【冬の野池攻め】バイブレーションからトップまで！オカッパリでデカバスを狙うテクを大公開

2019年12月21日

寄稿：狩野陽

保温性の高いカバーを見落とすべからず

冬は減水野池にアングラーが偏りがちになるため、減水野池以外のフィールドはフィッシングプレッシャーが緩和します。
人が少ない分、ポイントを全部攻めれちゃうなんてこともしばしば。

そんな状況でも、冬は最深部ばかりに気を取られがちですが、カバーを忘れちゃいけません。

カバーと言っても、水深があり水温が安定する保温性のあるカバーが強いですね。そして、1点で誘え、冬で低活性のバスが吸い込みやすいコンパクトサイズのルアーをセレクトします。

ヘッジホッグスモールラバージグ×TKFLY／JAMILLA×ジグヘッド

引っかかりの多そうなカバーにはヘッジホッグスモラバ。凸凹ラバーがランダムに水を噛んでくれるため、他のスモラバと違った動きの変化を出すことができます。また、太軸フックを搭載しているため、ベイトフィネスタックルで積極的にカバーにアプローチが可能。トレーラーにはTK FLYを付け、張りのあるテール達を小刻みにピリッと動かします。

草や枝などの比較的ライトなカバーには、1.3～1.8ｇのジグヘッドを付けたリアルなシルエットが特長のワーム、ジャミラをチョイス。ヒレをカットし水抵抗を少なくすることで、ボディがロールしてくれます。リフレクターの入ったカラーを主にセレクトし、キラキラとさせることでバスにしっかりアピールすることができます。

これらの釣りに使うのは、エクストラファストテーパーの張りのある高弾性ロッドで、感度良く即掛けできるようなタックルがおすすめです。

推奨タックル
ROD：NewデストロイヤーF3-61X　REEL：アルデバランBFS
LINE：フロロマイスター8lbまたは10lb（カバーの濃さで太さを変える）

一発ワンチャン狙いのトップウォーター

冬のセオリー重視な攻め方は、バイブレーションやカバーの釣りですが、可能性は少ないながらも、出たら最高！なノリで狙っちゃうのが冬のトップウォーター。ゼロワンゲーム覚悟の博打的な要素もありますが、出た時の嬉しさが半端じゃない！自分もついついやっちゃいたくなる冬の釣りの一つ。

ただし、ルアーセレクトは大切で、なんでもかんでも釣れるわけではありません。
バスの活性は低く、動きがゆっくりという特徴を踏まえ、なるべく移動距離を抑えながらゆっくり誘うことができるポッパーがおすすめ。暖かい日が続いた後のローライトの日など、比較的活性が上がっていそうな気候を狙うとより可能性が高まります。

BALSA MAX

中でもおすすめなのが「バルサマックス」。