バークレイの衝撃作「LAB(ラボ)」が日本上陸

「なんだコレは!?」
パッと見で、これほど惹きつけられるワームはかつてあっただろうか。一体どうなっているのだ?
水中で溶け出すように拡散していく何か。そしてこれが強烈な集魚効果を持って、バスを魅了するというのだから驚きだ。

これがかねてから話題となっていたバークレイの新作ワーム「LAB(ラボ)」シリーズ。いよいよ日本でも発売される。



左から「フィネスワーム」「ミノー」「リッジテール」。この3種が第一弾として日本上陸!
研究に研究を重ねたLAB(ラボ)シリーズ
アメリカ・アイオワ州のスピリットレイクには、世界最高峰のルアー開発施設「Berkley Fishing Labs」がある。
LAB(ラボ)=研究。その名の通り、日々、魚がバイトする要素を徹底的に研究している。その研究の積み重ね、ひとつの集大成として誕生したのが「LAB(ラボ)」シリーズ。

22歳の現役大学生でディラン・ナット選手がバスマスタークラシックを制した。この時のシークレットベイトが、プロトのLAB「ミノー6.5インチ」だったそうだ
実は、アメリカではすでに話題沸騰。というのもアメリカ・バスマスターズクラシック2026で優勝を果たしたディラン・ナット選手のシークレットベイトとしても話題を呼び、その「ラボ」がついに日本へも上陸するというわけだ。

△ルアーニュースRでも連載中の今江克隆プロも、その実力を確認しているというLAB
何がスゴい? 「ラボ」シリーズ
では、「ラボ」シリーズの構造やもたらす効果とは?
さて、まずは構造だ。

「ラボ」シリーズには後述する3種(ミノー、リッジテール、フィネスワーム)が発売となる。シェイプこそ異なるが、根幹となる注目の構造は共通だ。
・「パワーベイト」層(2層で異なるフォーミュラのパワーベイト)
・「マックスセント」層
・「ラピッドリリース・マックスセント・スライム」層
このような構造だ。


パワーベイトにはアクションのなまめかしさがある。味やニオイについても実績に裏打ちされてきた効果がある。しかし、味とニオイという要素だけで見るならば、さらに強烈にバスを誘うのが「マックスセント」だ。
一方で、マックスセントは、その構造上「透明感」を出すことが難しいという。つまり、マックスセントは超持続的な味とニオイがありながらもカラーに制限が課される。

LABのミノー(写真)でいうと背面にザラザラとした粒子状のコーティングがあり、これが「ラピッドリリース・マックスセント・スライム」だ
そこで、パワーベイトとマックスセントを重ね、なまめかしいアクション・強烈な味とニオイ・カラーの自由さを手に入れるべく「ラボ」シリーズは研究されていくのだが、さらに爆発的な集魚力をもたらすためにもうひとつ重ねられたのが「ラピッドリリース・マックスセント・スライム」だ。
驚異的な集魚効果を生むラストピース
このラピッドリリース・マックスセント・スライムは水につかるや、文字通りスライム状に即時バスが好むニオイを拡散する。

コーティングされたパウダーが急速に溶け出し、生々しいヌメリ(スライム)に変化して周囲に爆発的に匂いを拡散させる。
ラピッドリリースを直訳すれば急速に放出ということになるが、すでにご覧になった方も多いであろう冒頭の衝撃水中映像が、ラピッドリリース・マックスセント・スライムの拡散する様子だ。
つまるところ、アクション・カラー・味・ニオイすべてを高次元で融合したのが「ラボ」シリーズなのだ。
ゴールデンタイムをLABが創る
このラピッドリリース・マックスセント・スライムの恩恵で、特に着水してからのおよそ15分くらいまでが爆発的な集魚力を発揮するという。もちろん仮にラピッドリリース・マックスセント・スライムがなくなったとしても、マックスセント+パワーベイトの味とニオイとアクションは健在だ。
とはいえ、そのスライムが拡散し始めてからの驚異的な食わせ力は並ではなく、ゴールデンタイムを構築できるそうだ。

△ピュア・フィッシング・ジャパンの川田剛さんも、その爆発力を目の当たりにした一人だ
今回お話を聞いた川田さんも実体験として驚いたことがあったという。リザーバーで視認できるデカバスがいた。Dワームなど実績あるルアーを投げ込むもまったくの無視という天才バスだったそうだが、試しにラボを入れてバスの鼻先を通すとなんと一撃。半信半疑(?)ではあったのだが、強烈な体験だったという。
ここぞの勝負時や一級ポイントで、バスを一撃で仕留めるためにこそラボを投入してみてほしいという。
エッジをぼかし、奥行きのあるカラー
カラーについても触れておきたい。

△LAB(ラボ)シリーズのひとつ「ミノー」。爆発的な味とニオイによる集魚力・バスを騙す生命感溢れるカラーやアクションの融合がラボの特長だ
ラボシリーズにはミノー、リッジテール、フィネスワームの3種があると述べたが、そのカラーラインナップを見ると日本ではあまり馴染みのないカラーもある。

これも奇をてらったものではなく、研究に研究を重ねて作られたものだという。グリパン、スカッパノンというこれまでマックスセントでも超実績&ド定番カラーも作れる中で、ラボには見慣れないカラーがあるのはなぜだろうか。


ラボシリーズのカラーの特長として、水中に入ると輪郭をボカしつつ奥行きのあるカラーとなっている点が挙げられるという。
シルエットをぼかし一回り小さく見せる効果もあるという。なおかつ水中の光量により、チラチラと生命感を生むグラデーションもバスを誘うトリガーとなる。
実績を持って支持されてきたマックスセントでさえ食わせられないような天才バスにこそ、ラボを投入してみたくなっちゃう(笑)。
少数生産・ハンドポアードにより精密に
2層のパワーベイト+マックスセント+ラピッドリリース・マックスセント・スライムという構造を精密に組み合わせるため、ハンドポアードで作られるのもラボシリーズの特徴だ。

パッケージには「Small Batch Poured」の文字が刻まれるが、Small Batchとは少量生産という意味。手流しで緻密に作られるゆえに大量生産は現時点ではできないそうだ。
ちなみにラボシリーズは従来のPVC素材を採用している。その理由はシンプルで、バークレイの最大の武器である味とニオイの独自フォーミュラを素材の内部まで高濃度に染み込ませ、水中で拡散させるためには、エラストマーよりもPVC系素材の方が圧倒的に適しているからだそうだ。
LABのラインナップ
バークレイ「ラボ」シリーズのラインナップは以下の通りとなる。

薄いフィンテールの微細な震えと自然なボディロールが特徴。内部のエアーポケットによって、あらゆるライン角度でもルアーを常に水平姿勢に保つよう設計されたリアルベイト。



| サイズ | 入数 | 価格(税込) |
| 3.5インチ | 8 | 2,200円 |
| 4.25インチ | 8 | 2,200円 |
| 5.25インチ | 6 | 2,200円 |
「ミノー」詳細ページはこちら

滑らかな細いストレートボディ形状で、フォール時に繊細に揺れ、アクション時には鋭く反応。ダウンショットやワッキー、ネコリグなど様々なリグに対応する食わせの万能ワーム。



| サイズ | 入数 | 価格(税込) |
| 4.5インチ | 10 | 2,200円 |
| 6インチ | 10 | 2,200円 |
「フィネスワーム」詳細ページはこちら

名前の由来でもある「テール前方のくびれ(リッジ)」が最大の特徴。シェイク時にこのくびれが水を噛み、極めてナチュラルでライブリーな小魚の動きを演出。スレ切ったバスの視覚を騙す、微波動系ベイトの決定版。



| サイズ | 入数 | 価格(税込) |
| 3.6インチ | 10 | 2,200円 |
「リッジテール」詳細ページはこちら
高い!? いや…きっと近くその価値が証明される
天才バスを食わせるための膨大な研究から得た知見を、緻密なハンドポアードで具現化した「ラボ」。価格は各種2,200円(税込)となる。
数字だけを見れば「高い」と感じるアングラーもいるかもしれない。 しかし、あの時どうしても口を使わなかったバスのバイトを引き出し、勝負を決定付ける1匹をもたらしてくれるとしたらどうだろうか。価格というのは、それ以上の価値があれば「安っ!」にもなるわけで。
研究の結果は、現場で証明されてこそ意味がある。
かつてマックスセントが日本のフィールドで“ホンモノ”と認定されてきたように、LABもまた、全国各地のアングラーの手によってその真価が証明される日は近いのでは。
























































