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【キモはフックにあり】JB TOP50佐々一真が春から夏にかけての山中湖を釣る!

寄稿:佐々 一真
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③本格的な夏の釣り

そして、本格的に夏になるとバスも回復し沖に展開する魚が増えてきます。回遊する場所が徐々に沖になり、このころにはウィードアウトサイドから沖にかけてを回遊しているイメージです。

このころに僕が多用するのが高比重系のノーシンカーワームです。ウィードアウトサイド付近ではボリュームのあるノーシンカーを、沖の魚を狙う場合はサイズを落として3~4インチのノーシンカーを使用しています。

 

ウィードアウトサイドではウィードに乗せつつドリフトするイメージで流し、沖は魚探によるシューティングで中層でベイトにつく魚を狙っています。

このとき、ウィードアウトサイドで使うボリュームのあるノーシンカーには「パワーワッキー」。

ハヤブサ公式「POWER WACKY」詳細ページはこちら

また、沖で使用するノーシンカーには、「フィネスワッキー」を使用しています。

ハヤブサ公式「FINESSE WACKY」詳細ページはこちら

 

エリアでフックを使い分ける

ウィードアウトサイドで使用する場合はウィードに絡めながら釣るので潜られてしまうこともあります。山中湖のバスはサイズも比較的大きい個体が多いため、強引なファイトを想定したタックルで狙うため、パワーワッキーを使用します。

逆に、沖で釣りをする場合はウィードからも離れてしまうためライトなタックルを使用します。魚からもルアーは発見しやすいのでベイトフィッシュライクな3~4インチに。潜られたりするような場所もないのでライトラインでのアプローチが多くなります。

そして、どちらのリグもストレートワームをワッキー掛けで使用しています。

使い始めたころは他のフックを使用していたのですが、バスがワームを咥えた時にワームが折れ曲がり、再びフックに刺さってフッキングが甘くなることがよくありました。ですが、このパワーワッキーとフィネスワッキーはワイドゲイプになっているおかげで、折れ曲がり再びフックに刺さってもフッキングの妨げにならずに魚を獲る事ができるこのセッティングがお勧めです。

カットテール×パワーワッキー#1/0

カットテール×フィネスワッキー#4

今回紹介した釣り方は、僕が実際に山中湖の試合でも実践している釣りです。

アプローチする場所や状況に応じたフックの使い分けで釣果も左右されるので、皆様もこれから山中湖に行かれる際、また身近なフィールドで是非、実践してみてくださいね。

 

ハヤブサ(HAYABUSA )

日本有数の金物のまち、兵庫県・播州三木を拠点とする1970年設立の老舗ハリメーカー。多数の釣魚種に対応した高品質なフックを多数輩出中! バスブランド「ハヤブサBASS」やアパレルブランド「FREE KNOT(フリーノット)」、トーナメントブランド『鬼掛(ONIGAKE)』など多くの人気ブランドを展開中。

 

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