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【鮭ジギング用ロッド】地域特化系ロッドも得意なテイルウォークが出す「スローバンプSSD・652鮭JIG」

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テイルウォークといえばロッド・リールを中心に、ルアー、便利小物などなどをリリースするメーカー。

地域特化モノが意外と多いテイルウォーク

さて、そんなテイルウォークですが、数あるアイテムの中でも思ったより多いのが〝地域特化モノ〟だったりします。これは姉妹ブランドの「アルファタックル」もそうなのですが、その地域に根付く釣りジャンル(あるいは釣り方)に特化したロッドがある。

△スローピッチジャークを軸としたスローバンプSSDに2024年も新機種が追加される

その中で、2024年注目ロッドのひとつがスローバンプSSDの追加機種「652鮭JIG」。サクラマスジギングとは異なり、文字通りサケを狙う。いわゆる〝アキアジ〟用ジギングロッドがスローバンプSSDに追加となる。

北海道の秋の風物詩だけに紹介するには時期的に少し早い気もしますが(笑)、備えあればなんとやらで、「サケジギング」専用といえる追加モデル「652鮭JIG」の特徴をピックアップ。

スローバンプSSD・652鮭JIG

6’5″のバットジョイントとなる652鮭JIG。その特徴はしなやかさとトルクの両立。

サケジギングでは、基本的にはヒットレンジがボトム付近。よくいわれるのがボトムから5m以内を誘う…というもの。

しなやかでトルクフル

そのボトム付近をスピーディーに…というのではなく、限られたレンジの中で粘っこく、柔らかくジグを持ち上げては落とすような誘い。

ティップセクションにかけては負荷に応じて素直に入り、復元力が高い

だから復元力は高くしなやかさを持つロッドがマッチする。ではあるのだけれど軟らかいだけではNGで、状況によっては水深100mを超えることもあるので、しっかりとロッドのアクションが伝えられるバット付近の適度なパワーも必要。

652のモデル名が表すのは65は前述の通り6’5″のレングスを表し、「2」がパワーランク。つまりは2番クラスの6’5″レングス。

△バット付近にはダブルフットの中でも軽さを意識したLKWシリーズ、ティップセクションにはKTガイドを搭載

△リールシートは抜群の安定感を誇るT-DPS

グッと持ち上げて追従するようにティップがついていき、ジグもそれに応じてリフト、一瞬の滞空時間を持ってヒラリとジグがフォールしていく動きが大事。それを誰が使っても演出しやすいのが652鮭JIG。

限られたレンジだからこそ丁寧に、それをこなせる〝専用〟ロッドなのであります。

ちなみに、同地で行われるマダラやブリ狙いのジギングもこなす汎用性もあるそうで、1本あると何かと助かるモデルともなっているんだとか!

MODEL LENGTH(ft.in) PIECE CLOSED LENGTH(cm) ROD WEIGHT(g) LURE WEIGHT(g) DRAG
(kg)
L1(mm) L2(mm) GRIP TYPE RETAIL PRICE(JPY)
652 鮭JIG 6’5″ 2(B) 150 119 max 230 (Lj300) max 2.8 530 400 B 32,000
2024年もスローバンプSSD拡大中

スローピッチジャークを楽しむために生まれたスローバンプSSDですが、2024年は652鮭JIG以外にも3機種が追加(555/FSL、637、639)。これにて全13機種となりますます拡大するラインナップは、見せて食わせるアプローチの必要性が高まっていることの裏返しかもしれませんね!

ぜひぜひチェックしてみてください!

テイルウォーク公式「スローバンプSSD」詳細ページはこちら

テイルウォーク(tailwalk) プロフィール

株式会社エイテックのルアーブランドが「tailwalk(テイルウォーク)」。ソルト、フレッシュ問わず非常に多くのロッドやリール、アパレルなどを展開。バスではフルレンジシリーズ、ソルトではハイバリューなロッドSSD(ソルティシェイプダッシュ)シリーズや、フラッグシップモデルのTZシリーズなど、ビギナーから上級者まで幅広い層に支持されるアイテムが並ぶ。