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【活かすのはワームの持ち味だ!】たまらんばい永野的、ワーム別ノーシンカーリグ(ネイルリグ)の使い分け

寄稿:永野 総一朗(たまらんばい永野)
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②:コイケシュリンプビッグ

ハイドアップ公式「コイケシュリンプビッグ」詳細ページはこちら

武田プロと言えばコイケシュリンプビッグ!と言われる程になったコイケシュリンプビッグ。通称ゲジゲジ君。JB TOP50の遠賀川戦ウィニングルアーでもあり日々ガイドでも多用されています。

 

コイケシュリンプビッグの使いどころと使い方

セッティングなどは武田プロの記事を見てもらう方が早いかな…とは思いますが、自分は野池や川でのおかっぱりではノーシンカーでのカバー撃ち、琵琶湖では3.5g前後のネイルリグにして、岩エリアや、入り組んだ魚礁でのズル引きで使用しています。

このルアー、なぜかとにかく引っかかりにくい。毛が良い感じに膨らんでボディ自体が岩や障害物の隙間に入り込むのを防いでくれたりとガードの役割を果たしております。なので相当ごちゃごちゃしたところでもズル引きが可能で、そうしたところが出番。琵琶湖には中空ブロックを重ねたジャングルジムみたいな入り組んだ魚礁があるんですがそんなポイントをデッドスローにズル引いています。

武田プロは2ジャーク1ポーズのボトムジャークをメインに使用していますが、僕は徹底してズル引きが多いです。もしくはフォール。

ズル引きのスピードに関しては、ロッドティップを曲げないことはもちろんのこと、ラインも弛んだ状態でズル引くような、そんな超デッドスローで引っ張ります。基本そんな感じで引っ張って、何かにスタックして引っかかりからプン!と取れたらラインテンションを抜いてフォールさせます。(大体3〜5秒)ひたすらこれの繰り返しです。

霞ヶ浦のおかっぱりでも、コイケシュリンプビッグと、おもし!1.8gを組み合わせたリグのズル引きが根掛かり知らずで大活躍でした。

ちなみに適合のフックはフッキングマスターモンスタークラス4/0。フックセットした後に、フックポイントの周りの毛を数本手でちぎってあげるとフックアップ率も良くなります。

 

③:コイケシュリンプマグナム

ハイドアップ公式「コイケシュリンプマグナム」詳細ページはこちら

はい、続いては新しく登場したコイケシュリンプのマグナムサイズ。

 

コイケシュリンプマグナムの使いどころと使い方

マグナムの使いどころはズバリ、ビッグフィッシュ狙い。シチュエーションはビッグと同じ。まあ見たらわかるサイズ感なので、食えばほぼほぼ50オーバーです。

また徳島のスーパースター、ほらほーでぇ久次米さんが動画をあげてくれていますが、どうやらホームの旧吉野川水系ではサイトでの武器としてかなりの爆食いの様子で、巻いたり落としたりしながら多彩な使い方で見えバスにアプローチしています。

動画を貼っておきますので、これはぜひ一度みておいた方が良いです。こんなにマグナムで釣る人いないですよ笑

出典:YouTubeチャンネル「ほらほーでぇと叫びたい」

 

コイケシュリンプマグナムは基本的に二通りの使い方で使用。

一つはそのままのコイケシュリンプマグナムにフッキングマスターモンスタークラスの6/0をセットしてビッグと同じくハードボトムや魚礁などごちゃごちゃしたところでデッドスローにズル引く使い方。ノーシンカーでも比重のあるマグナムはシンカー要らず。ノーシンカーで10m前後のボトムを取ることも容易です。

対して二つめは、先に紹介したスタッガースティックやコイケシュリンプビッグと同じように、2ジャーク1ポーズで使用する使い方もあります。この場合は2ブロックチューンといって頭2列分だけの毛を残し、残りを全部カット。パイナップルみたいな形になるんですが…笑

 

これがまたテーブルターンがすごいんです。移動距離を抑えながらも細かく誘っていきたい時に使います。低水温期のリアクション狙いもグッド。

 

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