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【さらに深いレンジにも“魔力”を】バラムの一段下を通す、もう1つのバラム「バラム ヴァリアンテ255」

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ご存知、MADNESSが展開するジャイアントベイト“バラム”。

先日、最小サイズの「バラム200」が発売されたことで、より注目を集めることに。普段お使いのヘビーロッドで扱うことができ、なおかつフィールドを選ばないこのサイズ感は、これまでバラムを使ってこなかった方にも、この世界観・魔力をより身近に体験することができる。さらに、ファンにとっては痒いところに手が届くモデルとして、使い分けの幅が広がり、引き出しも増えたハズ。そんなビッグベイト界をざわつかせているNEWサイズですが、これからバラムの世界に足を踏み込む方も、既に愛用している方も、正確に使い分けるのであれば、いずれ通るであろうこちらのモデル。

バラム ヴァリアンテ255【MADNESS】

発売中

変異〜VARIANT〜したバラム。

バラムの一段下を攻める「バラム ヴァリアンテ255」。最大の特長はご覧の通り“シリコン製の折れ曲がるシリコンリップPAT.(ROM LIP)が搭載されている点。

MADNESS公式「バラム ヴァリアンテ255」詳細ページはこちら

現在バラムシリーズは全5モデル展開

バラム200

開発には相当苦労をした…
「シリコンリップPAT.(ROM LIP)」に対する拘り…。

完成までカナリ苦労した…。

以前、“サタン島田”氏にお話を伺った際におっしゃっていたこと。具体的にどういったところに苦労したのかを尋ねてみると、水の抵抗を受けて折れ曲がる“シリコンリップPAT.(ROM LIP)”を標準装備すると決めてからのセッティングやバランス…その決定に至るまでの道のりが、相当長かったそうです。

幾度もテストを繰り返す中で、結果的に辿り着いたのは、“動きを継承させることがベスト”という答え。バラムの4節+シリコンテール仕様に決定。

ウエイトセッティングへの拘り

開発期間は約4年。

理想のセッティングが生まれるまでも、相当悩んだという話も。ストライクレンジに到達させ、水平に近い状態でスイム姿勢を保つことを徹底的に追求。リップ付きで絶妙なスイミング姿勢を実現することが、かなり難しかったとのこと。

 

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バラムのさらに下を攻める「潜行深度2.5m~3m」

リップ搭載により“バラムでは引けない任意のレンジを通せる”。

潜行深度は約2.5m~3m。スローリトリーブでジックリ狙いの水深まで潜らせ、一定以上の負荷がかかると共に、可動シリコンリップが変形。水を受け流すようになったタイミングで、リトリーブスピードに変化をつけて従来通りの早巻き。

一般的なリップ付きのハードベイトでは不可能である、レンジキープを保ちながら超高速リトリーブが可能”。

コレを“サタン島田”氏は“夢のレンジキープ”と呼び、水面直下周辺のデカバスを魅了してきたバラムですが、より深いレンジに潜むデカバスに対しても、驚異的な動きを見せつけることができるようになりました。

使用する場面は?

バラムの一段下を攻める。

とお伝えしたものの、実際にはどういった時にそのアプローチが有効なのか?

こちらについても“サタン島田氏”にお話を伺いました。そもそもの軸としては「バラム300」であることには違いありませんが、「バラム ヴァリアンテ255」が最も有効となる場面は、バラムのファストリトリーブに反応しない時。こうした状況は、フィールドコンディション的に、バスがヒットするレンジが表層ではない時に多いそう。

そもそもバスの目線が表層を向いていない場合、バラムほどの集魚効果を持つルアーを通しても、追ってこないこともあるそうで、そんな時に、よりバスとの距離を縮めることができる「バラム ヴァリアンテ255」が真価を発揮する、まさに独壇場となります。

 

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2.5m~3mレンジをユックリと通せる。

シリコンリップPAT.(ROM LIP)”のため、ハードリップじゃない分、障害物へのコンタクト時も、当たってから障害物に纏わりつくように粘りを見せてから、その後一気に跳ねるような独特な動きを演出。「バラム300」に板オモリを貼れば、同じように使うことはできるものの、リップが無い分、障害物へのスタックが多くなるのに対し、バラム ヴァリアンテ255」は、リップが盾代わりになるため、障害物回避能力に優れる。つまり、障害物が多く絡むエリアでも、ストレスなく攻めることができるとのこと。

全5色展開

カラーは全5色展開。

一躍注目を浴びているリアルプリントカラーも揃っています。

カラーセレクトも迷ってしまいそう。

#04 GMチャート

#06 レーザーハス

#14 オンドリャーチャート

re#02 リアルハス

re#03 リアルニジマス

これまで到達できなかったレンジにも“魔力”が…。

リップが搭載となり、“バラム”でのキャッチ率をさらに高めてくれる新たな一手「バラム ヴァリアンテ255」。こちらもお試しを。

以下解説動画もチェック!

出典:YouTubeチャンネル「LureNews.TV」

出典:YouTubeチャンネル「MADNESS JAPAN」

MADNESS

2002年設立。京都に自社工場を持つルアーメーカー。ソルトウォーターフィッシングからバスフィッシングまで、息の長い特徴的で個性的なアイテムを多く手掛け、シリコン素材を使った製品づくりを得意としている。
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