ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

記者が買ってよかった1本!テイルウォークの「ライズシューターSSD」の3ピースを使ってみた!

  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

2022年5月に登場した、テイルウォークの「RIZE SHOOTER (ライズシューター)SSD」

ジグを使ったショアジギングはもちろん、ショアプラッキングにも対応した、マルチショアキャスティングロッドです。携帯性バツグンの3ピースモデルもラインナップされたことでも大きな話題を呼びました。


出典:テイルウォーク公式「RIZE SHOOTER SSD」詳細ページ

かくいう記者も、クルマを持たないチャリンコアングラー。仕舞寸がコンパクトなショアジギング系ロッドはかなり少なく、こちらの「ライズシューターSSD」の3ピースモデルはかなり注目していました!

先日、ようやく購入できたので、今回はその使用感やレビューについて紹介していきます!

ライズシューターSSD【テイルウォーク】

モデル レングス (ft.in) ピース 仕舞寸 (cm) ロッドウエイト (g) ルアーウエイト (g) ラインウエイト (PEライン 号) グリップ全長 (mm) リアグリップ (mm) 本体価格 (税抜)
S96ML 9.6 2 149 212 JIG:max 50PLUG:max 40 max 2.0 640 400 23,000円
S100M 10.0 2 157 255 JIG:max 60PLUG:max 45 max 2.5 640 400 24,000円
S96MH 9.6 2 150 268 JIG:max 80PLUG:max 65 max 3.0 640 400 25,000円
S100MH 10.0 2 157 274 JIG:max 80PLUG:max 65 max 3.0 640 400 26,000円
S910H 9.10 2 155 279 JIG:max 100PLUG:max 85 max 4.0 640 400 27,000円
S100M-P3 10.0 3 108 238 JIG:max 60PLUG:max 45 max 2.5 640 400 25,000円
S100MH-P3 10.0 3 108 248 JIG:max 80PLUG:max 65 max 3.0 640 400 27,000円

テイルウォーク公式「RIZE SHOOTER SSD」詳細ページはこちら

ライズシューターSSDの紹介記事はこちら

ショアジギングとショアプラッキングの二投流!テイルウォークの「RIZE SHOOTER (ライズシューター)SSD」

S100M-P3を使ってみた

記者が購入したのは、「S100M-P3」。主に30~40gのジグを使用することが多かったので、こちらのモデルをチョイスしました。

ちなみに、ジグは最大60g、プラグも45gまで対応しているとのこと。

ここでは実際の使用感やキャストフィール等も併せて紹介していきます。

60gのジグをフルキャストできる

結論から言うと、60gのジグは問題なくフルキャストができます。

ヤミージグTGの60gも気持ちよく飛ばすことができました

主にペンデュラムキャストで投げるのですが、60gを使用しても何ら問題や不安感は一切ありませんでした。

これまで使用してきたショアジギングロッドは、記載表記の最大ウエイトをフルキャストするのが正直怖いところがあり、今回もキャストする際は慎重に行ったのですが、全くの杞憂でしたね。むしろ60gをフルキャストしても、まだ余力を残しているような印象も受けました。

パワー表記はMですが、使用感はそれ以上の感覚で、ロッドのしなりに関しても、ウエイトが乗りやすく、振り抜いた際のキャストフィールもバツグン!

リリースポイントも若干広めに感じました。

30~40gのジグも問題なくキャストすることができましたが、逆に20g以下に関してはロッドのパワーが勝りすぎてしまうため、30~60gが適正かと思います。

ちなみに、40gのシンキングペンシルも同様にフルキャストが可能。細かいジャーキングなども軽快に行えました。

従来のショアジギングロッドと比較して、ややティップが入る設計になっているとのことで、操作性も優秀!ミノー系やポッパーなどにも十分対応できると感じました。

大物にもタイプできるパワー

ショアジギング・ショアプラッキングといえば、予期せぬ大物が掛かることも。

今回はそんな予想外な大物は釣れませんでしたが、そのパワー・ポテンシャルは十分に感じました。今の季節では30~40cmほどの青物が釣れるのですが、そのクラスであれば何の問題もなく、ゴリ巻きで引き寄せることができました。

40cm弱のアイゴもゴリ巻きで簡単に引き寄せられました

今回釣れた魚は、小物がほとんどだったので、ロッドに仕事をさせられなかったのが心残り。大物をかけた時には改めて紹介したいと思います。

持ち重り感も軽減

そしてもう一つの注目ポイントは、持ち重り感の軽減。

以前紹介した記事でもふれたのですが、ライズシューターSSDでは各機種によってガイド設計が異なります。

持ち重り感を軽減するために、ML~Mクラスのロッドではティップからベリーのガイドがシングルフットのモデルを採用。MHから上のパワーのモデルは、先端付近のガイドはLKWSGというダブルフットの中でも軽いモデルを採用しています。

また、ガイドはすべてフジ工業のSiCリングを搭載。激しいファイトや引き寄せる際の摩擦熱を瞬時に拡散。低摩擦抵抗によって20倍以上のライン寿命を記録するなど、ラインの寿命を延ばす効果も備わっているとのこと。とにかく持ち重り感が軽減されているので、アングラーにも負担が少ないのが特長です。

実際、記者も朝から夕マヅメまで投げ続けることができました。

また、リアグリップも少し長めで、脇に挟んでのジャーキング操作も非常にしやすいと感じました。

ひじにしっかり当てながらシャクリができるので、安定感も良く、細かい誘いなどもバツグン!

ロッド自体の感度も悪くなく、ジグの着底感や操作感もロッドで感じることができました。

結論:大満足!!!買ってよかった!!!!

以上が記者が購入して感じた、ライズシューターSSD「S100M-P3」の感想でした。60gをフルキャストでき、パワーも十分と性能に申し分なし!

携帯性もバツグンなので、自転車やバイクで釣りに行かれる方にもオススメです。価格も2万円台なので、ショアキャスティングビギナーの方にもピッタリのロッドです。

これからショアジギング・ショアプラッキングで、たくさん使用させてもらいます!ぜひ参考にしてみてください。

テイルウォーク(tailwalk) プロフィール

株式会社エイテックのルアーブランドが「tailwalk(テイルウォーク)」。ソルト、フレッシュ問わず非常に多くのロッドやリール、アパレルなどを展開。バスではフルレンジシリーズ、ソルトではハイバリューなロッドSSD(ソルティシェイプダッシュ)シリーズや、フラッグシップモデルのTZシリーズなど、ビギナーから上級者まで幅広い層に支持されるアイテムが並ぶ。