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オリムピックのチニング専用ロッド「シルベラード」がさらに進化!2023年春にフルリニューアル!

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河口や港湾部、堤防など身近なエリアで楽しめるルアーフィッシング、“チニング”。

大阪や東京などの都心部にも多数生息しているため、近年では手軽に楽しめる人気の釣りとして注目を集めています!

今回は、チニングをより深いレベルで楽しむことができるロッド、オリムピックの「シルベラード」をご紹介!

2023年春にフルリニューアルが発表されたことでも話題を呼んだチニング専用ロッドです!

出典:オリムピック公式「23シルベラード」詳細ページ

現在のチニングの主流、フリーリグなどのボトムゲームにフォーカスした専用モデルであり、パイオニア的存在のロッドシリーズです。

ボトム感度に長けたティップ設計など、より高レベルでチニングを楽しむための要素が凝縮されています!

フルリニューアルでブランクスが大きく進化!

今回のフルリニューアルにあたり、一番の注目はブランクス設計の一新!

これまでの「クワトログラファイトクロスXX」と併せて、新たに高強度炭素繊維「トレカ®T1100G」を採用。

東レ(株)の「ナノアロイ®テクノロジー」も搭載し、G-MAPS製法(PAT.)で仕上げることで軽量かつ高強度・高弾性のパワフルブランクスになるのだそう。

現在のチニングシーンに合わせ、アクション・テーパーを一から見直しすことでさらに進化を遂げているとのこと。

メイン素材には「トレカT1100G」×「ナノアロイ®テクノロジー」の組み合わせ

メイン素材には最新のカーボンプリプレグ「トレカT1100G」が搭載。「トレカT1100G」といえば、言わずもがなの高強度と高弾性率化の両立を実現した、東レ(株)炭素繊維。

そこへさらに革新的微細構造制御技術「ナノアロイ®テクノロジー」を組み合わせることで、靱性を維持しながら弾性率が向上。

ちなみに「ナノアロイ®テクノロジー」とは、靱性を維持しながら弾性率を向上させるという、相反しする特性を両立させる東レ(株)の革新的技術。

つまり、簡単に言うとロッドの強度(硬さ)もあげつつ、弾性率(しなやかさ)も強化されているというもの。その効果は下記のグラフでも一目瞭然です!

「23シルベラード」では、「トレカT1100G」と「ナノアロイ®テクノロジー」を組み合わせることで、曲げ強度が13%もプラス、曲げ弾性率は9%プラスのデータも記録されているとのこと。

バッドセクションには「クワトログラファイトクロスXX」が採用

そのほかバッドセクションは、オリムピック独自の素材「クワトログラファイトクロスXX」が採用。

「クワトログラファイトクロスXX」とは、45゜方向に交差させ配列したカーボン繊維を織り込むことにより、組布より積層密度の均一性と方向性をUPさせ、曲げ、捻れ、圧縮への強さに対しても優れた特性を持つカーボンシート。これによりブランクスのしなり戻り(形状復元力)が速くなるため、エネルギーロスを最小限に。

特に大型とのやり取りや根が多いエリアでも主導権を与えることなく、スムーズに手元へターゲットを引き寄せてくることができます。

そして、ネジレ剛性の高いオリムピック独自の手法「G-MAPS」製法によって仕上げられているため、軽量かつ高強度、ブレの無いアクションを実現! よって、チヌの強烈な引きにもシッカリ耐え、自然にランディングへと導いてくれます。

その他にも色々なコダワリが

ブランクス以外にも見どころはたくさん!

他の特長についても順番に紹介していきます!

ガイド

ガイドにはスピニング・ベイトともに軽量な「チタンフレーム・トルザイトリングガイド」を採用されています。

トップガイドのみチタンフレームSiCリングガイドが搭載されているとのことで、ロッドの持ち重り感の軽減のほか、感度が向上。

ティップセクションのブレなども軽減し、キャストフィールを向上させる効果も!

感度が求められるボトム攻略には欠かせないガイド設計になっているとのこと。

リールシート&グリップ

リールシートはベイトモデルがECSリールシートを採用。

掘る努力に優れ、高感度で繊細な操作が可能です。

対してスピニングモデルには、VSSリールシートを採用。

軽量かつ細身の設計でライトリグなど繊細な釣りにマッチしているとのこと。ダウンロック方式で採用されています。

グリップはどちらも、高強度・耐食性に優れるEVAのセパレートグリップを採用。

ブランクタッチしやすいフロントグリップレス仕様となります。

ジョイント部

ジョイント部には全機種、高精度なスピゴットフェルール(印籠継)を使用。

ファイトやキャスト時にはスムースなベンディングカーブを演出します。

23シルベラード【オリムピック】

2023年春発売予定

「23シルベラード」のラインナップはスピニングモデルが3機種、ベイトモデルが2機種の全部で5機種が登場します。

フィールドや使用ルアーに応じて5モデルを使い分けることで、あらゆる状況に対応することが可能!

それぞれの機種の特長について紹介していきます!

オリムピック公式「23シルベラード」詳細ページはコチラ

ベイトチニングスタンダードモデル
「23GSILC-762ML」

「23GSILC-762ML」は、ベイトチニングのスタンダードモデル。

ピーキーさを排除した快適なキャストフィーリングを求めつつも、メリハリの効いたアクションに設定されているとのこと。

高い操作性、スタック回避性能を備えたティップと、離れた場所でもフッキングできるベリーを搭載しており、フィールドエリアを田和ずし活躍するモデルとなります。

Length
(m)
Power Action Weight
(g)
Close
(cm)
Top Dia
(mm)
Section
(pcs.)
Lure
(g)
Line
PE(号)
Price
(JPY)
2.29 ML Fast 117.3 1.5 2 3-18 0.6-1 34,500
前作の「20GSILPC-762ML-HS」をさらに攻撃的にリメイク
「23GSILC-792M-HS〈ハードソリッドティップ〉」

前作の「20GSILPC-762ML-HS」のアクションをベースに、より攻撃的にリメイクしたのが「23GSILC-792M-HS」。

適度な張りのソリッドと硬いチューブラー部の組み合わせで繊細かつ攻撃的な釣りを得意としたエキスパートアングラーへ送る1本。

ハードソリッドティップ搭載で、超先調子のパリッと感でバイトを拾うセンサーソリッドとも言えるモデルに仕上がっているとのこと。

Length
(m)
Power Action Weight
(g)
Close
(cm)
Top Dia
(mm)
Section
(pcs.)
Lure
(g)
Line
PE(号)
Price
(JPY)
2.36 M Fast 121 1.1 2 3-18 0.4-1 35,000
乗せに特化したスピニングモデル
「23GSILS-742LML-HS〈ハードソリッドティップ〉」

「23GSILS-742LML-HS」は、よりライトなパターンや底のズル引きなど乗せを意識した状況に対応したモデル。

搭載しているハードソリッドティップは、スタックを回避しつつ魚のバイトも逃さない絶妙な硬さに設計。繊細なアプローチが必要なシュチエーションにもオススメな1本。

Length
(m)
Power Action Weight
(g)
Close
(cm)
Top Dia
(mm)
Section
(pcs.)
Lure
(g)
Line
PE(号)
Price
(JPY)
2.24 LML Fast 115 1.1 2 2-11 0.4-0.8 35,500
スタンダードスピニングモデル
「23GSILS-762ML」

「23GSILS-762ML」は、スタンダードに扱えるスピニングモデル。

前モデルの「GSIC-762ML」より、さらにアクションのメリハリをつけたことで、操作性と復元力が向上しているとのこと。

ボトム系のリグからプラグ全般を使いこなす汎用性の高さを持つ1本になっているそう。

Length
(m)
Power Action Weight
(g)
Close
(cm)
Top Dia
(mm)
Section
(pcs.)
Lure
(g)
Line
PE(号)
Price
(JPY)
2.29 ML Fast 117.2 1.5 2 3-15 0.4-0.8 35,000
ハイレスポンスパワースピンモデル
「23GSILS-792M」

「23GSILS-792M」は、ブランクの反発力と、着水点でのバイトでもしっかりとフッキングできる瞬発力をベリーに持たせたハイレスポンスパワースピン。

より遠くへ、より重いリグを送り込むことができ、さらにアタリを捉え、掛けることができる一本になっているとのこと。

Length
(m)
Power Action Weight
(g)
Close
(cm)
Top Dia
(mm)
Section
(pcs.)
Lure
(g)
Line
PE(号)
Price
(JPY)
2.36 M Fast 121.1 1.5 2 5-20 0.6-1 35,500

以上、「23シルベラード」の紹介でした!

2023年も盛り上がること間違いなしのチニング。フリーリグやジカリグなど、ボトム攻略が釣果のカギを握ると言われています!

ぜひチェックしてみてください!

オリムピック(OLYMPIC)

ブランクス性能と品質に徹底的にこだわった老舗「ロッド」メーカー。和歌山県すさみ町に4000坪という広大な工場を有し、あらゆるジャンルのロッドを生産、販売している。