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今江克隆のルアーニュースクラブR 第958回「大惨敗の旧吉野川戦と進撃の三原」の巻

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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予選通過の条件は…

大会初日は大雨の影響で午後から予定外の水門全開放が実施され、ノーフィッシュが9人と予想をかなり下回ったが、それでも1本のみのキャッチが23人、キーパー2尾釣れば余裕で15位以内と言う厳しさとなった。

連日土砂降りの予選となった旧吉野川。フル満水にローライト、少ないバスがさらに散った結果、歴史に残る厳しい試合となった

そして予選2日目も雨となり、昼前から再び水門開放による減水が始まったが、それでも実に21名がノーフィッシュ、1本のみキャッチが14名、リミットメイク無しと言う、さらに厳しい結果になった。

1日にまともなキーパー1尾でも釣れば余裕で予選は通過。

2日で1尾1400gでも予選を通過できる、過去に例のない厳しさとなった。

釣れれば1kg前後が多かったこの試合、0か1でも釣れたサイズの僅かな重量差で明暗が分かれた。

そして、決勝も前代未聞の出来事が起こった…。

予選初日は、自分も三原直之プロも終了1時間前の減水タイミングでギリギリの1尾キャッチ。 結果、この1尾がなければ、自分の一年はジ・エンドだった

歴史に残るウエイインショー

TOP50決勝では、予選上位5人がトレーラーウェイインをするのだが、今回の決勝ではトレーラーウェイインしたトップ5中、4人がノーフィッシュ。

予選1位の藤田選手は決勝ノーフィッシュでも初日の驚異的としか言えない5尾5kgのウェイトリードが最後まで効いて余裕の優勝と言う、ある意味、歴史に残る衝撃的ウェイインショーとなった。

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