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ガンクラフト平岩孝典の「夏の切り札ルアー」とは

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平岩孝典/夏の切り札ルアー

平岩孝典(Hiraiwa Takanori) プロフィール

ガンクラフトCEO! 和歌山県南紀エリアが生んだ鬼才ルアーデザイナーであり、元祖S字系ビッグベイト・ジョインテッドクローの生みの親として知られる! 愛称はガンちゃん!とか社長!

“小さめ”ですね。うん、小さめのルアーが夏の切り札になることが多いです。意外でしょ?

具体的には「ジョインテッドクロー シフト113」「ジョインテッドクロー ラチェット144」「エスケイパーかな。

小さめ×スピード

なぜ小さいのかというと、狙うエリアと食ってるベイトなんですよ。僕は真夏ってバックウォーターの少し手前を狙うことが多いんです。最上流はプレッシャーが掛かってるし、下流に行けば水温が上がりますしね。

その辺りにはオイカワやアユが多くて、それを狙ってるデカバスがいる。そのオイカワやアユのサイズ感に合わせるとルアーは小さめになるんです。秋になってくればアユも大きくなってくるのでもう少しサイズアップするんですけどね。

釣り方は完全に“リアクション”です。チップとか、シャローに浮いてるヤツとかをサイトで釣っていくんですが、スローだと完全に見切ります。なのでスピードで食わせます。

実はこの食わせ方にキモがありまして。まずサイトでバスを見つけるじゃないですか。そのバスから30㎝未満の距離に投げる。そしてイッキに動かすんです。

バスからしたら、突然目の前に現れて、それがギラギラッ!と動く感じ。バスから離れたところに投げると、見切れる時間を与えることになる。だから、スグ口を使える位置(30cm未満)に落として早巻き。これで考える隙を与えないというか、イッキにスイッチを入れるようなイメージです。

上だけじゃない

そう、上だけじゃないんです。流木とかが溜まってる場所とか、流れの当たる岩盤とかに“下を見ている”バスもいるんですね。下を見てる=ボトムにいるベイトを上から見ているようなヤツです。そんなときはシンカーをプラスして目線に合わせるのもポイントですかね。

3つのルアーの使い分け

3つのルアーの使い訳は、レンジとアピール力で反応を見て使い分けると言う感じ。

シフトはナチュラルアピールで水面直下ギリギリを狙う時。ラチェットは濁っている時など、強アピールがほしいとき。エスケイパーは完全に水面。

もちろん日によって状況は変わるので、その辺を意識しつつ。その日、その時で反応が良いモノを使ってます。

オススメカラー

カラーは見やすいカラーでもいいんですけど、見切る・見切らないで言えば、やっぱりリアルなカラーが見切られにくいと思います。リアルなカラーは見切る要素を極力無くせますからね。

ラチェットならバスやギルカラー、シフトならアユやオイカワですね。エスケイパーもアユやオイカワ系カラーが良いです。

ディープに落ちた時の一手

最近だと水温が高すぎる、雨が降らないで水位が下がるというケースもあります。バックウォーターでも水温が高すぎる、あるいは水位が下がってしまうとバスはそこにはいられない。深場に落ちることがあります。

ディープに落ちて回遊しているようなバスを狙うのに使っているのは「ジョイクローラー」ですね。

岩盤のシェードなどに投げて、圧倒的なアピール力と存在感で深場から浮かせるんです。

見切られないスピードで

ここでもゆっくり過ぎると見切ります。物理的にディープから水面まで距離があるので、ルアーを見ている時間が長いでしょ。だからある程度の速さで巻いて、見切られないようにするというのが大事です。

ギリギリ動きが破綻しないくらいの早巻きですっ飛んでくるヤツもいますからね。

そうそう、立ち木なんかも狙い目ですよ。立ち木に沿ってバスが浮いてきやすいですからね。立ち木を狙う際は、立ち木の向こう側にキャスト。この時、立ち木から少し距離を置くのがキモで、バスに気付かせつつ“浮いて来れる時間を作る”というのがキモです。

今年はまだ暑い日が続きそうなんで、参考にしてみてください。

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