2023年の推しタイラバロッドはコレ！　上位機種に肉薄しスギな「紅牙MX」

2023年06月13日

人気のオフショアフィッシング「タイラバ」。

今まで釣りをやっていたけれど、オフショアは初め…という方であったり、そもそも釣りが初めてという方でも始めやすい釣り。

そうでありながら、「やっぱり釣りって差が出るんだなぁ」なんて思わせられることもある奥深さもあって面白い。

ドップリとタイラバ沼にハマりつつある時に、タックルもエントリーモデルからもう少しイイものを…なんて気持ちになってくるかと思います。

さて今回はタイラバロッドのお話。

前回記事

【タイラバ選びの迷いを消す】コレがあれば大丈夫なスターターキットが紅牙から登場予定

紅牙MX、その満足度はケタ違いなのでは？

2023年、ダイワのタイラバブランド「紅牙」から、紅牙MXというロッドがリリースされました。紅牙にはフラッグシップのEX AGS、そして特に軽さを意識した軽量なフラッグシップといえるAIR AGSがあったり、エントリーに最適なＸシリーズがあったりします。

MXはEXやAIRに継ぐスタンダードクラスという位置づけなのではありますが、これがスタンダードというよりはフラッグシップに肉薄する仕上がり。機種展開も豊富で、これで十分というより十二分な感じなんですよね。

上位グレードに当たるEXやAIRらに採用されているテクノロジーなどが多くMXにも採用されています。

特に、エアセンサーシートのショートトリガータイプの採用は軽さと感度、そして軽く握れる絶妙なフィット感。カーボンファイバー入りシートのありがたみが実際に釣りをしてみるとよく分かる。

上位グレードとの違いで、パーツマテリアル的な部分で大きな点を挙げるならAGS（エアガイドシステム）が紅牙EX・紅牙AIRにはあり、紅牙MXにはないところ。

とはいえ、とにかく持ってみると軽く、実際に竹内麻純さんが使用した紅牙タイプNのMX611MLBスリルゲームは微妙なバイトも明確で、何よりこれでもかってくらい曲がるのに主導権を握らせない。

ナイスサイズのマダイにも超安定してファイトできているのが印象的でした！

ワン＆ハーフでバットにはパワーを持たせ、ティップは繊細。その継ぎの部分はV-ジョイント採用で負荷が集中することも少ない仕様。

MXはタイラバの「ベーシックロッド」という名の、実はとんでもない実力を秘めたロッドなのです。

機種も12機種とボリューミー。機種名に付くアルファベットの頭文字には意味があり、Nは乗せ調子、Kは掛け調子、Dは電動・ドテラ・ディープ対応、Cはキャスティング、そしてTJはタイジギングに最も向くモデルとなっています。

品名	全長（m）	継数（本）	仕舞（cm）	自重（g）	先径/元径（mm）	ジグ重量（g）	適合ラインPE （号）	カーボン含有率（％）	メーカー希望本体価格（円）
N610MHB-MT・W	2.08	2	130	92	0.8/8.9	40～150	0.5～1.2	93	38,500
N69HB-MT・W	2.06	2	127	92	0.8/9.9	45～200	0.6～1.5	93	38,800
N68XHB-MT・W	2.03	2	123	93	0.8/9.9	60～300	0.8～1.5	92	39,100
N611MLB TG・W	2.11	2	138	100	1.1/7.9	30～200	0.5～1.2	81	39,400
N610MB TG・W	2.08	2	135	103	1.1/8.2	40～250	0.5～1.5	78	39,700
N69MHB TG・W	2.06	2	132	107	1.1/8.6	60～300	0.5～1.5	78	40,000
K65HB-MT・W	1.96	2	119	92	0.7/9.9	40～120	0.8～1.5	96	38,800
K64XHB-MT・W	1.93	2	117	96	0.7/9.9	60～150	0.8～1.5	98	39,100
D610HB TG・W	2.08	2	127	128	1.1/9.4	60～350	0.6～1.5	82	40,000
C62MHS-S・W	1.88	2	98	91	0.8/9.4	20～65	0.6～1.2	96	38,500
C65MS TG・W	1.96	2	130	105	1.1/8.4	20～65	0.6～1.2	81	39,700
TJ610HS・W	2.08	2	108	99	1.6/9.9	40～120	0.8～1.5	97	38,800