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【オールドスクールにしてニュースクール】ウィード×バジング。琵琶湖プロガイド近松卓二のターンオーバー攻略

寄稿:近松 卓二

朝マリーナにくるとボートカバーに結露した水が溜まり、朝晩の寒暖差がキツくなってきたのがわかるようになってきました。

そうなると表層にある暖かい水の層が冷やされ比重が重くなり、ボトムに沈み込んで水をかき回す、いわゆる「ターンオーバー」という現象がおきます。

今回ご紹介するのは、そんなターンオーバーをどう攻略するか…についてです。

近松 卓二 (Takuji Chikamatsu) プロフィール

レイドジャパンプロスタッフ。琵琶湖の人気プロガイドとして活動しながら、多くのトーナメントにも参戦。TBC(利根川)や琵琶湖のBATNET(バスアングラーズトーナメントネットワーク)のトーナメントで入賞多数。

 

ターンオーバーの影響が少ない場所

ターンオーバーが発生すると、水面には泡がたまり、水に一時的に色がついたような笹濁り状態になっていきます。

この大きな変化を好む魚もいるにはいますが、多くの魚は無酸素状態な水がボトムから上がってきてしまうと活性が下がる=嫌うため、基本的にターンオーバーの水が少ない場所にベイトもバスも集まります。

つまり、ターンオーバーの影響が少ないエリアが狙い所。

琵琶湖の場合ターンオーバーが起こりづらい場所というと、わかりやすいのは湖流が早い場所と水の層が少ない2mまでのシャロー。加えて新しい水が絡む流れ込みや、朝晩の冷え込みを軽減するシェルター的な水面を覆うウィードなどがあればプラス要素。それらの要素が複合的に絡む場所がキーとなります。

 

ウィードレス効果+横に引けること

現在琵琶湖は水位が低くシャローの水深は浅めですが、それによりウィードが水面まで出てきています。そのような場所を攻略する上で重要なのは「ウィードレス性の高いルアー」、なおかつ横の動きで幅広く探りたいということを考えると、使えるルアーの選択肢は限られます。

僕が使用するルアーはフルスイング。4インチと3.5インチをオフセットフックにセット、水面を”バジング”で釣っていきます。バジングとは、水面をモコモコと盛り上がるぐらいフルスイングを浮かせて巻き、ウィード際を逃げ惑う小魚を演出する引き方のこと。

この時期にトップウォーター?意外と思われますが、琵琶湖のバスは経験上、水温15度くらいまでは余裕でトップでバイトしてきます。

 

4インチと3.5インチの使い分けですが、今メインベイトはハスの子供(ハスっ子)なので、フルスイング3.5クラスがベストマッチ。ただし、荒れた時やサイズを釣りたい場合は動きが大きくアピール力の高い4インチにシフトしていきます。

 

バジングのキモ

バジングのキモとしては2つ。基本巻くだけなのですが、まず重要なのが「巻きスピード」

回転しないギリギリのスピードで巻いてやるのがキーで、更に早く引っ張りたい場合はネイルシンカー0.9〜2.5gぐらいを入れてやると重心がワームの腹部分になり回転せず気持ちよく引くことが可能です。

 

もう1つ、コツとしては狙うウィードパッチを飛び越えるように投げるということ。こうすることでウィードに逃げ込むベイトとウィードから出てくるベイトを1回のキャストで演出できるという、1度で2度おいしい引き方になり、非常に効率的。

 

ちなみに。かなりスピード感のある引き方なので、バスがバイトしてきたら、必ず2〜3秒ほど止めてしっかり食わせての巻き合わせフッキングが基本です!

詳しくはレイドジャパン公式YouTubeチャンネルにUPされた動画を参考にしてフルスイングのバジングを楽しんで頂けたらと思います。

[RAIDJAPAN]秋の琵琶湖!!水面バジングゲーム!!

出典:YouTube「RAID JAPAN Official Channel」

 

これからウィードパッチが枯れてきて規模も背丈も小さくなるはずですが、実はこれが広く散った魚が一箇所に固まる要因に。まだまだチャンスは続くので、是非チャレンジして頂ければと思います!

 

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レイドジャパン(RAID JAPAN)

2011年設立、岡山県を拠点とするタックルメーカー。 ロッド「グラディエーター」シリーズをはじめ、各種バスルアーを輩出。 代表はカリスマアングラーとして知られる金森隆志氏。 「常に釣り人であれ。」という観念のもと、岸釣りのレベルとステイタスを押し上げるべく、現場主体で日々開発・研究を重ねている。