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私が「海ガイド」を始めたワケ

連載:ガイド前田「琵琶湖デカバス大追跡」
寄稿:ガイド前田
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前田純(ガイド前田)(Maeda Jun) プロフィール

マザーレイクでドデスカンサイズを追い求める、ガイド前田の愛称で親しまれる超ベテランガイド。スポンサーはデプス、ダイワ、次元、ハヤブサ、レインズ、ホンデックスなど。愛知出身・滋賀在住。

休みナシで稼働中!ありがとうございます!

みなさんどーも、ガイド前田です。ビシバシ釣っちゃってますか?

10月の声とともに秋らしくなってきました。正式に海ガイドを始めて1ヶ月とちょっと。海ガイドにもたくさんの人たちにご乗船いただき、おかげさまで休み無しで稼働させていただいております。いつもありがとうございます。

海釣りは初めてです!って人から上級者の方まで、幅広くいろいろな人たちにお越しいただいております。そのなかでも特に多いゲストさんが「バス釣り歴は長いけど、海には手を出してこなかった皆さん」なんですね。

海ガイドをはじめた理由

ここで、私が海ガイドを始めた経緯を少しだけお話します。

琵琶湖でバスフィッシングガイドとして29年間やらせてもらっていますが、その間にいろいろなお客様たちと出会い、いろいろな体験をして、いろいろな経験を積んできました。

しかしここ数年、昨今の魚の減少、昔と比べて釣れなくなってしまったことなどにより“バスフィッシングから離れてしまう人”があまりにも多過ぎることに危機感を感じていました。

長年バスフィッシングを趣味にされてきたお客様の多くは、他の釣りには興味のない方も多く頑なにバスフィッシングだけって方が多いのも事実。もしくは、他の釣りに興味がない訳ではないけれども、いざ他の釣りに手を出すにしても右も左も分からないし、これだけバスフィッシングをやってきていて、今さら他の釣りに手を出すのも…っていう方もたくさん見えました。

ということは、バスフィッシングしかやってこなかった方たちがバスフィッシングから遠のいてしまう=釣りをやめてしまうということになりかねない。

それは長年釣り業界に身を置く私としては、とても悲しいこと。ってことで、少しでも釣りをやめてしまう人を減らすことができないか、他の釣りを楽しむことでバスフィッシングがどれだけ楽しい釣りかということを再認識して欲しい、という想いを込めて海ガイドを始めたんです。

「釣った」を感じられる釣りを

海ガイドを始めるにあたり、やっぱり楽しんでほしいという思いがあるんです。ただ釣れる釣りではなく、バスフィッシングを長年やってきた人が求めることの多い「釣れた」ではなく「釣った」感の強い釣り。そして、釣り方・やり方でさらに釣果に差の出る釣り…ということでアオリイカのティップランエギングという釣り方をメインに、SLJ(スーパーライトジギング)やタイラバで海ガイドをしている訳です。

あれ?この人は…?

と長くなってしまいそうなので今回はこの辺にしておきます。これからも古参ガイドとして、琵琶湖ガイドと海ガイドを通して、みなさんに釣りの楽しさや自然との付き合い方などをお伝えできるように精進して参ります!

ではまた!