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【いよいよハイシーズン目前】東京湾ガイド船の現役船長「須江一樹」厳選!これからが旬の”4つ”の釣り

寄稿:須江一樹
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②:チニング(クロダイゲーム)

続いてはチニング!チニングとはボトムをフリーリグで攻める釣りで、キビレやクロダイを釣る釣りです。

 

「コイケシュリンプ」や「スタッガーワイドホグ」などが有効で、最近はワイドホグ2.7インチの釣果が圧倒的です。春まではワイドホグ3.3インチが有効でしたが、暑くなってからは少し小さめのワイドホグ2.7インチの釣果が伸び始めました。

 

最近の釣れ筋カラーは上から「ダークオリーブ」「シナモンブルーギル」「ギル」の三色です。

 

 

 

「ギル」は比較的オールマイティに使えるカラーで、「ダークオリーブ」と「シナモンブルーギル」はその時の潮色に近い色に合わせて使い分けています。

ちなみにその日の状況にカラーが合っているか合っていないかの基準としては、“おかわりバイト”があるかないかです。チニングはショートバイトが非常に多い釣りです。ショートバイトがあった時に、再度喰い直す”おかわりバイト”があるかないかで、その日の状況にカラーがマッチしているかを判断します。もちろんアタリが明らかに多いというだけで判断してもOKです。

いずれにせよワームカラーは非常に重要なので、アタリが少ないと感じたらとっかえひっかえカラーチェンジしてアタリカラーを見つけるようにしましょう。

 

アクションは春の釣りに比べて弱めのアクション。跳ねさせるというよりはボトムパンプとシェイキングの中間のようなアクションです。バス釣り好きな人はボトスト的なアクションというと通じるでしょうか。

アクション中にショートバイトがあった時は、慌ててフッキングをせず、我慢してステイやシェイキングでおかわりバイトを誘いましょう。乗るバイトとショートバイトのアタリの違いがわかるようになると、釣れる枚数が確実に伸ばせるようになりますよ!

 

推奨タックルはこちら

ロッド:HIDEUP HUMRC-610M+-2
リール:tailwalk FULLRANGE 81R
ライン:VARIVAS アバニ シーバスPE マックスパワー X8 ステルスグレー 1号
リーダー:VARIVAS シーバス ショックリーダー [フロロカーボン]16lb
フック:イチカワフィッシングTG-1 #1
シンカー:ノガレス グレネードシンカー 14g or 21g

 

③:マゴチゲーム

続いてはマゴチ!夏の魚と思われているマゴチですが、実はそれはエサ釣りの話し。ルアーで釣るのは春や秋が非常に釣りやすく、秋はマゴチのハイシーズンと言っても良いほど釣りやすいシーズンです。

 

使うルアーはスタッガーオリジナル3.5インチをメインにしつつ、秋が深まればスタッガーワイド4インチの出番もドンドン増えてきます。

カラーは「モエビ」「レッドG・R/F」「シルバーシャッドG」をメインカラーにしつつ、水温が下がればヒラメの活性も上がってくるので、ヒラメも視野に入るカラーとして「アカキン」も有効です。

 

アクションはルアーが着底→リトリーブ(ハンドル1~2回転)→止めてテンションフォール→再度着底…の繰り返しでバイトを誘います。

バイトは着底と同時のタイミングで出ます。バイトが分からない時もありますが、分からなくても次のリトリーブの時点で重いと感じたら確実にフッキングをしてください。

 

ワイド4は涼しくなればなるほどに有効になって来ます。ワイド4のシーズンは10月半ばから12月いっぱいくらいまでで、アクションは先ほどお伝えしたアクションと同じアクションで大丈夫です。数もサイズも涼しくなるほどに釣れるようになってきますので、秋のマゴチ釣りもおススメです。

 

推奨タックル

ロッド:HIDEUP HUMRS-72ML-2
リール:tailwalk SPEAKY 3000HGX
ライン:VARIVAS アバニ シーバスPE マックスパワー X8 ステルスグレー 1号
リーダー:VARIVAS  VEP ショックリーダー [ナイロン]20lb
ジグヘッド:エコギア スイミングテンヤ25g or 30g

 

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