、潮の流れが速い激流エリアとしても有名。

ネームの「S.T.」は瀬戸内を指し、激流エリアでの使用を前提とした専用ロッドとなります。

潮流が激しいエリアでは、ルアー操作の難易度が高く、ルアーの存在も見失いがち。「フィネッツァ・プロトタイプ S.T.リミテッド」では、操作感や感度にも徹底的にこだわり、ブランクスを一新。

ただ硬いとは違う「張り」にこだわり、高弾性カーボンとナノアロイテクノロジーを搭載。さらに「スーパークワトログラファイトクロス」と「G-MAPS製法」でねじれ、つぶれを強化し、小口径ガイド採用することで、シャープを向上するなど、馬上さんの理論を凝縮したロッドとなります。

機種は、「20GFINPC-742ML-T」・「20GFINPS-752L-T」・「20GFINPS-7112ML-T」の3種類がラインナップ。

マニアックなベイトフィネスモデルも展開するなど、馬上さんのこだわりが垣間見えるロッド展開となります。

オリムピック公式「フィネッツァ・プロトタイプ S.T.リミテッド」詳細ページはコチラ

激流の中でもリグの操作がしやすい設計

「フィネッツァ・プロトタイプ S.T.リミテッド」のこだわりはズバリ、激流の中でもリグの操作がしやすいこと。

ティップをはじめ、各部のバランスをとることで、操作感を失うことなく、高感度を実現しているのだそう。

フッキング後は、ブランクスがキレイな弧を描き、バラシを軽減。尺クラスでもランディングまでスムーズに持ち込むことができます!

こだわりのブランクス設計

ブランクスには前述したとおり、高弾性カーボンが使用されており、東レの「ナノアロイル技術」を採用。

「ナノアロイル技術」は、簡単に言うと靱性を維持しながら弾性率を向上させるという相反し両立が困難な関係性を両立させたもの。

つまり高弾性でありながら、よりしなる強靭なパワーを持ったブランクスとなります。

さらにオリムピック独自の素材「スーパークワトログラファイトクロス」を採用。「G-MAPS製法」も施されていることで軽量&高強度を実現。

ネジレやつぶれにも強い、パワーと強度に磨きがかかった仕上がりとなります。

ジョイントはスムーズな弧を描くスピゴットフェルール(印籠継)を採用

ジョイントは高精度なスピゴットフェルール(印籠継)を採用。

ファイト中はキレイなベンディングカーブを描き、バラシを軽減。パワーの伝達もスムーズにできるのだそう。

ガイドは小口径のチタンフレームトルザイトリングKガイドを採用

そしてもう一つのこだわりが、ガイド設計。

小口径のチタンフレームトルザイトリングKガイドを全機種で採用。より軽量な素材を使用することで、ティップ部のブレ、ロッドの持ち重りを軽減し、キャストや操作時のシャープ感もUPしています。

ベイトフィネスモデル「20GFINPC-742ML-T」

スピニングモデル「20GFINPS-752L-T」・「20GFINPS-7112ML-T」

グリップ周りもこだわりが凝縮

そのほか、グリップ周辺にも注目!

リールシート

スピニングモデルには軽量細身なVSSリールシートをダウンロックで採用。

ベイトフィネスモデルは高感度で繊細なリグを操作できるECSリールシートを搭載しています。

グリップ

グリップ部は、最小限にとどめることで軽量化、繊細なリグの操作にも長けた仕様となります。

グリップエンドにはオリジナルプレートを搭載

グリップエンドにはバランサーの役割を果たすエンドキャップを装着。

オリジナルプレートのデザインも注目で、グラファイトリーダーロゴがカッコ良く描かれ、所有欲も満たしてくれます!

機種のラインナップ

そして最後は各機種について。

20GFINPC-742ML-T

3機種の中でも、特に注目のベイトフィネスモデル「20GFINPC-742ML-T」。

チューブラーのブランクス設計で、ボトム系ルアーを扱いやすく、スピニングモデルよりも太いラインが使えるのが強み。

馬上さんによると、ボトムにいるメバルをリアクションバイトで誘うときに重宝するモデルなのだそう。ベイトならではの手返しの良さで、効率よく攻めたい場面にも活躍します!

また、流れの中でもリグの操作がしやすいよう、ベリーにハリを持たせてあるそうで、フッキング後もバットとベリーのパワーを活かして簡単に引き寄せることが可能。

ストラクチャーが多いエリアでも、一気に根からメバルを引きはがせます!

Length
(m)
Power Action Weight
(g)
Close
(cm)
Top Dia
(mm)
Lure
(g)
Line 価格
2.24 ML F 99 114.5 1.3 3-15 PE0.4-0.8

4-8lb

46,000
20GFINPS-7112ML-T

「20GFINPS-7112ML-T」は、プラグやメタルジグなど、重めのルアーや、キャロやフロートなどリグが長く、それでいて遠投が必要な場面に最適なモデル。

リグが長いとベリーを活かして遠投するのですが、そのベリーを投げやすい硬さに調整しているとのこと。

ティップも張りがあり、アタリをかけにいく釣りにマッチします。

Length
(m)
Power Action Weight
(g)
Close
(cm)
Top Dia
(mm)
Lure
(g)
Line 価格
2.42 ML F 94 123.5 1.2 3-15 PE0.4-0.8 46,000
20GFINPS-752L-T

「20GFINPS-752L-T」はシリーズの中でも最もライトで扱いやすいモデル。

スプリット、ライトキャロ、メタルジグ、マイクロワインドといったロッドワークを多用する釣りや、リアクションバイトで誘いたいシーンに活躍します。

流れの中でもルアーの動きをしっかり出すことを想定しており、ベリーはやや硬めに設定。レングスもショートにすることで、より操作がしやすいロッドに仕上げられています。

こちらのモデルを使用した実釣動画も公開されています。

Length
(m)
Power Action Weight
(g)
Close
(cm)
Top Dia
(mm)
Lure
(g)
Line 価格
2.26 L F 87 115.5 1.0 1-10 PE0.2-0.6
2-6lb
44,000
【メバリング】【ショアレッド】メバルにマダイに!! オリムピックテスターの馬上憲太朗が瀬戸内エリア最強ロッドを携え釣行へ…

出典:YouTubeチャンネル「OLYMPIC TV」詳細ページ

瀬戸内の激流エリアはもちろん、潮流の早いシチュエーションやリアクションバイトを狙いたいシーンにもオススメな「20フィネッツァ・プロトタイプS.T.リミテッド」。

ぜひハイシーズンを迎えるメバリングに使用してみてはいかがでしょうか?

オリムピック(OLYMPIC)

ブランクス性能と品質に徹底的にこだわった老舗「ロッド」メーカー。和歌山県すさみ町に4000坪という広大な工場を有し、あらゆるジャンルのロッドを生産、販売している。