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ボルカノロック、カクテルオレンジ、軍艦グリーン。「エギ王K」赤ボディシリーズを川上英佑はこう使い分ける

寄稿:川上 英佑
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2024年春、エギ王Kの新たな1ページのスタートとして2か月にわたって順次発表される“シチュエーション別攻略”がコンセプトのエギ王K新色シリーズが3色リリース!

その中の第一弾として1月に公開されたボルカノロック。ネーミングの由来は火山岩をイメージした赤とダークブラウンからなるボディカラーと背色のコンビネーション。

今回は間もなく発売となるこのボルカノロックについてお伝えします。

川上 英佑(KAWAKAMI EISUKE) プロフィール

ショアをメインにオフショアからのエギングにも精通するYAMASHITAエギングマイスター。 エギング歴は20年に及ぶ。エギングが認知されてまだ間もない頃からYAMASHITAのプロスタッフとして活動、その活動範囲は国内外問わず幅広く、東南アジアからオセアニア、ヨーロッパ、南アメリカと世界中に及ぶ。また世界各国でエギングを行い、またエギングセミナーを開催。ロジカルなセミナーは海外でも人気が高い。

ボルカノロック

今回リリースする新色の第一弾のテーマは「夜」

冬季から早春にかけてのエギングは全国的にナイトゲームが主体となるシーズン。大型キャッチの確率が高まるナイトゲームに有効なカラーとしてリリースされるボルカノロックは、こげ茶色のダークブラウンに、今や押しに押されぬ人気ボディカラーである“赤ボディ”の配色。

実はこの配色、餌木でのアオリイカ釣りが「エギング」と呼ばれる前から、エギング黎明期にかけて当時のベテラン達に支持されてきた非常に歴史ある人気色のコンビネーション。僅かな常夜灯の灯りでもしっかりシルエットが浮かび、夜の澄み潮を得意とするカラーです。

現在、エギ王Kで赤ボディのシリーズは「カクテルオレンジ」「軍艦グリーン」の2色。

カクテルオレンジ

軍艦グリーン

今やエギ王Kの中でも上位5傑に入る人気色ですが、実は今回のボルカノロックのリリースにも関わる、各々の得意とするシチュエーションがあります。人気が高い2色のため、昼夜問わず使用してくれるアングラーも多いのですが、今一度赤ボディシリーズの中での各カラーの得意なシチュエーションと立ち位置を説明します。

赤ボディシリースの使い分け

オレンジ~ピンクグラデーションバックの明るい背色のカクテルオレンジは、その視認性の高さ・膨張色の色使いのため、ナイトゲーム、ローライトの状況、水深の深いポイントでも濁りのあるシチュエーションが得意。

一方、濃い緑色の軍艦グリーンは澄潮と思われがちですが、本来巻いている布はダークグリーンの布ではなく、少し明るめのグリーン。下地が赤のためダークグリーンに見えるのですが、本来緑の布地が得意とする状況は若干濁りの入った潮色。

そして、今回新たにリリースされるボルカノロックはダークブラウン。

澄んだ潮の中でもしっかりとシルエットを浮かび上がらせ、沈下の際には夜の磯に溶け込み、ジャークで跳ね上げればシルエットでアピールする澄潮を得意とするカラー。赤ボディの定番色では初のラメ布仕様により、僅かな煌めき生み、オレンジ柄のコントラストがローライトの状況でも映える。

つまり、今回の新色ボルカノロックの登場で、エギ王Kは夜のシチュエーション攻略により厚みが増すラインナップとなります。

エギ王Kシリーズの赤ボディのラインナップ、カクテルオレンジ、軍艦グリーンに加え新たな赤ボディの新色ボルカノロック。エギ王Kに待望の定番色でのダークブラウン赤ボディ。2024春、エギ王Kから連続リリースされる新色第1弾は3月上旬より出荷開始となります。

これからの早春のナイトゲームでもしっかり活躍してくれます。

関連動画

出典:YouTubeチャンネル「YAMASHITA Maria」

ヤマシタ

「ヤマシタ(YAMASHITA)」は、神奈川県横浜市の老舗釣具漁具メーカー「ヤマリア」のエギング、イカ釣り、タイラバ、タコ釣りなど、海釣り用品に特化したブランド。特にエギングへの造形は深く、エギのスタンダートである「エギ王」シリーズや、「ケイムラ」カラー、「490グロー」カラーなどを送り出し、最新のテクノロジーでエギングの世界を変え続けている。