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個性溢れるスピナーベイト「ウインドレンジ・デカコロ」の使い方

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夏のバス釣り特集

現在もボチボチその足音が聞こえてきておりますが、この時期気になるのが台風。

まずは今年、各地で大きな台風被害が起きないことを願います。

さて、バスフィッシングでは、台風後の濁りが入ったタイミングでイイ思いをすることもあれば大撃沈を食らうことも少なくありません。

今回ご紹介するのはノリーズのウインドレンジ・デカコロ。デカコロは割と個性のあるスピナーベイトではないかと思います。

デカコロは、コンパクトながら撹拌力が強いルアーです。

ウインドレンジ・デカコロ

冒頭述べたように台風後や強い風が吹いた後に、ゴミ溜まりができているといった状況はリザーバーなどではよく見られます。

そんな時に投入しやすいのがデカコロ。

例えば同じウインドレンジでもシルエット(ボリューム)が非常にコンパクトなのがデカコロ。そもそもウインドレンジシリーズ自体がコンパクトではあるのですが。

ウインドレンジには、オリジナル、TW(タンデムウィロー)、そしてデカコロがあります。

それぞれのブレードを見ていくと…

モデル フロントブレード リアブレード
ウインドレンジ(オリジナル) Vブレード・コロラド35 Vブレード・コロラド35
ウィンドレンジTW Vブレード・コロラド30 Vブレード・ウィロー35
ウインドレンジデカコロ Vブレード・コロラド35 Vブレード・コロラド40

リアにデカいコロラドがついたデカコロ…なのです。

そして、浮きゴミなどを通す、貫通させてその下の警戒心の薄いバスを狙うなんて時に重宝するデカコロ。

まず、ある程度のゴミを通すという意味では、シンプルに重いルアーを使えばよいのですが、デカコロは前述の通りボリューム感も控えめ。

シルエットが小さいがゆえ、ベイトが小さめなんて時にもマッチします。

また、大きめのブレードはその場で回転するというより、大きく回転するため、コンパクトシルエットと相まってゴミをかき分けながら通すこともできます。これがデカコロのメリット。

スモールシルエットでヘビーウエイトまであるスピナーベイトって、そこまで多くはないのではないかと思います。

コンパクトで水押しが強く、そのものの性能でゴミなどをかき分けながら通せるスピナーベイト。意外とそういったシチュエーションは多いと思います。

スピナーベイトの隙間を埋めるスピナーベイト、そんなウインドレンジ・デカコロをこれからの季節にひとつ忍ばせてみては?

ノリーズ(NORIES)

日米のトーナメントで活躍を続けていた田辺哲男が立ち上げたブランドで、ブランド名は田辺哲男の哲男(のりお)からとってノリーズと付けられた。現在はマルキューのウエルエフの人気ブランドの1つとしてバス、ソルト、トラウトという各ジャンルからこだわりのアイテムを多数輩出中。ノリーズのバス関連アイテムで特に人気なのはロッド「ロードランナー」シリーズで、年々ブラッシュアップされ、現在もロングランヒットを記録中。