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【テンヤとタイラバの融合】真冬の海で生まれた“タフコン打破ハイブリッドルアー”が流行の兆し!

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皆さんこんにちは! REAL FISHER代表の“御厨 圭祐”です。

さて! 早速ですが、今回お届けさせていただく内容はNEWアイテム「海老ラバ」について。4月頃から店頭に並び始める頃かなと思います。

以前ルアーニュースRで特長紹介記事について公開させていただいたと思いますので、今回は私発信で開発コンセプトや使い方などをお届けしたいと思います。

御厨 圭祐(Keisuke Mikuriya) プロフィール

中学生の頃アメリカにホームステイをした事がキッカケでバス釣りに出会う。休みの度にバスを追い続け、釣りの為に部活を辞めてしまう程の釣り好き少年時代を過ごし、夢は尽きずバスプロの世界へ足を踏み入れるが、その後8年間は釣り業界から離れて一般の会社へ勤務。でも心の中では「釣り業界に触れながら生きていきたい」という強い想いがあり、日々魚を追い続けることに一生を掛けても良いと考えた末、遊漁船を開業。毎日魚と触れ合いお客様と出会う。人それぞれの釣り方を見ると、その度に「いつか必ず誰にでも扱いやすくて、とにかく釣れる物を作ろう」と思っていたことが今は形に。遊漁船「REAL FISHER」の代表でありルアー開発者として、これからも船上で真のルアー開発を随時進行。

真冬の日本海生まれ
タフコン打破ハイブリッドルアー「海老ラバ」

海老ラバ」は“真冬の日本海”でテストを重ねに重ねて完成させた、究極の“タフコン打破ハイブリッドルアー”になります。

 

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魚種が豊富な海域だとしても、極寒の海では魚が消えたと思ってしまうほど釣れない。しかし魚は必ず居ます。どれだけ寒くてもエサを食べないと生きていけません。

しかし、活発に動くことはできず、口を使うタイミングも限られ、潮の大きさや潮の動くタイミングなど限定されることが当たり前に。

それをもっと魚に口を使わせることができ、どうにか釣りが成立するというトコロまでに変えられないか? と考え、試行錯誤を続けて完成させたのが、テンヤとタイラバのハイブリッド構造である「海老ラバ」です。

動かないエサなら捕食する冬の魚

冬の魚は動き回るエサは追わなくても、動かないエサはシッカリと捕食している。

そこに焦点を当て、同系統のルアーである「烏賊ラバ」とは対照的なコンセプトに。控え目な直進的な動き、ボトムを這うエビに近い動きに拘りました。

フッキングに対する拘り

低活性な真冬の魚。

つまりショートバイトが多く、フッキングが上手く決まらないこともしばしば。「海老ラバ」は「烏賊ラバ」と同様にフッキング率という面も追求。

元祖遊動式タイラバの開発者“宮崎 晃”さんが船長を務める福岡県・小倉港を拠点とする遊漁船「ガイドサービス セブン」プロデュースの3本針仕様のパーツ“セブン/ジャンプパーツ”を標準装備し、“バラシが少なく超掛かる”という特長を秘めているので、真冬のショートバイトでもシッカリ深く刺さり込んでくれます。

3本針は段差孫針仕様で、海老をつける時にしっかりホールドが出来るように、1本だけ少し長めのフックを搭載しています。海老を付ける際は以下のように真っすぐになるように取り付けることがポイント。

海老ラバ」単体でもシッカリ釣果を叩き出してくれますが、特に渋い時はワンプラスして、上のようにエサを付けてあげることも大切です。

岩礁エリアなどではエビやイカ、甲殻類系。砂や泥地であればイソメなどを装着して、ボトムを中心にタイラバ感覚で探っていただけると良いと思います。

烏賊ラバとの使い分け

最後に「烏賊ラバ」との使い分けについても紹介。

烏賊ラバ」の特長は、僅かな潮でも表面に流れを受けて良く動く。動いているエサを好む魚がターゲットという意味では、幅広い時期と幅広い魚種がターゲットになります。いわば万能。

全国各地でこれだけの釣果を出しているのも、そのような意図があるからこそ。ステイさせていてもアタリがあるのは、何もしなくても自分から勝手に動くようなボディ設計を施しているからです。

使い分けとしては、基本的には「烏賊ラバ」を使っていただき、ターゲットの活性がイマイチな時、ボトム周辺で集中的にアタリがあるような時に「海老ラバ」がオススメ。

如何でしたでしょうか?

REAL FISHERからリリースとなるタフコン打破ハイブリッドルアー「海老ラバ」。タイラバゲームの新たな一手として、一つテンヤにルアー要素をプラスさせたい時などに、役立ってくれるマストアイテムをぜひ、試してみてくださいね!

REAL FISHER

2010年2月、玄界灘を案内する遊漁船として開業。四季折々の魚種とお客様による釣果や釣り方などをもとに、釣果はモチロン「独自の進化を遂げたルアー開発」に専念している船上ルアーブランド。 今後もルアーガイド船ならではのオリジナリティーに溢れる製品開発を随時進行予定。