デイのメバルをスピンテールジグで狙う。ティクト「SPINBOWY（スピンボウイ）」開発を担当された花田 浩晃氏にあれこれ訊いてみた
スピンボウイの使い方
次に使い方ですが、基本的にキャストした後カウントダウン、任意のレンジをただ巻きするだけです。
私が主にやってるのが、キャストした後まず表層をリトリーブし、反応がなければ再びキャストしてカーブフォールでボトムを取りリトリーブするというやり方。
ボトムから斜めに引いてくるので、表層以外での反応をみる事ができ反応があった場所を重点的に攻めればよいわけです。spin bowyは早巻きしすぎるとバランス崩すので1秒間にリールハンドルを1回転半〜2回転のスピードで巻くと良いでしょう。またリトリーブとカーブフォールを織り交ぜた攻め方もアリです。
バイトの出方はだいたい「ガツン」とアタってきます。
しっかりとフッキングさせれば一本のトレブルフックですがバレを防ぐ事ができます。メバルの場合は根に走ろうとする習性があるので、基本はゴリ巻きのパワーファイト。一方でアジ狙いの際はパワーファイトすると1本のトレブルフックしかないので、口に負荷がかかり口唇が開きやすくなり逆にバレやすくなるので、パワーファイトは禁物です。
基本的には、どんな時もターゲットに合わせたファイトをすることが大事という訳です。
2サイズあるスピンボウイ。サイズローテーションは潮の速さ、水深、ベイトのサイズ、ポイント迄の距離で決めています。
まずは4gを基本にして、ポイントが遠い、水深が深い、潮が速い、ベイトサイズが大きいなどの条件になると7gをチョイスします。
また、カラーローテーションは朝マズメのローライトの時間帯や潮が濁っている際はチャートタイガー、ピンクタイガー、フルゴールドをチョイス。潮が澄んでいたり、陽が完全に上がったら、ピンクイワシやフルシルバーをチョイスすれば良いでしょう。
プロトタイプのため８色になっています
ちなみに、ベイビーメバルはアフタースポーンから回復したメバルが藻場でメバルの稚魚をよく捕食している際のスペシャルカラー。また、ゼブラグローはグローを光らせればナイトゲームからデイゲームまで幅広く使えるカラーになっています。
これらを状況に合わせてチョイスすれば良いと思います。
使用タックルはこちら
以下は私が主に磯場で対メバル用に使用しているタックルです。
ROD：ICE CUBE IC-83ロッキンスラッシュチューンドプロト(近日発売予定)【Tict】
REEL：ルビアス2000番【ダイワ】＋カスタムスプール【Tict】
MAIN LINE：ライムPE 0.4号【Tict】 LEADER：ボルドーレッド2号【Tict】
ある程度パワーのあるロッドの方がルアーにウェイトがある分使いやすいでしょう。
最後になりましたが、投げて巻くだけの簡単メソッドでアジ、メバルが釣れてしまう楽しいルアー「SPINBOWY」で是非ライトゲームハイシーズンのデイゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか？
