トレーラーのセット方法のキモを公開
また、ワイドウォブルアクションを演出するグラスリッパーを使う際、その特性をより活かすためにトレーラーのヘッドシェイカーのセット法にコツがあるので紹介します。
ヘッドシェイカーはできるだけ薄く刺すこと。そうするとグラスリッパーのヘッドの振り方が強くなります。
ただし、薄刺しするとキャストしているだけでちぎれたり、1本釣ると無くなっていたりすることが多いので、私は、フックの軸にラインを巻いて瞬間接着剤を染み込ませワームキーパーの代わりにしています。
外から刺して止めるタイプのトレーラーロックとは違い、ワーム本来の動きを損なうことなく確実にキープしてくれますよ。
ただ、薄刺しすると泳ぎが大きくなる分、速く巻きすぎるとスイム姿勢が安定しにくいため、速巻きで使いたい場合は普通に刺してください。
もう一方のスイミングトゥルーパーに関しては、私のブログでほぼ全てを暴露していますので、よろしければご覧ください。
こちらがスイミングトゥルーパーに関する私のブログ記事です。チェックいただけるとウレシイです!
スイミングジグで釣るためのワンポイント
最後にスイミングジグで釣るためのキモをご紹介!
琵琶湖のスイミングジグでは、ほとんどの場合、ウィードに絡めて巻くことになると思いますが、ジグがウィードに当たった時に喰わせのキッカケを作ろうとして、巻くのを止めたり変にロッドアクションを加えたりせず、そのままリールを巻き続けることが大切です。
ロッド選択が正しければ、ウィードにジグが当たった際にリトリーブを止めたりしなくても勝手に喰わせのタイムラグを作ってくれるからです。
スイミングジグに合ったロッドを使っていれば、ウィードにジグが当たった時、リールを巻き続けている間にもロッドティップが適度に入っていきジグが一瞬ストップ、そのままリールを巻き続けているとウィードからジグが飛び出すという、タイムラグのある動きを自然に演出できます。これは、前に説明した甲殻類がウィードから飛び跳ねる動きそのもの!
ロッドが合っていないとタイムラグがまったく作れなかったり、ジグがウィードに喰われてしまったりしますし、かといってロッドをあおってウィードから外すとルアーがウィードから大きく離れすぎたり、体力的にも負担になってしまったりするので、適切なロッド選択でリールを巻き続けるというのが、スイミングジグで釣るためのキモと言えると思います。
私のスイミングジグ用ロッドをご紹介
私の場合ロッドは、ウィードが少ないところやウィードトップ付近を釣る場合はフェイズ・シャープシューター71M+(2019年7月登場予定)を使用!
エバーグリーン公式フェイズ・シャープシューター71M+詳細ページはこちら
そしてウィードが多いトコロやウィードの中を釣る場合はフェイズ・ディッガー72Hを使用していますが、オートマチックに近い感覚でウィードをかわしてくれるスイミングジグに最適なロッドです。
エバーグリーン公式フェイズ・ディッガー72H 詳細ページはこちら
いろんな流派があるスイミングジグですが、これからの時期に効果的なむらっち流のスイミングジグもぜひ試してみていただければと思います。
フェイズ PCSC-71M+ シャープシューター
フェイズ PCSC-72H ディッガー
リール:アブ Revoウインチ
ライン:バスザイル・マジックハード 16lb
ルアー:グラスリッパー 3/8oz, 1/2oz
スイミングトゥルーパー 1/4oz, 3/8oz, 1/2oz, 5/8oz
トレーラー:ヘッドシェイカー 5インチ
※ジグのウエイトはスイミングレンジに応じて使い分けています。
大まかな基準は以下となります。