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【ヤマシタ山中陽介のカンタン!手軽なイカメタルゲーム:Vol9】何を使えばいいの!?「オモリグ」のエギの選び方

寄稿:山中 陽介
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こんにちは!YAMASHITA STAFFの山中です。

山中 陽介(yamanaka yosuke) プロフィール

ご存知、船釣り大好きなYAMASHITA&Maria STAFF。イカ、タチウオ、アカムツをメインにその守備範囲は広く、ターゲットを追いかけ全国に出没中。

前回はオモリグのメリットや釣り方についてご紹介させていただきましたが、今回はオモリグに使用する「エギ」についてお話してみたいと思います。

オモリグエギの基本は2.5号

オモリグでは基本的にスッテではなくエギを使用します。これは、エギがスッテに比べて安定性が優れていること、長いエダスを使用してシャクリをいれるので、フォールでイカを抱かせる間を作らせることができることが大きな要因です。

シンキングタイプのスッテであれば使用は可能ですが、エギに比べるとやはり安定性は劣るため、エギが使用されるようになりました。そのエギですが、基本となるサイズは2.5号。3号や2号でもイカはもちろん釣れるのですが、2.5号が小型~大型までオールラウンドに釣れるサイズとして認識されています。

色々なサイズがあるほうが有利な場合も!

もちろん、イカの平均サイズが大きい場合は3号、逆に平均サイズが小さい場合やイカがスレて来た場合などには2号、あるいはそれ以下のサイズが有効になる場合もあります。そのため、状況に対応できるように、2.5号を中心に3号や2号以下のサイズも用意しておくと良いでしょう。

オモリグエギのカラーについて

オモリグでのエギのカラーは迷うところですが、極論を言ってしまえば、多ければ多いほど良い!というのが答えです。

最低でもボディカラーバリエーションは3色、そのボディカラーに合わせて明色、中間色、暗色があると理想的ですね。

ボディカラーというのはエギの本体カラーのことで、主には夜光やケイムラの他テープを貼ったタイプがあります。オモリグエギでメインに使用されるのは、夜光、ケイムラ、赤テープ、紫テープです。夜間の釣りのため、夜光などのほかシルエットの出やすい赤テープや紫テープが有効とされています。

カラーローテが釣果を伸ばすキモ

オモリグは誘いが単純なため、イカ自体がスレやすく、ヒットカラーがわかっても、そのカラーを使い続けるとスレてしまいます。そのため、あえてヒットカラーとは全く異なるようなカラーを時折投入してイカの目先を少し変えてヒットカラーを長く続けさせる方が、釣果が良くなることが多いのです。

オモリグのエギは実績の高い専用のカラーも多く店頭には並んでいますが、アオリイカのエギングで使うエギももちろん使用は可能です。アオリイカ用のエギのカラーラインナップも考慮すれば店頭には膨大な色数のエギが並んでいるので、「釣れそう」と思うエギを見つけるのも楽しみの一つですね。

 

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出典:YouTubeチャンネル「YAMASHITA Maria」

ヤマシタ

「ヤマシタ(YAMASHITA)」は、神奈川県横浜市の老舗釣具漁具メーカー「ヤマリア」のエギング、イカ釣り、タイラバ、タコ釣りなど、海釣り用品に特化したブランド。特にエギングへの造形は深く、エギのスタンダートである「エギ王」シリーズや、「ケイムラ」カラー、「490グロー」カラーなどを送り出し、最新のテクノロジーでエギングの世界を変え続けている。