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「真の操作性」=「操縦性」を持つロッド!藤田京弥プロ監修のバスロッド「スティーズ リアルコントロール」が2023年に登場!

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2023年、ダイワが誇る最高峰バスロッド「STEEZ(スティーズ)」に新モデルが登場します。

監修するのは、2023年B.A.S.S.エリート昇格が決定したことでも話題を呼んだ「若き天才」、藤田京弥プロ。2022年は国内最高峰JBトップ50と並行して、アメリカB.A.S.S.オープンシリーズに参戦。初渡米からわずか半年、オープン初年度で破竹の快進撃を遂げました。

そんな藤田プロが監修した新たなロッドが「スティーズ リアルコントロール」

ラインナップは4種類。その1本目となる「S61L-SV」は2023年1月に、「S510XUL-SV・ST」・「S68MH-SV」が同年4月、「C73H-SV・ST」が5月に登場予定となっています。

【STEEZ Real Control】|Ultimate BASS by DAIWA Vol.505

出典:YouTubeチャンネル「DAIWA BASS【Ultimate BASS】」詳細ページ

スティーズ リアルコントロール【ダイワ】

「自分のイメージとか感覚と完全に一致するロッドが欲しかった」と語る藤田プロ。

そんな彼が手掛けるのは、狙ったスポットへキャストを決め、意のままにルアーを操り、バスを仕留めるという、バスフィッシングにおける動作をストレスなく行える「真の操作性」=「操縦性」を持つロッド「スティーズ リアルコントロール」。

ブランク設計から素材、ガイド、リールシートなどすべてを見直し、今までのダイワのバスロッドの概念をゼロベースからトッププロと共に作り上げた、研ぎ澄まされたロッドになっているとのこと。

各機種のスペック

品名 全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径/元径
(mm)
ルアー重量 適合ライン カーボン
含有率
(%)
メーカー希望
本体価格(円)
登場予定
(g) (oz.) (lb.) PE(号)
C73H-SV・ST 2.21 2 未定 未定 未定 11-42 3/8-1・1/2 12-25 MAX#4 未定 92,000 2023年5月
S510XUL-SV・ST 1.78 2 152 50 0.8/8.4 0.3-2.7 1/96-3/32 1-3 0.15-0.4 99 85,000 2023年4月
S61L-SV 1.85 2 159 57 1.3/8.9 0.9-7 1/32-1/4 2.5-6 0.2-1.0 100 85,000 2023年1月
S68MH-SV 2.03 2 177 84 1.7-12.4 3.5-21 1/8-3/4 8-20 0.6-2.0 100 88,000 2023年4月

ダイワ公式「スティーズ リアルコントロール」詳細ページはこちら

2023年1月登場予定「S61L-SV」

「S61L-SV」正確無比なキャスト性能、水中を見ているかのような感度、意のままにルアーを操る操作性、スピニングに求められるあらゆる要素を高次元で持ち併せた、フィネスワーミングロッド。

藤田プロ曰く、“この一本さえ持っておけば、スピニングの釣り全般をカバーできる、最初に触ってほしいロッド”で、調子は、ややファストよりのレギュラーテーパーで、あらゆるリグ、シャッドなどの巻きモノにも対応。フィネスリグ全般を使用できるオールマイティーさを持つとのこと。

対応ルアーは、ULには重いかな、MLでは軽いかな、というルアー、リグ全般に対応。重いほうも広い、軽いほうも広い守備範囲を兼ね備え、サイトでも活躍。

レングスも61にすることで、コンパクトなモーションで鋭いキャストができ、魚を見つけてから、捕えるまで無駄を排除し魚と対峙することが出来るのだそう。

また、魚を掛けてからはRCの中でも一番曲がる竿で(テーパーとして)、曲がっているからこその反発力とパワーで、ほとんどのバスを瞬殺で上げており、ほぼすべての試合に投入しているが、ほとんどバラシがなかったとのこと。

2023年4月登場予定「S510XUL-SV・ST」

持ったものを新たな領域にいざなう、フィネスを極めるロッド、「S510XUL-SV・ST」。

圧倒的な軽量感と、繊細なソリッドティップと突き詰められたブランクは、ルアーの挙動はもとより、ラインテンションの変化もアングラーに伝達。あらゆる情報をアングラーに伝えることで、バスの微細なバイトにも即座に反応し掛けることが可能にするとのこと。

軽量ダウンショットやネコリグでのディープの攻略がこのロッドの真骨頂。今までのフィネスロッドの概念を覆すロッドになっている。

2023年4月登場予定「S68MH-SV」

パワーフィネスに新たな世界をもたらすロッド「S68MH-SV」。

今や定番のメソッドとなったパワーフィネスですが、そのロッドパワーを保つために操作性が犠牲になっていました。しかし、このRC S68MHは、正確にカバー奥のポイントを射抜き、まるでフィネスロッドを操作するかの如くリグを操ることができるのだそう。

ひとたびバイトを捉えれば、そのバットパワーで魚に主導権を与えることなくランディングへと持ち込む。高次元にパワーフィネスを完遂するロッドになっているとのこと。

2023年5月登場予定「C73H-SV・ST」

その軽さから、まるでショートロッドを扱うがごとく軽快にロッドワークが可能な、ヘビーロッドの概念を覆すロッド「C73H-SV・ST」。

ソリッドティップを搭載することで、ジグのスイミングをはじめ、テキサスリグや高比重ノーシンカーなど打ちモノまでこなす懐の広さを持つとのこと。

ひとたび魚を掛ければ溢れるバットパワーでバスに主導権を渡すことなくランディングに持ち込むことができる、パワーと操作性を併せ持つ新たなヘビーロッドとなります。

スティーズ リアルコントロールで搭載されているテクノロジー

「スティーズ リアルコントロール」ではフラッグシップにふさわしい、ダイワの最新テクノロジーが凝縮されています。

その中でも特に注目は、ブランクで採用されているカーボンマテリアル「SVF compile X nanoPLUS(SVFコンパイルXナノプラス)」。

「SVFコンパイルXナノプラス」とは、カーボン繊維をまとめる樹脂をナノメートル単位で混合する東レ(株)ナノアロイ®技術、「SVFコンパイルX」をダイワ独自の設計・製造方法でさらに昇華させた素材。

ブランク全体のムラがさらになくなり、ロッドの張り・シャープさがさらに向上。バスフィッシングの基本動作、投げる・操作する・取り込むをかつてない次元で行うことが出来るブランクに仕上がっているとのこと。

また、ロッド設計にはESS(エキスパートセンスシミュレーション)を採用。

ESS(エキスパートセンスシミュレーション)は、ダイワが開発した革新的ロッド設計システム。ロッドが曲がったときに発生する復元力を解析・設計し、「どこが優れているか」「どこが足りないか」を数値で明確に把握。それをロッド開発に反映させることで、理想を越える竿を作り出すことができるのだそう。

AGS+CWS仕様のガイド

ガイドには、ダイワ独自のAGS(エアガイドシステム)とCWS(カーボンラッピングシステム)を採用。

カーボンフレームの軽量性は飛距離とコントロール性能を向上。チタンと比較し約3倍の剛性をもつカーボンはラインを通して伝わるわずかな信号を吸収することなくダイレクトにブランクに伝える高感度を有しています。

さらに新開発の軽量リング「Cリング(コバルト合金)」、「Nリング(シリコナイト)」を搭載した次世代『AGS』を採用。軽量性と感度、振り抜きの向上と、まるでガイドが付いていないかのような使用感をもたらす仕上がりに。

ゼロシートコンパクトフィットを採用(S510XUL-SV・ST、S61L-SV)

リールシートには、操作性、フィット感、軽量性をもたらす、ゼロシートコンパクトフィットを採用。

ゼロシートコンパクトフィットとは、その名の通り、リールシート自体を忘れることができるようなレベルまで、STRESS“0”を目指した設計。

ほかにもグリップには、軽量化・高強度・高感度を実現するカーボンファイバー入り「エアセンサーシート」を搭載。

用途に応じて専用設計することで汎用リールシートでは体験できない操作性を実現しています。

ティップはメガトップ搭載(S510XUL-SV・ST、C73H-SV・ST)

「S510XUL-SV・ST」・「C73H-SV・ST」には繊維と樹脂が均一に分散するカーボンソリッド、メガトップを搭載。

どの方向にも同様の曲がりを見せ、更に通常のカーボンソリッドに比べて強度が飛躍的に向上。これにより細径で柔軟、ハイテーパーな穂先を作ることが可能。カーボン素材特有の手に響く感度はもとより、穂先に表れる視覚的感度も大幅に向上しているとのこと。

X45フルシールド・X45が搭載

「C73H-SV・ST」・「S61L-SV」・「S68MH-SV」の3機種にはX45フルシールド(=X45コブラシールド)が搭載。

X45フルシールドは、ロッドのネジレが最も発生しやすいブランクの先端からカーボン繊維を±45°に斜行させたX45で最も効果の高い最外層から締め上げることでネジリ剛性の向上を実現。キャスティング、アクション、フッキングなどの釣りの基本動作の中で発生するロッドのネジレを徹底的に排除し、今まで以上のキャストアキュラシーの実現しています。

対して「S510XUL-SV・ST」には「X45」が搭載。

パワー、操作性に革命をもたらすネジレ防止の最適構造で、DAIWA独自のバイアスクロス(±45°に斜行したカーボン繊維等)を巻くことで、ネジレを防ぎ、パワー・操作性・感度が飛躍的に向上しているとのこと。

以上のように、STEEZの名にふさわしい、最高峰のテクノロジーが凝縮されています。

藤田プロが、世界のトーナメントを制するために磨き上げられたロッド「STEEZ Real Control」。今からその登場が待ち遠しいですね。

11月12日・19日と2週連続で、藤田プロのアメリカ挑戦を追った「THEフィッシング(テレビ東京系列)」にて放送されます。ぜひあわせてチェックしてみてください!

ダイワ(DAIWA)

1958年の創業、リール、ロッド、ルアー、用品などあらゆる釣り物のフィッシングタックルを扱う総合ブランドとして、国内、海外に多くのファンを抱えている。ジャパンクオリティの品質の高いアイテムを日々開発、その過程で、世界初となるテクノロジーも数多く輩出している!