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今江克隆のルアーニュースクラブR「忖度ナシの今江的見解!味と匂いのホンマのところ」 第1288回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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今週はTOP50第2戦の舞台、山口と広島の県境に位置する弥栄ダム(弥栄湖)に2年ぶりに滞在中。

この季節の3週間前のプリプラは1年でも最も状況が激変する時期だけに、練習といっても地形の確認、季節進行の確認、プリメスサイトの練習、そして長期間滞在することで様々なタックルのテストを兼ねている。

先週の早明浦湖ではAbu専任の動画撮影だったため、イマカツルアーのテストがほぼできなかったので、初日は早明浦湖で封印していた「ビーストボーン」第4弾のテストをメインに自由に釣り込む感じで練習。

弥栄湖は水温が18~23度とすでに一度産卵を終えた半プリのアフターの状況で、オスのネストがいたるところにある状態。今回もネストを狙ってもテストの意味がないので、金砂湖同様、ミドルレンジのスト展開で開始。幸先よく初日から50cmUP3本、40cmクラスは無数と金砂湖を上回るテスト結果になった。

練習開始即50cmUPがお出迎え。弥栄湖はすでに一度スポーンを終えた半プリメスがメインになっていた。弥栄湖の大型は昔からギル食いがとても多い。

早明浦湖Abuロケでは自主規制していた「ビーストボーン」だったが、金砂湖同様、ギル食いバスが多い弥栄湖でもとても効果的だった。

金砂湖の折にテキサスリグスタイルでのフッキングにエラストマー素材ゆえの若干の難点を感じていた部分も、ちょっとした工夫で問題なく解決できたのは幸いだった。BKKの「ファストヘッド」やマス針では問題はないのだが、エラストマーのテキサスリグは何かと悩まされることが多い。今回フッキングテストを十分にできたことはとても大きかった。

テキサスリグでカバーに吊るして食ってきた50cmUP。匂いはないが、遠くからその存在をバスに知らせるパワーが骨系、かつ水を弾くエラストマー素材の強みだ。

弥栄湖の面白いところは、ギル食い、エビ食い、ベイト食いとバスの食っているエサがエリアではっきり分かれること。ベイト食いの場所ではギル系ルアーが効きにくいのも事実であり、基本はマッチザベイトなのだ。

今江的忖度抜きの見解

そして今週のメインお題は、金砂湖、早明浦湖、弥栄ダムと3週連続のクリアレイクで、自分自身も今までクリアレイクでは半信半疑だった「匂いは本当に効くのか?」に関して、今江的忖度抜きの見解を語ってみたいと思う。

バスの視覚が効きにくい激濁りの霞ヶ浦、遠賀川水系や匂いに敏感といわれるトラウト系のスモールマウスバスにガルプやMAXセントの激臭が効くことはもはや誰も疑いようもないトーナメント実績があるが、こと今までバスの視覚的機能の高いクリアレイクで効くの?という疑問は正直、自分も半信半疑だった。

この疑問はバークレイのパワーベイトやガルプが基本的に「完全不透明素材」だったことが透け感のあるワームやリアルシェイプワームの人気が高い関西のクリアレイクでは特にカラー的違和感が強すぎたというのがホンネだろう。

そのバークレイが2021年に開発した新素材「MAXセント」で全米のトーナメントの最先端を席巻している事実は、日本では2026年までほとんど知られることすらなかった。自分すら知らなかったその最たる理由はピュアフィッシングの大量プロ首切り事件と日本のトーナメント撤退方針という「空白の4年間」にあると断言できる。今や全米のトーナメントに大きな影響を与えている日本のトーナメントルアー市場にもかかわらず、これほど全米を席巻している素材を、しかもエコ登録可能な素材を、日本の試合で使えなくした当時のピュアフィッシング・ジャパンの罪は重い。この4年でピュアフィッシングUSA、特にバークレイの味と匂いは今や「気のせい・思い込み」ではなく、「確実なる効果」に間違いなく変貌を遂げている。

練習ではかなり「LABフィネス」で釣れたが、本当にバイトが深い。逆に飲み込まれないよう注意だ。味と匂いに色が加わった効果は大きい。

MAXセントとLAB

先に今江的結論から言ってしまうと、「MAXセント」に関しては間違いなくガルプ以上の効果が「激臭リチャージ効果」も含め、「ある」と自分は確信している。

MAXセントの素材の優秀さは、スポンジ状の独特の素材組織で数日外気にさらしても乾燥せず匂いのリチャージが効くこと、スポンジ状組織のため水中での拡散効果が練り込みとは次元が違うこと、同時に塩系ジュースを全身に練り込み充填しているため塩入りに匹敵する高比重であること、さらには高比重ワームより針持ちが抜群によく素材の生き物感が抜群といった点が挙げられる。

唯一の欠点があるとすれば、それが「マット調の完全不透明素材」といった点だろう。

この点を除けば、今江的忖度完全抜き、お世辞抜き、過去にクビにされた恨みアリでも「40年前のゲーリーマテリアル登場時並の逸材」と言えば誰も納得のいく素材感、それがMAXセントだと言っても過言ではないと思う。

そしてその唯一の欠点が2026年ついに革命的技術で解消され、「匂い」、「味」、「質感」に加え「色」「ヌメリ」といった「視覚的要素」にもバークレイが独自技術でこだわりだしたのがまもなく日本にも上陸するLABシリーズである。

この美しいラミネートクリアカラーがLABワームの最大の特徴だ。今までマッディ専用のイメージが強かったバークレイがクリアウォーターでも効果抜群になった。MAXセントとパワーベイトのハンドポワードワームだ。

ネコリグ嫌いだったが、このLABワームはまるで餌釣りの感覚で使えてしまう。まるであのガルプが乾燥しなくなって透明化したようなイメージだ。しかも丈夫で長持ちする。

すなわち、クリアなリザーバーが多い関西バスアングラーの「クリアウォーターだとマッチしない」という不満がLABシリーズで完全に解消され始めているのだ。おそらくフロリダ系東海岸のステイン~マッディーで人気のバークレイが、ついに視覚の極めつけ・ネオンワームの発祥の地、西海岸のクリアレイク対策に進出し始めたとも言えるだろう。

弥栄湖の湖面に映えるネオンカラーの「LABフィネス」。日本では昔懐かしの大人気ハンドポワードワームを思い出させる。ネオンワームに味と匂いとヌメリ、それ以上に何よりコンフィデンスが倍増する。

今までのバークレイワームからは想像もしなかった美しさ。MAXセントの匂い拡散のみならず、ネバネバスライミー表皮で生き物感抜群。カバーにもスルッと滑らかに入っていく。

ネスト全盛期の弥栄湖で、あえてネストを外して釣るのはかなり難しい。だからライブもサイトもせずとも、味と匂いと色を信じて「LABフィネス」は使い切れる。

「LABフィネスワーム」は食ってからなかなか離さないので、ショートバイトが多発し始めたプリプラ後半の仕上がった状況下では特に有効だった。

LABミノー

5.25インチの「LABミノー」は、今回の弥栄湖の練習ではバスが食っているベイトがまだ小さいため、ニジマスやハスなどベイトが大きい早明浦湖ほどの大活躍とはいかなかったが、7月頃にはその素晴らしいカラーリングと匂い、ヌメリ感で強力な武器になることは間違いないだろう。

ベイトの小さな弥栄湖には少し大きめ?だったが「LABミノー5.25インチ」もその素晴らしいカラーリングと匂いとヌメリで弥栄湖でもこれから間違いなく主戦力になるだろう。

背中のフラット面とセミ中空ボディデザインが実に秀逸で、ホバストでは抜群のi字直進安定性、ジグヘッドではロールさせるための「デコ挿し」でなく、普通にセットしてもフックをきれいに左右に振るローリングが素晴らしい。

「LABミノー」も「LABフィネス」もこの納豆のようなヌメリが結構、長時間続く。ラインを送りすぎると思いっきり飲まれるので試合ではフッキングタイミングの加減がなにげに難しいかも…。

今江的2026年カバーワームの決定版か!?

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