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【ジョイクロシリーズ×夏の霞ヶ浦】オカッパリでデカバス連発!オリジナル・クローラー・シフトの使い分け

寄稿:高久大介
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夏のバス釣り特集

ルアーローテーション

僕が普段釣りをする場合は、基本的に上層から攻めていってます。

基本的なローテは「ジョイクローラー」→「ジョイクロシフト」→「ジョイクロ178」の順です。

ジョイクローラーで上の魚を狙って、水深30cmまでをシフトの食わせ調のデジマキや178のリアクションのデジマキで狙い、水深30cm以深は178のジャークの釣り…と言ったイメージです。

水深が浅く魚のやる気がそこまでない場合、最初からジャークの釣りをやってしまうと、その場で3本獲れたかもしれない魚を無駄に警戒させてしまって1匹も獲れなくなることがほとんど。そのような魚は人的プレッシャーが強い所に多いので、安全策としてシフトを入れて横の動きをさせると食べてくれます。リアクション要素が強いジャークは最後に残しておきます。

トップからデジマキ、トゥイッチ。そして反応が無ければジャークの釣りをやることで、今まで反応しなかった要素で魚が釣れることが多々ありますので、特にルアーローテは大切だと感じます。

 

鮎邪 JOICRAWLER 178

ジョイクローラーは湖流やインレットなどの流れがあるポイントでも流れに負けずに引けるベイトフィッシュライクな唯一の羽根モノです。

特性上デッドスローから高速巻きまでをできる芸達者なので、流れがある場所ではジョイクローラー独擅場です。また、各ルアーローテの最後にジョイクローラーを投入してみると、今までローテしてきた要素に馴れ始めたバスにとって飛びぬけて違う要素が入ってくることになるので思わぬ釣果が出ることがあります。

メリハリあるルアーローテをすることでスイッチが急に入るバスも多々いますので、是非試してみてください。

 

鮎邪 JOINTED CLAW 183 SHIFT

ジョイクロ178と比べ、ただ巻きやデジマキでも艶めかしくアクションする食わせ調のルアーです。また早巻きができるというのも特長的で、流れの中など早巻きが効くシチュエーションも。

シフトはジャークさせるとクイックにジョイント部分が曲がるためスライド幅がとても狭いので、小場所や一点でジャークさせたい時に使用します。インレットや湖流にドリフトさせて使ったり、風が当たる面などの波やウネリに同調させる釣りに最適です。

ジョイクロ178でデジマキが上手くできないという方は、ジョイクロシフトの方がアクションさせやすいのでおススメです。

 

鮎邪 JOINTED CLAW 178

178は知っての通り元祖S字系ビッグベイト。

ただ巻き、デジマキ、ジャークと多彩なアクションが可能で、シフトと比べるとS字幅が広いので、ジャークをさせるとスライド幅が広く面で探る釣りに最適です。

デジマキではジョイント部が一つなのでキビキビとアクションさせることができ、ボディは2面で反射する箇所が広くリアクション効果も高いです。

 

アプローチ方法

水門やインレットの場合、やる気のある魚なら真ん中に投げ込めばバイトしてきますが、排水が弱く流れがほとんど無かったり、プレッシャーが高い場所や晴天無風で暑すぎたり…と言う環境プレッシャーが高い場合は、両端からなるべくタイトに狙います。

また、自分の影を落とさない様なキャスト位置や、ルアーの着水音は最小限に抑え、小規模な場所ではルアーの立ち上がりを良くさせる工夫をすることが大切になります。

 

水門や護岸際を攻める際のテクニック

シフトのトゥイッチ、ジャークの釣りで壁際にルアーを寄せて行くというモノ。

シフトはトゥイッチすると頭の向いている方にアクションしていくので、その特性を利用して釣って行くというテクニックです。馴れるまでは難しいですが、習得出来ればかなりの武器になります。

 

バイトの出方、フッキング方

バイトの出方はジョイクローラーの場合ド派手に水面を割って出るか、静かにテールフックだけをついばむ様なバイトが出ます。

ルアーを目視しているのでどうしてもビックリ合わせ(早合わせ)になってしまいがちですが、そこは我慢して巻き続けてスイープにフッキングに持ち込むのが理想です。

ジョイクロ178、シフトのデジマキでは食い上げさせることがバレないフッキングへの持ち込み方。ついばむバイトや、追尾してかじって行く場合はデジマキが出来ていないか、ルアーのレンジが間違っていることが多いです。なるべく水面ギリギリから30cmまでを泳がせるのが理想です。

ジョイクロ178、シフトのトゥイッチ、ジャーク時のバイトの出方はジャークした瞬間にガッツリと食いにくるので迫力満点!ジャークさせた後、スライド幅を多く取るとバイトは『コンッ』などラインを弾く様なバイトがあるので、その瞬間にしっかりフッキングしてください。

このような釣りで狙えるサイズはやはりビッグベイトの特権、大型が多いです。たまにジョイクロ178と同じ様なサイズも釣れることもありますが、大体は40前後の魚が多い印象です。

 

チューニングについて

ウエイトチューンにはガンクラフトのシンキングヘルパーを使用しています。

 

ジョイクロ178デジマキウエイトチューン

フロントフック下:1.5g フロント背中:0.5g リアフック上:0.5g リア背中:0.3g

 

ジョイクロシフトウエイトチューン

フロントフック下:0.8g フロント背中:0.3g リアフック上:0.7g リア背中:0.5g

 

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