今江克隆のルアーニュースクラブR「3尾のビッグフィッシュで5位入賞〜TOP50最終戦・霞ヶ浦レポート〜」 第1305回
TOP50最終戦霞ヶ浦が閉幕した。
今回、最終戦を迎えるにあたって、先の桧原湖戦47位の結果をもって心に思うところがあった。
今の自分の目標でありモチベーションは、最低65歳までのJB在籍通算46年間、TOP50正規選手として現役トーナメントプロであり続けることだ。 一昨年、まさかの年間49位となり初めて自分だけが所持する永久シード権を行使してTOP50残留を決めた折、2年連続永久シード権を行使することになった場合、そこで引退宣言を行い、引退を決めたうえで翌年をファイナルシーズンとするとルアーマガジンの記事で公言した。
そして昨年、引退への王手が掛かった最終戦霞ヶ浦水系戦を年間31位で迎え、初日ノーフィッシュながら2日目に大会トップウェイトを記録し、からくも年間27位で今シーズンのTOP50を正規選手として迎えることができた。2年連続シード権行使を回避し、これで少なくともあと2年、63歳までは現役を続けられると思い安堵した時、やはり自分はここまで弱くなってもまだトーナメントを続けたいんだという本心に改めて気づかされた自分がいた。
しかし、その安堵も束の間、今年再び桧原湖戦で苦渋の47位敗退となり年間ランキング37位という絶望的順位で最終戦霞ヶ浦を迎えることになった。

比較的、成績安定している得意の桧原湖戦で47位敗退。ここで残留を決めておくはずが昨年より厳しい状況に追い込まれた。
事前に知人がAIを用いて自分の年間ランキング30位以内の確率を計算したところ、その結果はわずか5%だったそうで、それも最低でも自分が表彰台を獲得したうえで上位陣が崩れるという2重の奇跡が起こらねば不可能な確率だった。35位以下でなければ毎年繰り上げ30位以内という逃げ場となる可能性はまだあるが、もし今試合で予選落ちすれば確実に40位以下となり今季は再びシード権行使になってしまうのは不可避だろうと思っていた。

AIが計算した自分の30位以内残留確率はわずか5%。95%不可能とされた最終戦、自分の釣りでAIの結果予想を覆すことができるのか。
だがそれ以上に深刻だったのは、加齢によるすべての衰えによって、またFFS機器の出現による若手の急激な台頭によって、もうどんなに努力しても今後自分には正規選手として30人の中に入る実力はすでにないのでは…と思ってしまう、過去に感じたことのない「自信の喪失」を初めて感じていたことだ。

全国から勝ち上がり、人生をトーナメントに賭けた51人が集まるTOP50。FFSの台頭とともに選手の平均年齢が一気に下がり、歴戦のベテランが苦戦を強いられる時代に変わった。
さらにTOP50最多勝を保持しながらも優勝からははるかに遠ざかった今、まだ43年間途切れなく続けていた「最低でも3シーズン内に1度はTOPカテゴリーの表彰台獲得」という最低限の目標まで今年で途切れれば、来年2年連続シード権行使、65歳まで現役の目標すらも達成することなく終わってしまうのかと、いや、もう十分やってきただろうとついに諦めに似た感情すら感じていたのが今試合を迎える前の偽らざる気持ちだった。
プリプラクティス
そんな気持ちに拍車を掛けるかのように、プリプラクティス期間は千葉豪雨の影響で1.4mもの過去経験したことのない大増水となり、平水(1.4mの減水)に戻れば何の役にも立たないプリプラとなった。 ぶっちゃけ初めて、練習は意味がないからやめようかと思ったが、43年間ずっと休まず続けてきた練習量を初めて減らしたことで、試合の結果に言い訳はしたくないとの気持ちから8日間のプリプラを行った。
この意味のないと思ったプリプラだったが、どうせ意味がない練習なら好きなスタイル、好きなタックルテストをとことんやってやろうと思ったことが功を奏したかもしれない。 今回プリプラでとことん試したことは、今年自分が開発しもっとも自信を持っている「ビーストボーン」と、溺愛していた「カタクジャラ160」のトーナメント改良版、BKK「電撃オフセット」#2/0に合わせて試作したプロト「カタクジャラ110LL(LONG HAIR)」、そしてかねてから課題だったPEを使ったベイトフィネス、その最適解となるタックルセッティングを煮詰めることだった。事実、ほぼこれらしかやっていないというほど、8日間湖上で突き詰めてみた。
そして増水の影響もあってか、霞ヶ浦としては珍しくよく釣れ、ルアーとタックルのテストとしてはかなり満足のいく練習となった。その過程で一番良かったのが、「ビーストボーン」の1.5gプロップネイルリグと「カタクジャラ110LL」の0.9g直リグの水面直下ホバストである。イメージはカバー際やカバー奥にオフセットフック&スキッピングで滑り込ませた「少し沈むアベンタRS」で、いかにカバー際や奥で前進移動を抑えて水面直下でウジウジと長く浮かず沈まず粘れるかがキモだった。

水位が試合時より1m以上高かったプリプラでは、「ビーストボーン」と「カタクジャラ110LL(今江特注ロングレッグプロト)」のオフセットフック・ネイルリグによる水面直下ホバストが猛烈に効いていた。

硬くて水を掴む「カタクジャラ110LL」は恐ろしくスキッピングが難しいため、むちゃくちゃしてもバックラッシュしない「Ambassadeur1701VOLTIQ」を使用。スキッピングが決まる「ビーストボーンプロップ」にはREVIVEでシンキングPEライン専用チューンしたLX992RSを使用した。
最終的にこれが最高と思えた組み合わせは、PEは視認性と風に負けない操作性重視で東レEXTHREADシンキング PEの白/深緑の1.5号、リーダーにフロロ16lbを60cmほど、ロッドは「ビーストボーン」にはスパイラルガイドの「ワイバーン」、異常に硬い「カタクジャラ110LL」には急遽「スーパーレイブン」のガイドをワイバーン式スパイラルに付け替えたハンドメイド試作スパイラルだった。リーダーが短めの60cmはできるだけフロロラインの重さでルアーが沈んでしまわないようにしたのと、水中にラインを入れてもルアーが目で視認できるのが水面直下30cmほどまでであるため、FGの結び目が見やすい位置に来る長さを目安にした。
釣り方はまさに「水面直下のアベンタRS」イメージで、「ビーストボーン」はプロップを付けることで抵抗と浮力を補い、「カタクジャラ110LL」はメチャクチャ硬い剛毛が「アベンタRS」のデカ羽根よろしく移動を最小限に抑えながらプルプル震えてスポットで粘ってくれる。着水直後からピックアップまで、目でルアーを追いながらホバスト的にラインの適度な重さでフワフワさせる感じだ。通常のPEだと軽すぎてストが難しいが、ナイロンライン程度のシンキングPEがこの釣りには絶対的に相性が良い。またベイトにはやや硬めの腰のある4本撚りが断然扱いやすく、根ズレが多いベイトの釣りには特に4本撚りの耐摩耗性が必要になる。価格も8本に比べ安いので、試合ごとの巻き替え頻度を上げられるのもメリットである。

スキッピング能力に長ける「ビーストボーンプロップ」は、沖に張り出したブッシュ際やオーバーハング奥、ギルが多い水門を狙うときに使っていた。基本的に着水からボート際まで常に見えるレンジを少し沈む「アベンタRS」のイメージで使う。

スキッピング能力が圧倒的に高い「ビーストボーン」のネイルリグを、さらに前進しにくくするために工夫したのがBBプロップリグ。BKK電撃STRIKEのフッキング力とペラを余裕で回せるロングクランクシャフトが奏功した。

スキッピング能力が圧倒的に高い「ビーストボーン」のネイルリグを、さらに前進しにくくするために工夫したのがBBプロップリグ。BKK電撃STRIKEのフッキング力とペラを余裕で回せるロングクランクシャフトが奏功した。

ベイトリールにシンキングPEを巻くと通常のPEより明確にキャスタビリティ、操作性が上がる。カバーでの根ズレ対策とバックラッシュ対策のため、硬めの4本撚りが今江的PEパワーベイトフィネスの選択だ。
そして硬くて粘りのあるエラストマーごとデカバスの顎を貫くためには、PEラインはもちろん、フックの貫通力はものすごく重要になる。
これは手前味噌になるが忖度&宣伝一切抜きにBKK「電撃STRIKE」一択、それ以外はもうホントに使う気になれないほどエラストマーオフセットリグには重要なアイテムだと確信している。 さらにこの組み合わせに、フッキング時のガイドのねじれによるパワーロスを完全になくせるスパイラルガイドもとても重要なアイテムになる。そのためだけに「スーパーレイブン」を「ワイバーン」同様のガイドセッティングに変えたほどメリットを感じられるセッティングだ。

エラストマーのオフセットホバストで最も課題だったのがフッキング。試行錯誤した結果、シンキングPE1.5号に16lbフロロリーダー、そしてBKKのエラストマー対応の「電撃STRIKE」#2/0、#3/0だった。
さらに、スキッピングがメインの今回、絶対的に必要と感じたのが、30mmスプールの「Ambassadeur1701VOLTIQ」だ。このリールも忖度・宣伝抜きにビックリするくらいド下手でもスキッピングでバックラッシュしない。むちゃくちゃなアングルからのバックハンドキャストでも本当にバックラッシュしないし、なにより着水後にラインがスプールからほぼ浮かないのが最大のメリットだった。ラインが少しでも浮いてしまうと巻き始めにそれをスプールから引っ張って出さなければならず、スキッピングの着水と同時にホバスト開始が鉄則なので、その間にルアーが沈んでしまうとそのキャストは完全に失敗になるので要注意ポイントだった。PEラインはひどいバックラッシュするとすぐ致命傷になるので、電磁ブレーキのVOLTIQに、バックラッシュしても解きやすくガイドラッピングの少ない硬めの4本撚りシンキングPEがマストの組み合わせだと確信できたプリプラだった。

今回リールの選択は超シビアだった。赤ベロが完成するまで試合では使うつもりのなかった「Ambassadeur1701VOLTIQ」が今回の立役者となった。

硬くて水を掴む「カタクジャラ110LL」は恐ろしくスキッピングが難しいため、むちゃくちゃしてもバックラッシュしない「Ambassadeur1701VOLTIQ」を使用。スキッピングが決まる「ビーストボーンプロップ」にはREVIVEでシンキングPEライン専用チューンしたLX992RSを使用した。
公式練習
そして迎えた確率5%の最終戦霞ヶ浦、予想通り水位は平水以下に戻り減水状態の別世界となっていた。それゆえに公式練習2日間がより重要になることは明白だったが、実はほぼ、まともに2日間の公式練習ができない予期せぬ苦境が待っていた。 初日朝イチ、霞ヶ浦最北端の桜川に向かう途中、エンジンから警告音が発生しパワー制限が掛かるアクシデント発生。時速60km少ししか速度が出なくなり事実上、緊急避難できるマリーナが近い桜川から1日動けなくなってしまった。なんとか60kmで帰着はできたものの電子機器のトラブルで原因部分がどうにも特定できず、2日目もマリーナが近くにある北利根川近辺でしか練習をすることができず、結局前日オフリミットに可能性のある各所パーツを交換し応急修理を試みるも確実な原因を特定できず試合を迎えることになってしまった。
公式練習では桜川で2度、「ビーストボーン」にモンドリング寸止めバイトがあったのみで、バスを触ることすらできなかった。この時点で5%どころか、無事試合を終えられるのかすらわからない状況に陥ってしまった。ただ、もうどうにでもなれ、運に任せると言った諦めにも似た妙な腹の据わりが今回はあったのもまた事実だった。
もはや残された選択肢は、レンジャーボートの耐久力を信じて、漂流覚悟のうえで最後は自分の好きな場所で、好きな釣り方で、自分の直感だけを信じて腹を括ってやり抜くしかなかった。 今自分が信じられる最も自信のある釣り、最も自分らしいスタイル、すなわち、「ビーストボーン」&「カタクジャラ110LL」の2本立てで、最低でも1kg以上のビッグフィッシュだけが喰う場所をランガンで狙い続ける、一か八かの一本勝負である。 ある意味、様々な迷いが強制的に消えたことが、今回の全てだったかもしれない。
初日
本戦の模様はルアーマガジン電子版第一号で詳細に3日間レポートされるのでここでは簡潔に報告しておこう。 初日、桜川まで走り勝負を賭けるがFFS船団集結でギブアップ、そこから西浦をランガンし、東浦の恋瀬川まで走りまくりキーパー3本分以上に当たる1,800g超える50cmオーバーを「カタクジャラ110LL」で仕留めた。

初日の昼前に仕留めた1,800gオーバーの50cmUP。「カタクジャラ110LL」の水面直下ホバストは喰えば高確率でキロアップ、問題は1日数回もないモンドリバイトを硬いエラストマールアーで確実に掛けられるか否かの勝負だった。
その後、霞ヶ浦全域を走り回るが13時の時点でガソリンが0%表示になり(後でコレも故障と判明)スロー走行で帰着。ワンデイビッグフィッシュ賞は逃したものの、まさかの8位で1尾ですでに予選突破が確実になった。

ビッグフィッシュ賞確実と思っていた1,800gオーバーのビッグバス。だがラストウェイインで1,900gオーバーに抜かれてしまいガックリ…。だが逆に絶対取り返してやるという闘志に火がついた。
2日目
そして2日目、予選突破が確実になったことで朝から「ビーストボーン」で浚渫勝負に出るも不発、直感を信じ減水傾向から縦スト狙いに変更し、水門のシートパイル際をホバストしていた「ビーストボーン」にボート間際のピックアップ寸前にビッグフィッシュがモンドリング。PEとフック、スパイラルロッドのおかげで自動的にフッキングし瞬殺でランディング。

減水がさらに進んだ2日目、カバー狙いから水門のシートパイル狙いに変更し、「ビーストボーン」プロップリグのホバストで1,380gを仕留めた。初日取り損ねたワンデイビッグフィッシュ賞を意地で取り返した1匹になった。
その後、また全域を直感頼りに走り回り東浦の山王川河口のシートパイルに絡むカバーで500gのキーパーをたまたま気分転換で投げた「セクシーアンクル」のネコリグでキャッチ。フッキングした瞬間、木化けでバレたかと思ったが、PEラインのおかげで完璧に掛かっており強引に抜き出してキャッチ。その後、またガソリンが0%表示になったため怖くて早々に安全圏までスロー走行で帰着。この日は2本で予選順位6位、ウェイト順位5位で決勝進出を決めた。さらに初日最後の最後で抜かれてしまったビッグフィッシュ賞を1,385gで奪還することに成功した。

予選2日目、1,380gと500gのキーパーで5位決勝進出を決めた。500gは初めて投げたPEベイトフィネスの「セクシーアンクル」ですぐに釣れた1匹だったが、逆にリズムが狂いそうでビッグフィッシュ戦略を変えることはなかった。
決勝
そして決勝、1日1バイトしかないが自分にできることはコレしかないという迷いの無さがあった。
パターンを変えることなく、場所だけを直感で決める方法で決勝もランガンに決めていたが朝イチ、荒れた古渡沖でエンジンが警告音とともにスローダウン。60km制限に再びなったため遠距離移動を断念、古渡のウッドカバーをランガンすることに腹を決め、最奥部のブッシュ越しの水面で「カタクジャラ110LL」にモンドリング。よく掛かったなと思うような浅いバイトだったが完璧なフッキングで1,166gをキャッチすることに成功した。

決勝も迷わずビッグフィッシュ一本勝負。結果的に1日ワンバイトオンリーだったがすべて仕留め切り、決勝も1,166gを「カタクジャラ110LL」の水面釣りでキャッチした。
実質3日間で3尾のビッグフィッシュで5位表彰台獲得。「バスをバラしさえしなければ霞ヶ浦はここ数年で2度は表彰台に上がっていた」という過去ここで書いた言葉を裏付ける結果になった。
今回、PEタックルを完璧に煮詰められたことで、すべてのバスを霞ヶ浦特有の「バスのキャビテーション現象」でバラすことなく取り込めたことで、その言葉を裏付けることができたと思う。

今回、ほぼすべてのベイトリールにEXTHREAD シンキングPE1.5号&2号を巻いた。硬いエラストマーをカバー越しや遠距離でも確実に掛けるための選択であり、ゲキアサな霞ヶ浦での「バスのキャビテーション」による掛けバラシ対策の結論であり、それが決め手だった

最終戦の会場SDGは昨年以上の観客で盛り上がっていた。誰もがこのステージでトレーラーウェイインをすることに憧れる素晴らしい会場だ。今年は釣りビジョンの復活でメディアの注目度も俄然高くなった。

オールスターの大観客トレーラーウェイインも良いが、人生を賭けた(捨てた?)スーパーガチのTOP50で、毎試合その中の「真の強者5名」にしか許されないトレーラーウェイインは特別な思いが自分にはある。

たった1匹、されど今年の自分にとってはこの1匹以上に重いバスはなかった。死地に踏み込む勇気がなければ絶対に手にできなかったビッグフィッシュ。どうやら今の自分は死地に追い込まれなければ本来の力が出ないのかもしれない。
そして表彰台獲得以上に自分にとって重要だった年間ランキングは、本当に奇跡の巡り合わせでギリギリ30位に滑り込み自力で正規残留権を獲得することができた。諦めにも似た境地と度重なるトラブルで、逆に腹の底から本当に腹を括れたことによって、AIが計算したわずか5%の確率から奇跡の生還を果たした。どんな絶望的状況でも諦めなかった執念と気が、トラブルだらけのボートすらも3日間もたせたのだと思う。

今年も絶体絶命の崖っぷちから5位表彰台獲得で奇跡の生還を果たしたTOP50最終戦霞ヶ浦。某お方のAIでの自分の年間30位残留確率はわずか5%未満だったそう。歳はとっても諦めの悪さだけはいまだ健在だ。

初日は1,800gオーバーを最後の最後に1,900gで抜かれたが、2日目に「ビーストボーン」で1,380gを釣ってSDG提供のワンデイビッグフィッシュ賞を取り返すことができた。ビッグフィッシュを毎日確実に1本仕留める目標は達成できた。
表彰台もギリギリ、年間ランキングもギリギリ、だが…
表彰台もギリギリ、年間ランキングもギリギリ、大して誇れるようなことではないことは自分が一番よくわかっている。ただ、62歳になってなお、このFFS全盛時代でも表彰台に立ち、自力で人生を賭けた日本のトッププロ30人枠に残れた意味は決して軽くはない。冬の間、永久シードを初めて使った年から3年間ずっと坂を上り続け、地味な筋トレを続けた努力は無駄ではなかったと思う。
視力体力筋力、練習量、FFS技量でも圧倒的に現代の若者たちに劣る今の自分に最後の勝機があるとすれば、それは間違いなく独創的なタックルと独創的なルアーパワーに助けられた時だけだと思っている。それだけが今も衰えぬイマカツルアー開発への強い情熱になっているし、誰も知らないルアー、釣り方、誰も気づかないタックルを編み出せば、誰もが勝てる可能性があるのがバストーナメントの、ルアーフィッシングならではの面白さなのだろう。結局FFSもその一つに過ぎない。
自分のTOP50 A.O.Y獲得の確率は、AIで計算すれば1%もないかもしれない。優勝確率も5%もないかもしれない。それでもAIが95%不可能と計算した結果を、昔ながらの超アナログな釣りのスタイルで覆すことができた価値は大きい。デジタル時代、FFS時代全盛でも、AIが確率0.00%と計算しない限り、勝利を諦めないで頑張りたいと思う。

息つく間もなく次はバサーオールスタークラシック。今年はオールスター限定記念「ブラックピラーニャ」をファンサービスタイム先着70名にプレゼント。今年はエバーグリーンもなんだか良いもの作ってくれているみたいです。























































