ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

【ヤマシタ山中陽介のカンタン!手軽なイカメタルゲーム:Vol7】実はメリット多数!?デイイカメタルの魅力

寄稿:山中 陽介
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

こんにちは!YAMASHITA STAFFの山中です。

山中 陽介(yamanaka yosuke) プロフィール

ご存知、船釣り大好きなYAMASHITA&Maria STAFF。イカ、タチウオ、アカムツをメインにその守備範囲は広く、ターゲットを追いかけ全国に出没中。

皆さん、イカメタルゲームというと「夏の夜の釣り」というイメージが強いと思うのですが…実は!日中でも楽しめることをご存じですか?

そして、日中に楽しめるだけじゃなく…メリットもたくさん! 今回はそんな日中のイカメタルゲーム、デイイカメタルについてご紹介したいと思います。

デイイカメタルのメリット

デイイカメタルの良いところは、何と言っても生活リズムが崩れないということ。

朝出船して昼頃には帰ってくる。そしてその日の夕飯には釣ってきたイカを堪能できるというところでしょう。夜のイカメタルゲームだと夜中に帰港、深夜か早朝に帰宅…。さすがに体力的にイカを捌いて朝食にいただく、とはなかなかできません。

それに、昼間は景色も良く見えるので、船酔いしやすい人は遠くの景色を眺めることができ、船酔いしにくいのもメリットではないでしょうか。

では、デイイカメタルではどのようにイカを狙ったら良いのかご紹介していきます!

デイイカメタルの狙い方

狙い方は夜のイカメタルゲームと大きくは変わりませんが、決定的に違うのは「狙うレンジ」。基本的に海底から10m以内であるということです。夜のように集魚灯を点灯しない昼間は、イカが中層より上に浮いてくることはほとんどなく、海底付近を回遊しています。そのため、狙うレンジは海底付近のみなんですね。

船の流し方は、魚探を見ながら群れに当てる、ドテラ流しで広く探る、パラシュートアンカーを使用して流す…とさまざまですが、どの流し方であっても狙うレンジは同じです。

キモとなる誘い方は「巻き落とし」

誘い方は誘い上げ、誘い下げ、シェイクの組み合わせでOKです。

デイイカメタルは船下にイカが回遊してくるため、回遊してきたタイミングは殆どスレておらず、簡単に乗ってきやすいというのが特長。ただし、群れが入ってきてから同じレンジにずっとスッテが入っている状態だと、明るい水中ではイカがスレてしまいます。

そこで、前述の誘いに加えて、「2~3分に1回は20mほど巻き上げて、完全にイカの視界からスッテを消して、再度海底にスッテを落としなおす」という、イカの活性をリセットする「巻き落とし」という誘いが有効になるケースが多々あります。

この誘いを組み合わせることでデイイカメタルは攻略が可能です。

やや重めのメタルスッテやオモリグを準備しておくと◎

使用するスッテは海底付近を中心に狙うので、釣船の指定もあると思いますが、やや重めのスッテを使用することが多いです。また、重さがメタルスッテでは対応できないこともあるため、オモリグも用意したいところです。

カラーに関しては紫外線発光するケイムラカラーをベースに組み立てていくと良いでしょう。

イカメタルは夜だけと思っていた貴方!日中の明るい時間帯にデイイカメタルにチャレンジしてみてはいかがでしょうか!

シリーズでチェック!配信中の「カンタン!手軽なイカメタルゲーム」はこちら

【ヤマシタ山中陽介のカンタン!手軽なイカメタルゲーム:Vol6】最高なイカのアタリとは?

【ヤマシタ山中陽介のカンタン!手軽なイカメタルゲーム:Vol5】アタリはあるけど掛けきれない…そんなときに!「誘い方」の応用編

【ヤマシタ山中陽介のカンタン!手軽なイカメタルゲーム:Vol4】これぞ醍醐味!基本的な誘い方のあれこれ

関連動画もチェック

出典:YouTubeチャンネル「YAMASHITA Maria」

ヤマシタ

「ヤマシタ(YAMASHITA)」は、神奈川県横浜市の老舗釣具漁具メーカー「ヤマリア」のエギング、イカ釣り、タイラバ、タコ釣りなど、海釣り用品に特化したブランド。特にエギングへの造形は深く、エギのスタンダートである「エギ王」シリーズや、「ケイムラ」カラー、「490グロー」カラーなどを送り出し、最新のテクノロジーでエギングの世界を変え続けている。