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【2024年2月登場予定】超高実績なヘイズに新展開!ちょっとFATでミドルレンジに激効きな「ヘイズMD」

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トラウトゲーム特集

ヴァルケインの赤羽根悟さんを迎えて、エリアトラウトのテクニックを学ぶ。

ということで、今回はアルクスポンド焼津を舞台に実釣。その実釣動画を公開!

少し前にヴァルケインの各種「クランクべイト」の特徴やその使いどころ、そして赤羽根さんが実際に「当日はどんな理由からそのルアーをセレクトしたの?」という部分をピックアップしました。

【エリアトラウト】クランクベイトを「考えて」選ぶ。ヴァルケイン赤羽根悟に直撃!

2024年NEWクランク「ヘイズMD」にも注目

ただ、当日投入こそしなかったものの、さらなるクランクベイトが登場を控えている。

それがヘイズMD。MDとはミッドドライブを意味するという。

ヘイズMD

ヘイズMD ※2月発売予定
全長 重量 タイプ フック リング 価格(税込)
29mm 2.9g フローティング ジャイロフックライド#5 #0 1,540円

ヴァルケイン公式「ヘイズMD」詳細ページはこちら

実績抜群のヘイズにミドルレンジ攻略モデル

少~しファットなのだ。ヘイズFと比較すると。これまでもそうであるが、ヴァルケインは狙いを持ったルアー作りをする。同じに見えるクランクベイトでも役割がそれぞれある。ヘイズMDも当然そうで、結論からいえば特にミドルレンジの攻略に秀でる。

まず簡単にではあるが、オリジナルのヘイズであるヘイズFについても触れておきたい。

オリジナルのヘイズFは超絶万能型

2020年にオリジナルのヘイズとなるフローティングモデルが誕生した。スモールシルエットかつ、潜行深度が最大2mほど潜るために全レンジを探ることができ、速度領域問わずに動きを出せる。

非常に幅広いレンジに対応し、かつ泳ぎが破綻しないミディアムウォブリングは、驚異的な守備範囲。誤解を恐れずにいえば、一般的にエリアトラウトを楽しむ…という範疇ならば「コレだけでもOK」といえるほどの完成度。

△撮影時もその実力を発揮

簡単に潜行深度2mと書いてしまっているが、アクションが破綻することなく、このスモールサイズで2m…。シンプルにスゴいのであります(笑)。だから、全国各地でヘイズは認められてきた。

ヘイズF

全長 重量 タイプ フック リング 価格(税込)
28mm 2.8g フローティング ジャイロフックライド #6 #0  ¥1,540

ヴァルケイン公式「ヘイズ」詳細ページはこちら 

ヘイズのマイクロ。ヘイズナノ

△撮影ではナイスサイズをヘイズナノSSで

さらに、近年重要なキーとなっているマイクロクランクとしてヘイズナノを昨年リリース。全長24mmとさらに小粒に、それでいて〝小さいから弱くなる〟というありがちな問題をクリア。昨夏にはフローティングモデルのヘイズナノFを、そして昨年12月には強烈なインパクトを与えてくれたヘイズナノSSが登場。

△こちらはヘイズナノSS。24mmの小粒ボディで2mほどまで潜る

その実力を今回の実釣でもいかんなく発揮してくれた。

ヘイズナノF

全長 重量 タイプ フック リング 価格
24mm 1.8g フローティング ジャイロフックライド#7 #00  ¥1,540

ヴァルケイン公式「ヘイズナノF」詳細ページはこちら

ヘイズナノSS

全長 重量 タイプ フック リング 価格(税込)
24mm 1.9g スローシンキング ジャイロフックライド#7 #00  ¥1,540

ヴァルケイン公式「ヘイズナノSS」詳細ページはこちら

レンジが絞り込めたなら…超激効き!?

万能に高性能で守備範囲の広いオリジナルとなるヘイズFのリリースを皮切りに、さらに食わせにも超効果的なマイクロクランクとしてヘイズナノを、それもフローティングとスローシンキング(SS)で派生させた。と思ったのも束の間、では現状のヘイズに欲しいところはどこなのか、それに対する答えが2024年に発売予定のヘイズMD

ミドルレンジを中心に狙ったレンジを強めのアピール力で正確にトレースできる特徴を持つそうだ。

 

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ヘイズMDはフローティング。オリジナルとなるヘイズFは潜行深度を2mほどに設定しているのに対し、ヘイズMDは1mほどとなるそうだ。

言い換えると、ヘイズFほどは巻いても潜らない。巻いても1mまでになる。

リップの形状は少し短い絶妙の長さ、アイの位置が計算され〝巻いても1m〟なのである。だから、その範囲であれば速いスピードでもアピールさせることができる。それも、少しファットなボディとなっているからアピールも強い。もちろん様々な速度領域に対応する。

やや短めのリップで、あえて潜り過ぎない。同じアクションやレンジ、スピード感のルアーを作らないヴァルケインらしい細かなコダワリのあるヘイズMD

例えば全包囲網的に探れるヘイズFを使用していて、ミドルレンジでバイトがあったら…。そのミドルレンジの中でどんなスピードに反応するのか?これを探るのに、あるいはそれを掴んだ後に合わせられる。ある程度絞り込んだその中でさらに最適解を引き出すのに、これ以上の適任はいない…かも!?

当日は赤羽根さんのお話を聞いただけであったけれども(笑)、そんなことを思わされたヘイズMDなのでした。

オリジナルのヘイズF、マイクロクランクのヘイズナノF及びSS、そして今回のMD。2020年にオリジナルが登場して以来あっという間に市民権を得た感のあるヘイズが、MDの登場で、その立ち位置をより確固たるものとしそうな勢いだ。