【船長直伝】欠かさずBOXに常備してほしい、夏のSLJとタイラバを楽しむ為の“オススメルアー3選”
皆さん！ こんにちは！
宮崎県の青島漁港を拠点にタイラバ・マイクロジギング船の「誠裕丸」で船長を務めさせていただいている“山本誠”と申します！ さて、夏も本番！ ということで、今回は最近のフィールド状況を踏まえ、SLJとタイラバでどういった釣りを展開しているのかについて、オススメルアー紹介を交えながらレポートさせていただきます！
魚探全体にイワシの群れ…。連日多魚種で大賑わい！
私のホームエリアである、青島沖ではSLJでもタイラバでもメインベイトが“イワシ”に移り変わり、連日カナリのベイト反応。魚探映像が埋め尽くされるほどですが、そういったベイト反応のある状況で活躍してくれるのが、同じ遊漁船として活動されていながらルアーブランドも展開中！ 「日登美丸」ON THE BLUEが揃えている、まんまベイトフィッシュな形状にデザインされたブレードジグ「ヒレジグ」。
ON THE BLUE公式「ヒレジグ」詳細ページはこちら
連日コチラでカナリの釣果を叩きだしており、高速巻きで突然重くなるバイト、通称“早巻きガツン”で最高に楽しめています！ 釣れる魚種もイサキ、カンパチ、ハマチ、マダイ、オオモンハタ、ハガツオなど…、正に何でも来い！ というように五目釣りが楽しめるのもこのルアーの魅力！ 本体にヒレが搭載されている特長により、リトリーブでは安定した姿勢でリアに搭載されているブレードが強すぎず弱すぎない絶妙な波動を放ち、リアルな視覚的効果で口を使わせる実釣性能に長けたブレードジグになっています。遊びに来られる方はモチロン、他エリアでSLJを楽しまれる方もぜひ！ BOXに1つは忍ばせていてほしいオススメルアーになります。
ベイトフィッシュパターンが不発の時の救世主。
イワシが非常に多い年だと前途しましたが、潮の変化の影響で日によって反応が薄かったり全く反応しないという日も。そんな状況に直面した時は、中層の横の動きではなく、縦の動きでボトムを丁寧に探り、甲殻類系やイカなどを捕食しているターゲットにアプローチするという手段もあります。実際に釣り上げた時もエビやイカが吐き出されることもしばしば。そんな時に活躍してくれるのが「グローエンペラー」。
ON THE BLUE公式「グローエンペラー」詳細ページはこちら
こちらはイカ型形状をしたメタルジグ。ボトムを中心にスローピッチジャークをしたり、ハイピッチジャークでテンポ良く巻き上げてきたり、タダ巻きをしたり。それらのアクションを上手く使い分けて、その時に有効なパターンを見つけ出すことで、誰も釣れていない状況で連発させれることも。普段は40gや60gでイサキやカンパチを狙うことが多いですが、今年の梅雨時期には150gでもイサキが釣れたり…。
お客様もまさかイサキとは…、というような表情をされていました。こちらのジグも魚種問わず様々な魚をキャッチすることができるというトコロが魅力で、私も普段から愛用しています。やっぱりイレギュラーフォールと、キレのあるダートアクション、タダ巻きでパドったり本物のイカにソックリな点が釣れるポイントだと感じています。
ただ、深場では回収が大変という声もチラホラあった「グローエンペラー」。そういった声にもシッカリ応え、より大型の青物や根魚などの攻略を視野に入れたNEWモデルを発売予定。コレによって浅場で釣れない、潮が流れない…。じゃあ、沖の深場へ行こうって時の期待度が爆上がり！ そんなジグが「グローエンペラー ジャーク」。
詳しい特長は上記の記事にて掲載中とのこと。気になる方はぜひご覧になってみてください。因みにオリジナルと同様に、私の大好物な“#03 ラスタオレンジ”がカラーに含まれているトコロも嬉しいポイントです。
今の時期から、どうしても大雨や台風の影響で海色は濁りガチ。濁りの多い青島沖では、ミドキンが強いと言われてますが、“#03 ラスタオレンジ”が発売されて以来、とにかく困った時はコレと言えるほどイイ思いができています。困った時の1本に是非！
タイラバでは話題の“アレ”が全状況をカバー
SLJについてお伝えしてきましたが、タイラバゲームについても少し。
イワシの多い時も、そのパターンが不発の時も迷わずコイツ！ 「真鯛ロジック」。もう言うことはありません、“最高”です。
イワシを偏食している時であれば、中層を早巻き。底付近で甲殻類や海藻などをエサにしている場合であればスローリトリーブ。「真鯛ロジック」はヘッドにヒレが付いていることによって、巻きスピードで動きを変更できる点が特に気に入っているポイント！ スローリトリーブでは直進安定姿勢で真っすぐ突き進み、早巻きではウォブリングアクションを演出！ しかもフォールスピードが速いので手返しが良くて周囲よりも真っ先に狙いのレンジに落とし込める。着底感度も良いので操作性もバツグンです。
SLJでイワシの反応が良い時の「ヒレジグ」、とにかく釣りたい時のボトム攻めに「グローエンペラー」。タイラバゲームには「真鯛ロジック」。ON THE BLUEのラインナップは幅広いオフショアルアーフィッシングの状況に対応してくれるアイテムが充実！ ぜひ使い分けて、夏場の五目釣り楽しんでみてはいかがでしょうか？
