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秋のデカイカはこれで釣る!ガンクラフト石塚 俊の「秋の型狙いパターン」とは

寄稿:石塚 俊
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エギング&イカメタル特集2020

良型狙いのポイント5選

①水深変化のある潮通しのよいポイントを選ぶ

良型狙いにオススメなのは、岬の先端や沖にイケスがあるような潮通しの良い場所

そしてディープエリアからの駆け上がりや、舟道など水深に変化のある場所が良型が回遊しやすいです。

 

②夕まずめからナイトが可能性高し

デイでも良い型は釣れるのですが、可能性が高いのは夕まずめ〜ナイト。特に月夜回りはイカの活性も高く回遊も多いのでオススメです。

個人的には若潮〜大潮前の中潮が実績が高いですね。

 

③急激な水温は釣果に影響

イカ釣りに関して、水温の変化は釣果に大きく影響します。

特に水温が急激に下がった時はイカの食いも極端に渋くなります。たとえ水温が下がっても、何日かその水温が安定すれば食いも戻るので、事前に水温チェックしておきます。

 

④ベイト

イワシやキビナゴ等が沖でピチャピチャしている時は期待大

エギングにおいてベイトの有無は重要な要素です。特にこの時期の良型は餌を求めて、岸際まで回遊してきます。

私の経験では、イワシやキビナゴなどが沖でピチャピチャと群れて泳いでる時がイカの反応が良い気がします。

 

⑤タイミング

潮の動き出し、または潮が緩むタイミングがベスト。

潮目が近づいてきたり、止まっていた潮が効き出すタイミングやガンガン流れていた潮が緩むタイミングにデカイカの実績が高いです。

 

狙い方のキモ

さぁ、ポイントがわかったところで、続いては肝心の狙い方についてご説明していきます。

底付近をコンパクトな軽めのジャークでレンジを刻むように!

良型は底付近でアタってくることが多いので、基本はボトム中心の釣りになります。

それでは順を追って…

①キャスト

②着底したらあまりエギを跳ね上げないよう、コンパクトに軽めのジャーク

③テンションフォール

こんな感じ。水深にもよりますが、だいたい底から1〜2メートルのレンジを探るようなイメージでやってます。特にかけあがりで付近で抱いてくることが多いので、フォール時間を長くとり丁寧に探ります。

ちなみに根掛かりの心配がない場所では、底をズルびいたり、ボトムステイさせるのも有効的です。

 

フォール中のテンションコントロール

僕がこの釣りで1番大事だと思ってるテクニックが“フォール中のテンションコントロール”

 

暗い時間の釣りになるので、アタリをとるためほとんどテンションフォールの釣りになるとは思います。で、このフォール中に「イカが抱きやすい姿勢をどれだけ作れるか」が釣果の鍵になります。

具体的にどのようにするのか。潮が適度に効いている時はあまり意識しなくてもいい姿勢になっているのですが、潮が効いてない時や当て潮の時はノーズが下を向き姿勢が崩れるのでロッドをさびきながらエギの姿勢を安定させてあげる。逆に潮が走ってる時や横に流れてる時はロッドを送りながらフォール姿勢を整えてあげる。

つまり、しっかり潮を感じ、潮と同調するようにフォール中のテンションをコントロールすることが重要というわけです。これは秋の型狙いの攻略に役立つと思うのでお試しください。

 

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