製品名とは別に設けられている品番。たとえばRX-78といえば何だろう??昭和世代の方ならピンとくるだろうが、これは機動戦士ガンダムに登場するモビルスーツである「ガンダム」品番(型式番号)だ。
ほかにも車やスマートフォンと身近な様々なモノに品番が付けられており、我々が愛用する釣具も例外ではない。
実は品番には、その製品の性能や特長を表すために付けられていることがある。
ダイワ製リールの品番の読み方とは?
こちらはダイワの新製品となる「Z BLACK LTD.」。こちらのモデルの品番は「2020SHL」となるワケだが、ここには深~い意味がある。
この品番を読み解くと、まず最初の上2ケタ「20」はリールのサイズを表している。スティーズSV TWなどはこの2ケタが「10」からスタートしているので、Zシリーズの方がサイズ的に大きいということになる。
続いての下2ケタの「20」は糸巻き量を示しており、20と表記されている場合、20lbのナイロン/フロロラインが100m巻けるということが分かる。これが12なら12lbが100m、16なら16lbが100mという具合だ。(※SVの場合はこの限りではない)
次の「SH」はギヤ比を示しており、非常時となるノーマルギヤから順に「H」、「SH」、「XH」、「XXH」とギア比が高くなる。
最後の「L」は、左巻きである場合にのみ付けられており、右巻きの場合は非表示となる。(※末尾がTWやTNなどイレギュラーな表記もある)
これを理解していれば、リールの品番を見ただけである程度の性能をハアクすることができるので、ぜひリールをチェックする時の参考にしてほしい。