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今江克隆のルアーニュースクラブR「5年先を行ってるかも!? ハードベイト系をイッキ出し!イマカツ関連2024年新製品情報を紹介」の巻 第1185回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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デスロール・トルネード(仮)

次に、完成がほぼ確実で、この春の実釣テスト次第で夏前にスタンバイしているのが「デスロール・トルネード(仮)」だ。

コチラはスローシンキングの「UMAデスロール」をフローティングチューンしたモノだが、水面でのパワーとサウンドを増強するために、三連結の最後方ボディに大きなウィングを付け、回転攪拌パワーを強烈にアップさせたモデルだ。

 

当初は、本体ペラを巨大化したり、アルミのペラを付けたりしてみたが、極めて偶然なのだが「バゼル」の羽根が驚くほどマッチしてしまった。

そこからウィングの形状を工夫し、デッドスローではベイトフィッシュがピチャピチャ水面で跳ねてる様子を、ハイスピードではバズベイトを凌ぐほどの飛沫と不思議なスクィーク金属音(相当大きい)を発生させることができた。

金属音は、完全にこれまた偶然の副産物で、3つのベアリングとボディの接触からなのか、どの部分から発生しているのかかなり謎である。

写真は、石井館長を迎えて工場で撮影した「アングラーズチャンネル」での水中写真の一コマだが、 実態がハッキリしない「UMA」と言う名の通り、静止画ではとらえきれない実態の曖昧さが表れている。

アクション動画は、ぜひ「アングラーズチャンネル・潜入!②イマカツ工場」でご覧ください。

IxIフューリアスクランク

そして、公開できるイマカツ・ハードベイトのラストがメガバス伊東由樹氏と昨年から開発継続中の「IxIフューリアスクラン」だ。

コイツはまだ完全に未完成だが、昨年のオールスター戦では、かなりテストをやりこんだ超シャロークランクである。

特徴は、エラが張ったような独特の「小型ボディ・デカ顔面」で、モロに水を推しながらも、「IxIフューリアス」のウォータースルーダクトを採用することで、別格の水平ゲキ浅をキープする能力を持つ点だ。

ウォータースルーダクト構造による姿勢制御効果によって、リップを比較的大きくとっても深度を浅く維持できるため、リップによるフックのカバーヒットガード効果も高くできる。

さすがの伊東さんだけに、今までにない独創的変顔クランクだが、カバーに強く、小ぶりながら強烈パワー、さらにゲキアサと、他に類を見ないクランクに仕上がる可能性は高い。

まだまだ開発中期段階のため形状変化の可能性もあるが、今年3戦あるTOP50霞ヶ浦、バサーオールスター戦用の武器として、これから集中的にテストしていく予定である。

ある意味、最もベーシックでバスプラグらしいバスプラグ、されど世にない最先端技術をもつ、唯一無二のシャロークランクを目指して開発していきたいと思ってます。

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