Galápagos連載「タカシマムザホルモンの【月刊】たいのきもち」

多趣味人間タカシマムザホルモン
この時期は“特に外せない”釣りがありまして…それがこれ…

そう、大人の夜遊び「イカメタル」です。
というわけで前回の脱線劇が許された為…
今回も(今年のイカメタル事情なんかを交えつつ)好き放題脱線しようと思います。
タカシマムザホルモンの“イカのきもち”スタートです!
イカは地球外生命体!?
「イカは地球外生命体である!」ご存知でしょうか?イカとコーン(トウモロコシ)は宇宙から飛来した生命体という説。んなアホな…と呆れてしまいそうな話ですが、それくらいイカという生き物は神秘的で未だ謎だらけのようです。

本当のところはイカ本人にしかわかりませんが、確かに言える事は「彼らはとても頭が良く、行動に原理がある」という感覚です。タコやカワハギにも同じ感覚がありますね。
だからこそイカ釣りは「考えれば考えるだけ釣れる釣り」だったりします。それこそ“イカのきもち”を察してあげることが釣果への近道、なのかも知れません。
2026年のイカメタル事情
大阪在住である僕の基本行動範囲は日本海なら丹後、敦賀、小浜エリア。南は和歌山中~南紀エリアになります。そんな各エリアに共通している今年の事情。それが「イカがめちゃくちゃ小さい」ということ。いわゆるヤクルトサイズがメインになっています。
和歌山エリアは元々小さいケンサキが多いので特段気にすることもなさそうですが、問題は日本海です。聖地山陰エリアに比べればややサイズに劣る若狭湾ですが、それでもシーズン初期~中期は大型のケンサキがよくあがり、平均がヤクルトサイズ、なんてことはほぼありません。※シーズン後半はそうなることもありますが。
いつもの年のイメージで挑み、アタリが出せず撃沈…!そんな声もちらほら聞こえてきます。原因は明確で、イカが小さい=大きなエギやスッテを抱けない。または遊泳力が弱いが為にしっかりと止まっているエギにしかアタックできない。といったところでしょう。

今年の若狭湾アベレージは本当に小さい
警戒心が強く、捕食する力の弱い小さなイカに対して「ガンガンいこうぜ」だと余裕のパーティ全滅。この後状況がどう転ぶかはなんとも言えませんが、少なくとも今現在のトレンドは「いのちだいじに」で間違いなさそうです。
ヤクルトサイズ攻略のカギは?
「大きいのが居ないなら小さいのを釣ればいいじゃない!」大剣ハンターたちにはちと物足りないでしょうが、数こそ正義のイカメタル世界で名をあげるのなら今年のヤクルトさん達は攻略していかなければいけません。
そこで普段から数釣りの事しか頭にないタカシマムザホルモン流の小イカ攻略術を少し、お伝えしようと思います。騙されたと思って試してみてください。
大きいのが食べられないなら小さいのにしましょうね。というとひどく単純な話に聞こえますが、タイミングとスッテのセレクトを間違うと小型化が逆効果となる実は諸刃の剣だったりします。
順を追って説明しましょう。まずは小型化の話。サイズダウンです。
例えば普段2.5号、2号のエギを付けているなら1.8号、1.5号に。90mmのスッテなら80mm70mmに。それでも反応が芳しくなければ秘密兵器、マルイカ釣り用のスッテを投入してみてください。
関西でマルイカ用のスッテを手に入れるのは難しいかも知れませんが、僕もここ2.3年ほどマルイカスッテで良い思いをさせてもらったのでボチボチ公開しちゃいます。
ちなみにマルイカも同じケンサキイカです。それこそヤクルトサイズのケンサキを釣ることに特化した釣りなのでその威力は凄まじいものがあります。
オモリグも同様です。2.5号をメインにしていたなら2号、1.8号に変えてみてください。「小イカを釣るのにオモリグ?」と違和感を覚える方がいるかも知れませんが“リグを離す”“エギを漂わす”ことに関してオモリグの右に出る物はありません。
もちろんガンガンバシバシしゃくるのはNG。ふんわり優しくしゃくってあげましょう。

オモリグ=型狙い、ではない。画像のエギはデスフォールkosui1.8号だ。臨機応変に行こう
「よっしゃ全部小さくすればええんやな!」とガッツポーズしたそこのあなた。今落とし穴に片足突っ込みかけましたよ。「いのちだいじに」です。
実はただサイズを落とせば釣れると聞いて極端に小さなスッテやエギを使ってしまうととある要素が破綻します。そう「安定性」です。
特に潮が速いタイミングで浮きスッテを極端に小さくする、メタルスッテを軽くすると重さ、潮受けによる仕掛けの安定感が崩れてしまい遊泳力のまだ弱いヤクルトさんは思うように抱けなくなってしまいます。
またすべての世界に共通することですが小さい=アピール力も当然弱くなるので泳ぐことで精一杯、周りは自分を食べようとする敵だらけという小イカに小さいものを探させろ、というのはなかなか酷かなとも思いますよね。
「小さくする」は確かに最強で必須テク…なのですが「潮が緩いとき」「イカのレンジが完璧に絞り込めている時」にすることを強くオススメします。
ただでさえアタリの小さいこのイカメタルという釣りですが、イカが小さくなればなるほどやはり極小のアタリを捉える必要に迫られることになります。さて皆さん、イカメタルのアタリを大きく出す、もしくは小さなアタリをより確実に捉えるには普段どうしていますか?
これ、実は結構簡単に解決できる問題なのですが意外なほど意識する人が少ないんです。答えは至ってシンプル「幹糸とエダスの長さを短くすること」
当然といえば当然ですが、幹糸からスッテが離れれば離れるほど同じアタリでも伝わってくる振動の大きさや違和感は減衰します。
つまり、アタリの大きさだけで見れば直ブラより直結、ブランコより直ブラという順で出るアタリは大きくなり、わかりやすさも増していくのです。

サバが沸いている時に使う直結仕掛け。アタリの大きさで言えばやはり断トツです。
市販の仕掛けを切って長さ調整をすることに抵抗がある人は少なくともエダスの長さで超短い(直ブラ)、短い(1~3㎝)、ちょっと長い(3㎝~)の3種類くらいは用意すると良いでしょう。
もちろん自分で調整できる人は状況に応じて仕掛けをカット。活性が高ければエダス0cmの直ブラでも全然食ってきますよ。
例えば Galápagosのイカメタル仕掛けなら2種類あるうちの「Ika Metal Rig Type 直ブラ」ですね。

ぶっちゃけ本題。正直ここがダメなら↑の工夫も水泡に帰すこととなります。そう、ロッドです。キンッキンで穂先しか曲がらないロッド、逆に柔らかすぎて胴まで常に入っているロッド。
これらは通常時強い場面がありますが、安定して数をとっていきたいならとにかくバランスがいいロッドを用意してください。強いて言えば完璧なバランスの…気持ち穂先が柔らかく入るものが最高of最高です。
そこまで言うお前は何を使っているんじゃ。はい、これです。

Galápagosのイカメタルスティック「 IkaMetal Stick GIK-65MS」です。
これが贔屓目無しにしてもかなり優秀な子でして、バットはかなりパワフル。スルメの時期にはこのロッドに電動を付けて100m以深での剛腕イカメタルをやったりしますが余裕のシャクリ。
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真冬は繊細なアタリのヤリイカゲーム。
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もちろんメインターゲットであるケンサキも…

強いバットに見やすく繊細なティップセクション。メーカー希望小売価格で2万円を切るロッドでありながら糸がらみを防ぐLBDガイド、富士工業のPTSリールシート搭載とモリモリな内容です。
このバランスが深場よし、空中戦よし、しゃくる止める掛ける漂わす全て高次元でやってくれるおかげでどれだけ助かっていることか…ロッドが優秀すぎてイカメタルを突き詰めた上澄み層には逆に退屈かも知れません。それだけ仕事をしてくれるロッドなので。

1本であらゆる状況への対応が可能
何度も竿頭を取らせてもらった心強い相棒。今回のテーマである小イカ攻略にもその操作性の良さが光りますが、特に穂先~穂持ち部分の適度な柔らかさからくる身切れの少なさとバラシの少なさは特筆すべきポイントです。
イカはバラすと散ります。どれだけ確実にミスなく取り込めるかがめちゃくちゃ大事なのです。
まとめ
さて最盛期を迎えているイカメタルに今年はちょっと特殊な事情。
でも安心してください。イカの数は多いので↑の攻略法を取り入れて1杯でも多くミスなく数を稼ぎましょう!みなさんの竿頭報告楽しみにしています。























































