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【シーバス基礎講座2022】実は簡単で超楽しい!シーバスゲームの基礎知識をご紹介!

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シーバス特集

ソルトルアーゲームの中でも、安定した人気を誇る「シーバスゲーム」。

シーバスは全国各地で狙うことができ、通年で楽しめる釣り。堤防やサーフ、河川・河口、磯、など様々なエリアで狙うことができ、東京湾はシーバスの魚影の濃さは世界一と称されています。

また、シーズンや地域によってさまざまなメソッドがあるなど、ゲーム性の高さも魅力!

都心部の河川でも狙うことができ、ビギナーの方でも気軽のエントリーできるのも大きなポイント。

今回はそんなシーバスゲームを、より多くの方に楽しんでいただくために、エントリーしやすいショアからのシーバスゲームを中心とした内容を紹介していきたいと思います。

シーバスゲーム基礎講座

シーバスという魚について

シーバスという名前は俗称、一般的な正式名称は「スズキ」と呼ばれる魚です。

スズキは出世魚で、セイゴ(20cm-30cm)・フッコ/ハネ(40cm-60cm)・スズキ(60cm以上)などサイズで呼び名が変わります。

エサ釣りなどでも人気なターゲットではありますが、ルアーで狙う方は基本的にシーバスと呼んでいます。ネームのシーバスは、シー(海)のバス(ブラックバス)が由来。

シーバスゲームの季節

シーバスゲームは年中楽しむことができます。地域やエリアによって多少シーズンが異なりますが、一般的にバチパターンが始まる3月から6月頃と秋の9月から12月くらいまでの時期が特に面白い季節といえるでしょう。

狙いの時間帯

釣れる時間帯は一般的に「夜」。ただ、デイゲームでも釣れるポイントがあったり、地域によって時間帯も異なります。

釣れる時間帯が分からない場合は、そのエリア近くの釣具店や周りに居るシーバスアングラーに聞いてみるのも手段の1つ。

ヒットパターンのルアーなど、有力な情報が手に入るかもですよ。

ポイント選び

身近なフィールドで楽しむことができるのがシーバスゲームの魅力。

一般的に知られているのは、「河川/河口」、「磯」、「サーフ」、「漁港」、「海釣り公園」など! 海辺であればどこでも釣れるチャンスがありますよ。

河川/河口

サーフ

堤防&漁港

タックルセッティング

次はタックルセッティングについて解説。

ロッド&リール

ロッドはシーバスロッドを使用します。

初めての方なら9ftを基準に選ぶと良いでしょう。その長さを基準にしながら、通っているフィールドの規模や足場の高さ、使用するルアーなどでレングスとパワーを選びます。

使用するリールは2500~3000番クラスが基本。使用ロッドとのバランスを考慮してリールを選びましょう。分からない場合は、釣具店のスタッフに確認してみましょう。

ライン&ショックリーダー

メインラインはPEラインの1.2号や1.5号が基準。ルアーに直接結ぶのではなく、ショックリーダーを結びます。

ショックリーダーの号数はナイロンの5号(約20Lb)を使用。

直結してしまうとシーバスの歯に擦れたり、バイトの衝撃によってラインブレイクすることもあるので、ショックリーダーは必ずセットしましょう。

使用ルアーについて

続いては気になる使用ルアーについて。基本は「ミノープラグ」と「バイブレーション」を軸に、状況に応じてその場に合ったルアーを選びましょう。

ミノープラグ

まずは、ミノーの紹介から。

O.S.Pの「ASURA O.S.P RUDRA 130 SP SW」なぶら麒麟ヘッド(GLOW)

大きく分けてフローティングとシンキングの2タイプに分類されていて、他に潜行レンジやサイズによって色々バリエーションがあるという感じ。

フローティングは基本的にシーバスが上ずっている時に効果的。浮かせて巻くといったように、一定のレンジに沈めてから浮かすというアクションが有効。シンキングは狙いの深さまでルアーを沈めてから、通したいレンジをリトリーブ。シンキングとフローティングだけを使い分けるのも超エキサイティング。

バイブレーション

バイブレーションは扁平なボディをした飛距離を稼ぐことができるルアー。

エクスセンス サルベージ ソリッド【シマノ】

基本シンキングだけで、広いエリアをサーチする時に効果的。浅場から深場までまとめて狙うことができるので、とても出番の多いルアーとなります。

慣れてきたら色々なルアーにトライ!

「ミノープラグ」と「バイブレーション」を上手く扱えれるようになれば、他にも色々ルアーがあるので、状況に応じて試してみましょう!

リップレスミノー

名の通りリップの無いミノー。飛距離を稼ぐことができて泳ぎもミノーよりも控えめ。

速い動きを嫌っているスレたシーバスに対しても有効です。

ジャクソンの「スナッビー」

シンキングペンシル

こちらもリップが無い分、動きは控えめ。

主に春のバチパターンでは特に重宝するルアー。強い波動を嫌うナーバスなシーバスに効果的です。

DUOの「Bay RUF シーク85S/68S」

トップウォータープラグ

水面に浮かせてシーバスを誘うトップウォータープラグ。

シーバスが表層付近を意識している時や、ベイトの群れを追いかけてボイルしている時に有効です!大迫力のバイトの瞬間はルアーフィッシングの醍醐味!

DUOの「REALIS PENCIL 130 SW LIMITED」

ワーム

ハードルアー全てを嫌う超天才シーバスにはジグヘッド+ワームがオススメ。主にバチ抜けやデイゲームなどで活躍します!

プラグ系では出せないリアルな動きを演出するのにも最適。最終手段の釣りでもあるので、常にタックルボックスに忍ばせておくことをオススメします。

ダイワの「モアザン シーバスロデム ミニ」

シーバスゲームであると便利なアイテム

ヘッドライト

ナイトゲームや夕暮れに狙うことが多いシーバスゲームでは欠かすことができないのがヘッドライト。

プライヤー

シーバスの口は想像以上に固くて、手で外せないことも多々あります。また手で外すとシーバスが暴れてケガに繋がりますので、プライヤーは必ず持っておきましょう。

ランディングネット

シーバスが掛かれば大型が大半。ランディングネットは必需品です。

フィッシュグリップ

手で持つ場合もありますが、基本はフィッシュグリップで持つことをオススメします。

あると無いとじゃ大違いです。

以上、シーバスゲームの基礎について説明させていただきました。後はフィールドに向かって実釣のみですよ!