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ライトルアーを楽しくキャストでき、乗せるor掛けるを自由に選べるロッド「Beams inte7.7UL(プロト)」

寄稿:柿本岳志
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皆さんこんにちは。愛知のフィッシュマンテスター柿本岳志です。

さぁ、メバルシーズンラストスパートの季節となりました。地域によっては一年で一番楽しいシーズンではないでしょうか?

そんな中、UL砲シリーズとして開発を進めている「Beams inte7.7UL(プロト)」のテストも佳境を迎えております。

柿本 岳志(KAKIMOTO TAKESHI) プロフィール

ライトソルトからクロダイ、シーバス、淡水魚まで…四季折々、ルアーで狙える魚をオールシーズン追いかけ続ける愛知在住のマルチアングラー。

7.9ULとの違いについて

「ハードプラグを使うこと」を前提にテストは重ねていましたが、フィッシュマンロッドの“裏メニュー”的に、普通にジグヘッドも扱えちゃいます。

今回のプロトは7フィート7インチということで、既存の「Beams inte 7.9UL」とレングス的にはやや被ってしまいます。

…ですが、“全く性格の違うロッド”となっていますのでご注意を。

楽しくキャストでき、掛けるor乗せるを選べるロッド

7.7ULプロトの特長は、Fishmanロッドの特長でもある“竿に仕事をさせ投げてもらう”というところは踏襲しつつ、ほんの一握りピーキーさを織り込むことでより遠くに、より楽しくキャストすること。

それを可能にしているのが「張りとしなやかさを同居させること」でかすかな違和感も感じ取り、魚のアタリに対し掛けるのか?乗せるのか?を選択する感度を実装しました。ファイト時には張りを持たせたベリーが必要な時には強引なファイトで魚を無理にでも寄せることが可能となっております。

色々書きましたが、要約すると「オートマチックの中のマニュアル感」を楽しむロッドです。車でいうところのパドルシフトを搭載したオートマ車といったところでしょうか。

ちなみにBeams inte 7.9ULと、もう1本Beams inteシリーズには6.4ULがあるのですが、その2本の特長は過去にまとめていますので、こちらも合わせて参考にしてみてください。

Beams inteシリーズで迷うあなたへ

さぁ、ようやくコンセプトと現物の姿が一致してまいりました。今後の記事は現物の使用感をお伝えしていきますのでお見逃しのないようお願いします。

7.7ULはベイトフィネス界に革命を起こせるのか。

…ご期待ください!

テスト時のタックルデータ

ロッド:7.7ULプロト(Fishman)

リール:アルデバランBFS(SHIMANO)

ライン:ライトゲームPEホワイト 0.4号(山豊テグス)

リーダー:フロロショックリーダー 8lb (山豊テグス)

ルアー:ラプター50ss (LEGARE)

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出典:YouTubeチャンネル「Fishman」

Fishman

「ゼロバックラッシュ」「飛距離」「高精度ピンスポット撃ち」を追求したベイトロッド専門メーカー。 怪魚ハンターとしても知られる赤塚ケンイチ氏が代表を務め、同氏の豊富な経験がフィードバックされたロッドは、繊細な渓流から秘境のモンスターまでさまざまなスタイルに対応するラインナップ。