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冨本タケルの底力。カバースキャットのノーシンカーがなぜこんなに釣れるのかを紐解く

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琵琶湖のバス釣り完全ガイド

今、琵琶湖を席巻している釣りが。SNSなどで目にする度、その圧倒的な釣力には目を瞠るものがある。

その釣りを生み出したのは、琵琶湖で一番予約が取れないガイドとも、琵琶湖で一番強い男とも称される「冨本タケル」氏。

 

そして、その釣りとは「冨本タケル」と検索すれば「冨本タケル カバースキャット」と予測変換されるまでに認知。deps社のワーム「カバースキャット」のノーシンカーでボトムを釣るという釣り方。

冨本 タケル(Tomimoto Takeru) プロフィール

琵琶湖でプロガイドとして活動中。 2014年BIWAKO OPEN 第3戦 優勝、2015年B.A.I.T 第1戦 優勝、2016年B.A.I.T 年間優勝など、数々のトーナメントで好成績を収める実力者。ライトリグからハードベイトまで、あらゆる釣りに精通するバーサタイルな一面を持ち合わせる。1970年生まれ。

 

そもそもはサカマタシャッドの代りだった

「これは琵琶湖じゃ使うところがない」

2018年の夏、意外にもそれが新しいカバースキャットを前に抱いた感想だったと冨本氏は回顧する。

その年によってパターンが様変わりしていく琵琶湖。その年によく釣っていたのは同deps社の「サカマタシャッド8inch」のノーシンカーだった。

季節は移り12月。その日も釣れ続いていた「サカマタシャッド8inch」を軸にゲームを組み立てていた氏だったが、水温低下の影響か午前中は良かったものの、午後からまったく口を使わない状況に。

そこで考えたのはダウンサイジング。サカマタシャッドの6inchに変更しようとするも、たまたまボートに積んでいなかった。「釣れるのか?」と思いつつ手にしたのが、ボートに1パックだけ載っていたという小さいが比重のある「カバースキャット3.5inch」

 

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