ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

【風が強い方がアジが釣れる?】爆風下においてアジを的確に釣る方法を家邊克己が徹底解説!

連載:家邊克己の「週刊!アジングマニアックス」
寄稿:家邊克己
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

地磯のロケでも12mほどの爆風の中で釣りをすることに

そして先週末も地磯で12mほどの爆風の中で釣っていました。

この時は斜め左後ろからの風で、地磯の釣りでしたので低い所では波がかぶってしまいます。

ですので風の影響をなるべく受けないように、足場の高い所の窪みから釣り始めることにしましたが、投げたら結局風の影響をモロに受けてしまいます。

なので着水前にサミングして直ぐにラインを水面に付けて影響を受けないようにしました。

 

夕まずめまではロックフィッシュを狙い

この時は夕マズメのアジ狙いだったので、明るいウチはボトム周辺でロックフィッシュを狙います。

 

ボトムまで沈めるので、「グリッターヘッド」(3g)【サーティフォー】で狙っていましたが、風で持ち上げられないようにリフトもなるべくせず、ロッドを寝かせたまま横にさびくようにボトムを攻めていきます。

 

すると、ベラの猛攻に遭遇することに。ベラの獰猛は避けることができないので、我慢しながら引き続きトレースしていると、グンと重い引きがロッドに伝わりました。

反射的にアワセると「グイグイッ」とベラとはまた違った重めの引きで、ロッドを引き込みながら上がってきたのは24cmのメバル!

 

これからはメバルの地合いが訪れたのか? 1投毎にアタリがあります。

イイ型のメバルばかり釣れ、アジの回遊はありませんでしたが久しぶりに楽しめました。

 

夜は港内でアジング

夜は横風の港内に移動してきましたが、かなりの横風で通常なら0.5〜0.8gのジグヘッドを使用しますが、その風だと1.8gでちょうど釣り合います。

まずはカウント5から始めていましたが、反応が無く、カウント15でドリフトさせながら誘うとコンッとアタッてきました。

風でラインが動いていてもアタリは伝わりますが、ラインが弛んでいるのは事実なので、アワセにくい。

なのでリールのハンドルを巻きながらロッドを煽る巻きアワセが1番良く、そうやってアワセると釣れてきたのが28cmの良い型のアジ!

 

爆風の時の方が無風よりイイ思いをすることができる

その後も、そのパターンで何匹か釣れ、釣れなくなると探る深さを変えるとまた釣れたりと1ヶ所で20匹位釣れてくれました。

風の日にありがちですが、アジがは固まっている事が多く1ヶ所でバタバタ釣れてくれます。

 

 

風があると釣り辛いですが、魚からすれば風で水面が騒ついて危険性が減り、活性も上がるのでよく釣れてくれます。

逆に無風の時は潮も動かない時が多く、釣り易いですが釣り自体は大変難しくなります。

ですから多少の釣り難さは風向きを考えてやり方さえ間違わなければ、かなり良い思いができるので、爆風はとにかく風を嫌わない様にしていただき、普段釣れなかった場所でも釣れたりするので、是非チャレンジして欲しいと思います。

 

WEB連載 家邊克己の「週刊!アジングマニアックス」は毎週 日曜日 配信!
過去の記事もぜひチェック!

過去の連載記事はこちらから、チェックしてみて下さい

2 / 3
前へ 次へ