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狙った魚を獲るための必然的「ミドルゲーム」という考え方/ドリームアップ倉本啓二

寄稿:倉本 啓二
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みなさんこんにちは。ドリームアップの倉本啓二です。

今回は僕たちが考える「ミドルゲーム」について、お話しできればと思います。

倉本 啓二(Kuramoto Keiji) プロフィール

和歌山県南紀を拠点とするブランド「ドリームアップ」の代表。生粋の釣り好きで、ソルトのライトゲームからミドルゲーム、渓流…と、ジャンル問わず様々な釣りに造詣が深いアングラー。その知見とボーダレスなスタイルで多くの釣り好きからの支持を集めている。

地元和歌山県南紀のご当地パターン

よく「ミドルゲームとは?」と聞かれることがありますが、このジャンルを定義することは難しいと考えています。

私が住んでいる和歌山県南紀地方では、30年ほど前から河口域での夏場のヒラスズキ狙いに5cmほどの小型バイブレーションやトラウト用のミノーを多用していました。20年ほど前にはエギングブームが到来して1号以下のPEラインを使用できるようになってさらに釣果が上がっていき、地元のご当地のパターンとして確立していきました。

また、イサキやデカアジをフロートで狙う際には0.6号以下のPEタックルを使用していたんですが、マダイやヒラメといったゲストが来ることもあり、釣れる魚のサイズ問わず“小さなルアーの有効性”というのを確信するようになりました。

今でこそ「ミドルゲーム」として認知が上がってきたジャンルですが、その実、日本各地でその季節のターゲットを狙う上で必要不可欠な釣り…として以前から確立していたのかもしれないと思っています。

ライトゲームで大型魚を狙う

「小さなルアーの有効性」。それは言い換えると、小さなルアーで大きな魚まで狙うということ。そこで重要になってくるのが“ロッド”です。ドリームアップでリリースをした最初の専用ロッドは2018年発売開始のドリームコンスリー80MH

このロッドはPE0.6号セッティングで5~15gのルアーを快適に扱うことができる設計。ワーミングにおいても操作性とカーブフォールでのバイトをきっちりと伝えることを重点において開発をしました。相当な時間をかけて作りこんだ1本で今でも私のメインロッドです。アジングロッドのパワーバージョンといえばピンと来る方もいらっしゃるでしょうか。

50㎝オーバーのオオモンハタや80㎝オーバーのヒラスズキまで

とにかくこのロッドを全国各地へ持っていっていろんな魚と対峙しました。鹿児島の地磯で50オーバーのオオモンハタを釣ったり、真夏の河川で80オーバーのヒラスズキを釣ったり…

PE0.6号の強度を信頼して小さなルアーを使うことで、マイクロベイトパターンに偏食したターゲットのヒット数は飛躍的に上がったと思います。また各メーカーのPEラインの品質が上がったことでミドルゲームジャンルの釣りがとても快適になったとも。

80MHを軸にルアーも開発

ルアーの開発にあたっても、「ドリームコンスリー80MH」で扱いやすいサイズを意識して作っていきました。

ハードプラグもメタルジグもこの1本で扱いやすいサイズを展開、ダートワームのDART8/DD8も2.5インチのサイズを作成しました。

またDD8 2.5inch専用設計のジグヘッドDD-HEAD25も6gや10gサイズを作って、ドリームアップのミドルゲームを確立していきました。(14g、18gは4月発売予定です)

今まで釣れなかった魚が釣れるジャンル

このタックルを使えば使うほど、今までなら釣れてなかったかもしれない魚にも出会うことができ、私自身がこのゲームにどんどんハマッていった印象。

ライトゲームからパワーアップしたいアングラーはもちろん、ヘビータックルメインだったアングラーのパワーダウンタックルとして必要不可欠なジャンルだと思います。むしろ日本沿岸部でのターゲットの大きさとベイトの大きさを考えていくと、今後のメインとなるジャンルの釣りとして発展していくのではないかとも。だからこそ、メーカーとして、いち釣り人として、今後もこのジャンルのルアー、ロッドの開発に力を注いでいきたいと思います。

ドリームアップ(DreemUP) プロフィール

生粋の釣り人である倉本 啓二氏が代表を務める、ライトゲームからミドルゲーム+αのアイテムの製造・販売までを行うソルトウォーターブランド「ドリームアップ」。2014年に創業した同社は本州最南端に位置する和歌山県南紀を拠点に置き、本州有数の恵まれたフィールドでテストを重ねた南紀プライドのロッドやルアーを全国に発信中。

 

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