夏から初秋のサーフ(浜)は、波打ち際がベイトで賑わいます。それを追って、アオリイカも浅場へ差してくる。それでも「エギング」といえば一般的には磯場か堤防で、サーフはノーマークのままでした。
能登発のブランド「NOTOMON」は、このサーフをエギングの新しいフィールドと捉えています。そこを攻める一手として送り出したのが、フローティングエギ「Swim Master(スイムマスター)3.1 F」です。

サーフは、アオリイカを狙う新しいフィールドへ
そもそもアオリイカは暗くなると浅場へベイトを追って活発に泳ぎ回る習性があります。
その時間帯、遮るもののない広いサーフは、小魚を追い込む絶好の狩り場。だからこそ、夜間から朝マヅメにかけて多くの個体が浅場へと差してくるのです。
釣り人にとっての条件も悪くありません。足場はフラットで、駐車場やトイレが整った海岸も目立ちます。海底に障害物が少なく、根掛かりのリスクも低い。

NOTOMONが提唱するサーフエギングは「投げて巻くだけ」
とはいえ、サーフで従来どおりエギをシャクって沈めて狙うエギングが有効とはいえません。なぜなら、シャクって沈め、フォールで抱かせるスタイルは、一点を縦に攻める釣りだからです。
NOTOMONが提唱するのは、その逆。一定のレンジを横へトレースし続け、広い砂浜に散った高活性の個体をテンポよく拾っていきます。これなら、フォールでアタリを取るというテクニカルな要素もなく、エギング初心者でも挑戦しやすい(入門しやすい)釣り方と言えます。
「NOTOMON Swim Master 3.1 F」
ただし、この釣りは一般的なエギでは成立しません。通常のエギは頭を下に向けて沈める機能を最優先し、あえて泳がない設計だからです。
そこで生まれたのが、3.1号95mm・17gのフローティングモデル「Swim Master 3.1 F」です。

フローティングモデル「Swim Master 3.1 F」の浮き姿勢。
「Swim Master 3.1 F」は通常より太めのボディで水流を受け止め、リップなしで巻くだけのS字スラロームを描きます。
内部にはタングステン重心移動システムを備え、風の抜けるサーフでも飛距離を確保。
泳層は30〜60cmで、ロッド角度と巻き速度で調整します。
最大の利点は、その浮力です。巻きを止めればエギは浮き上がるため、藻場や岩礁の上も臆さず通せます。

こういった従来の沈むエギでは攻めあぐねていた超シャローや水面直下を誘うことができるのが「スイムマスター」フローティングモデルの特徴です。
能登を元気にする、能登発ブランド「NOTOMON」
この発想が能登から出てきた背景にも触れておきます。NOTOMONを率いる北出氏は、ノースクラフトの立ち上げやラパラを経て能登へ移住した、ルアーデザイナーです。
能登半島は外海の荒磯、穏やかな七尾湾、深海の富山湾が隣り合う稀有なエリア。魚種の多様性は世界屈指と言われます。
その能登を「イカの聖地」として全国に知らしめ、釣りを通じて人が足を運ぶ流れをつくる。これがブランドの根っこにある思いです。
その注目の高さは確かなもので、2026年1月のクラウドファンディングは448名の支援を集め、目標の387%を達成。6月には公式オンラインストアの運用も始まっています。

サーフエギングはこれから熱くなる!
サーフはエギングの舞台として、長くノーマークのままでした。裏を返せば、まだまだ手つかずに近い一級ポイントがあるということです。
次のエギング釣行では、いつもの堤防や磯場を通りすぎてサーフへ足を伸ばしてみてはどうでしょう。






















































