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2024年3月からの ジーテック・クロスセンシティブNEWロッド1機種、再販ロッド5機種のリリース情報

寄稿:トモ清水
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こんにちは、G-TEC(ジーテック)のトモ清水です!

G-TEC(ジーテック)

G-TEC(ジーテック)は、20数年にわたり複数の大手釣具メーカーでロッドデザイナーとして活躍したトモ清水が2023年に独自に立ち上げたロッドメーカーブランド。 釣りを楽しむ、という釣り本来の本質を追求出来る「ロッドづくり」をコンセプトに様々なジャンルのロッドを輩出中。 ※G-TECとは、Graphite(グラファイト) と Technology(テクノロジー)を合わせた造語の略。
はじめに

G-TEC全てのロッド製品がSOLD OUTの状態が続き、皆さまには大変ご迷惑をお掛けしております。

特にG-TEC初となるスピニングモデル2機種の同時発売につきましてはアクセスが集中しサイトがフリーズするなど、ご購入希望者様には大変ご迷惑をお掛けしました。

次回対策として、1機種ずつ日付を少しずらしてご注文日時を設けます。また生産本数を増やすことが一番の解決策ですが、XrosSensitive ロッドの大量生産は、品質的にも技術的にも今後も難しく、安定した品質をお届けしたいため、ご希望数の期待には添えることが出来ないかもしれません。
しかしながら次回は初回より数量を若干数増やし、出来るだけご希望に添えるよう努力いたします。

 

2024年3月からの
ジーテックNEWリリースロッド、再販ロッド情報

さて、ここからは2024年3月以降のジーテックNEWリリースロッド、再販ロッド情報をお知らせいたします!

種別 販売予定 モデル
NEWリリース 2024年3月末 クロスセンシティブ XSC-74RT-Pro The “SABATO”
2ndリリース再販 2024年3月10日頃 クロスセンシティブXSC-71ML+パワーフィネスプラス
2ndリリース再販 2024年4月下旬 クロスセンシティブXSC-71Hボトムコンタクト
4thリリース再販 2024年5月下旬 クロスセンシティブXSC-59ST-Pro ディアスロー
2ndリリース再販 2024年6月上旬 クロスセンシティブXSS-510FT-Proディアファースト
2ndリリース再販 2024年6月上旬 クロスセンシティブXSS-67ST-Proフルフィルメント

 

NEWロッド
クロスセンシティブ
XSC-74RT-Pro The “SABATO”

2024年3月末リリース予定

モデルコンセプト、スペックなどの詳細は順次、公開予定。

 

【再販】クロスセンシティブ
XSC-71ML+パワーフィネスプラス

2024年3月10日頃・2ndリリース再販予定

 

【再販】クロスセンシティブ
XSC-71Hボトムコンタクト

2024年4月下旬・2ndリリース再販予定

 

【再販】クロスセンシティブ
XSC-59ST-Pro ディアスロー

2024年5月下旬・4thリリース再販予定

 

【再販】クロスセンシティブ
XSS-510FT-Proディアファースト

2024年6月上旬・2ndリリース再販予定

 

【再販】クロスセンシティブ
XSS-67ST-Proフルフィルメント

2024年6月上旬・・2ndリリース再販予定

※次回生産分も数量に限りがあり、売り切れとなる場合がございますが、予めご了承ください。

 

再販、購入方法

どうしても購入したい、予約したい、有難いことに、このような問合せが多く、購入までの流れについてのご質問が多いことから、今一度ご説明させて頂きます。

G-TECロッドは全てG-TECの公式サイト内・オンラインストア限定の商品となります。以下の方法でご購入出来ます。

G-TECの公式サイト内・オンラインストアにアクセス → ②欲しい商品のページ一番下のショッピングカートをクリック → ③ご注文手続き(住所、電話番号入力、決済方法選択など) → ④購入確定のメールが届く。
こういった流れになります。

ご注文の開始日時になりましたら、XrosSensitive の各商品ページに、ショッピングカートが表示されます。
発売日時になりましたら、皆さまからのご注文を一斉に受け付け、早くご注文頂いた順番からご注文が確定していきます。販売数量に達するとSOLD OUTの表示が出ます。

正式な日時の発表は、G-TECの公式サイト内・オンラインストアインスタ等でお知らせ致します。
例)XrosSensitive XSS-510FT-Pro、5月15日PM8:00受付開始

下記G-TECの公式サイト内・オンラインストアからのみご注文頂けます。
https://gtec.ocnk.net/

G-TECオフィシャルインスタはこちら

 

G-TEC〜XrosSensitive シリーズのロッドに込めた想い
開発者コメント

G-TEC初のスペシャリティーロッドXrosSensitive を作るにあたって、ありきたりのロッドは作りたくない、というのがまずはじめにあって、今までにない楽しい遊べるロッドを目指そうと思いました。

分かり易く言うと、「常識を変えていく」ということになります。

では今までの常識とは何か。

1つの常識としてあるのが、「汎用性ロッドは専用ロッドに勝てない」というもの。たしかに専用ロッドのは、そのカテゴリーにおいて、それ専用に特化させるので、他を無視して1点集中で開発出来、そのジャンルにおいて最高峰のロッドが作れます。

でもあまりにも言葉ばかりの専用ロッドが乱立し過ぎて、もはや訳が分からなくなっているのが現状ではないか。それって決してエンドユーザー目線ではないし、メーカー目線または商売目線のやり過ぎた感がどうしても否めません。

これは自分にも当てはまることで、かつて最も忙しい時は、年間100種類以上のロッドの開発を開発し、自分自身も何々専用といったロッドを数多く手掛けてきました。実際にその開発は楽しかったし、色々苦労もありました。

そんな経緯で、20年間のロッド開発、設計者としても、釣り人の目線としても、経験を重ね、全体を俯瞰して物事を見られるようになって、出来るだけロッド本数を減らしたい、専用ロッドでも必ず共通点があり、それを1本に凝縮出来るハズだ、と考えるように変化してきました。

理想を掲げるのは簡単ですが、実現は極めて困難。
「新しい価値観の創出するためには技術革新が必要不可欠」
マグナス製法というテクノロジーの核、グラファイトイノベーションが理想を実現していきます。

思えば20年前、30年前といえば、日本では鮎竿、渓流竿、磯竿、のべ竿、船竿、フライ竿、ルアー竿といった細分化はあれど、ルアー竿にいたっては、ルアー竿という一括りであり、それを分解しても、バスロッド、トラウトロッド、オフショアロッド、くらいのザックリとした大まかなものでした。

もちろんその時代も、自分なんかは安いベナンベナンのトラウトロッドで、バスもソルトも楽しんでいたし、それが良かったし、工夫して楽しんでました。

それから時代の流れもあり、自分がロッド開発の業務に携わる頃には、すでにバスロッドに至っては各リグ毎に超細分化されていたし、その後、外来魚問題もあってメバリング、エギング、アジングなどといったソルトのジャンルの細分化が一気に加速していきました。

ワクワクした、とても楽しい時代。

でもそれらがひと通り落ち着いた今の釣り業界において、振り返ってみると、開発者としてやり過ぎた部分もあり、反省している点も多々あります。

年間100本前後の新製品ロッド開発をしていると、どうしても1本あたりの開発者の想いが薄くなってしまう。

別の言い方をすると、大量生産、大量消費を促し、均一化した量産型製品を、メーカー側が勝手に作った価値観で、お客様に押し付けてはいなかったか?

G-TECを立ち上げた本当の理由の話にも繋がるのですが、その反省を経て、今はその真逆のことをしたい、という想いが強くなりました。

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ここで清水家の親戚、「中川一政画伯」の制作ノートの一端を抜粋、紹介させて頂きます。

芸術とは人間がものをつくる能力である

~中略~

芸術は生きものとして創られる
作品はされば感情も意志もそなへて
ゐなければならぬ

 

自分で言うのもおこがましいですが、ロッドというモノではなくて、目指すは1つの芸術として作品を作りたいのです。

1つ1つに丁寧に魂を入れていきたいのです。

私自身、これまでは年間100近く開発していた状態から、OEMロッドを含めて年間10から15機種まで減らしています。

1本の釣竿を時間を掛け、丁寧に丹精込めて凝縮させていくプロセスが堪らなく大好きなんです。

いつか本物といえる芸術作品を作るというのが夢。

さて話が逸れましたが、どの分野の開発者も、みんな世のため人のために、自分が開発したものを感謝して使ってもらいたいという気持ちはもっていると思います。

ただ、日々忙しい、いろいろな事に時間をもっていかれる、そういった中であきらめる部分や、楽をしよう、といった人間の弱い部分が時として出てきます。

G-TECはまだまだ小さなメーカーですが、汗をかいて必死に考え、新しいことにチャレンジしていく。人に対して愛情や思いやりを持って、そういう気持ちでロッドをつくる。

根底として、釣り人にとっての、「幸せとはなにか」「人生を豊かにする」「心を豊かにする」、そういったことを時代の変化と共に考え続けるカルチャーブランドを目指しています。

本当にやりたいことが目指せる、という意味では、まさに今がロッド開発者としてのようやくスタートラインに立てた、そんな気持ちです。

G-TEC代表 清水 智一