世界最高峰エベレスト。
その登頂時に用いられた“3本の偏光サングラス”がある。
釣りとは関係ない?…否。“エベレストという過酷な環境で使われたサングラス”という事実は、また違った過酷さがある釣りのシーンにおいて安心して使えるというエビデンスにならないだろうか。

山岳カメラマン 三戸呂 拓也氏の製品レビュー
ZEQUE公式HP内「Journal/ジャーナル」の“山岳カメラマン 三戸呂 拓也氏の製品レビュー”という項目がなかなかに興味深く。

日本を出発してからエベレストの山頂までは、およそ1ヶ月。山頂にはできるだけベストな状態で立ちたい。1ヶ月間サングラスを使い分けながら着用し続けることで眼からくる疲労を抑えられたのは、無事に登頂できた大きな要素だったと思います。
という書き出しで始まる、三戸呂 拓也さんの製品レビュー。

なぜ、高所登山に偏光サングラスが必要なのか、こちらがご本人による解説。
カトマンズからベースキャンプまでの道のりは、日差しは勿論のこと、砂埃を含んだ乾いた風が常に吹いています。目にダメージを負いやすいので、雪の上でなくてもサングラスは必需品でした。
標高5,400mにベースキャンプを構え、サミットプッシュは天候を見ながら7日間の計画になりました。ベースキャンプから先は、基本的に天気の良い日に行動します。日差しはかなり強烈になります。
さらに氷河帯に入ると上からの光だけではなく、下からの照り返しも一層強くなります。
標高が上がるにつれて、空の色もどんどん濃くなっていく。高所ではたとえ曇っていても紫外線の強さを実感しました。また、氷河にはクレバス(氷の割れ目)があって、雪に隠れたものは「ヒドゥンクレバス」と呼ばれます。サングラスを掛けていれば確実に見える、というものではありません。
ただ、ほんのわずかな地形の変化や違和感に気付けるかどうかが、生死を分けることもあります。そういう小さな気付きが、事前の準備につながって事故を防ぐこともあります。
高所登山では、視界の質を保つことが安全と集中力の両面で大事だと感じています。
過酷な環境下で奪われていく体力。そんな中で一歩踏み間違えば、命を落とす危険と隣り合わせの高所登山。だからこそ“視界の質を保つことが重要である”と。
持ち込まれた3本のサングラス
偏光サングラスの重要性が分かったところで、ではどんな偏光サングラスが実際に持ち込まれた(普段から使われている)のか。
※製品写真はイメージです。なお「実際の見え方」は各レンズ越しにエベレストで撮影した写真です
STELTH(ステルス)×マスターブルー / シルバーミラー

実際の見え方

裸眼

マスターブルー
LOOF(ルーフ)×アーシーブラウン

実際の見え方

裸眼

アーシーブラウン
HOVER(フーバー)×トゥルービューフォーカス / シルバーミラー

実際の見え方

裸眼

トゥルービューフォーカス
眼の保護と視認性のバランスを考慮し、三戸呂さんはこれらのサングラスを標高や天候、行動内容に応じて使い分けているとのこと。

いかがでしょう。普段からお使いのモデルはありましたか?
普段の釣りで、日常で、ごくごく普通に使っている偏光サングラスが、地球上もっとも高い位置=エベレストの登頂で実際に使われているということ。
安心して使えるというエビデンス以上に、どこかイチ釣り人として誇らしいというか、嬉しい。そう思えるのは、幼少期に植村直己が好きで関連する本を読み漁った記者だからでしょうか。





















































